家系図で自分のルーツを知れる!家系図作成時の調べ方

家系図で自分のルーツを知れる!家系図作成時の調べ方

ご自身のルーツが気になったことはありませんか?

ルーツを可視化するのにもっとも有効な手段は、家系図を作ることです。歴史の資料などを見ていると、その人物の家系図がいくつも登場します。家系図は誰にでもあるものですが、自然に作られるわけではなく、知りたいと思えばご自身の意志で作成しなければなりません。

今回は、家系図を作成するために必要な調べ方をご紹介します。

こんな人におすすめ

自分自身の家系図を作ってみたい方

ご自分のルーツを知りたい方

家系図作成に必要な書類を知りたい方

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家系図は戸籍謄本・除籍謄本から調べる

家系図を作るのに最も簡単なのは、戸籍謄本と除籍謄本を取得する方法です。これらを利用すれば、だいたい5~7代までさかのぼれるとされ、江戸時代後期頃まで調べられることになります。

先祖が比較的大きな家であった場合には、別の方法でさかのぼることもできるので、まずは戸籍謄本や除籍謄本で調べてみましょう。

戸籍謄本・除籍謄本の調べ方

戸籍謄本や除籍謄本を調べる際の、手順や必要なもの、注意点などは下記の通りです。

取得の手順

① 自分の戸籍謄本を取り寄せる
② 両親のうち、辿りたいほうの戸籍謄本を取り寄せる
③ 取り寄せたほうの父親の戸籍謄本を取り寄せる
④ ③の繰り返し
※母親の家系をたどる場合、自分の戸籍→母の戸籍→母の父の戸籍→母の父の父の戸籍……となります。
※途中で戸籍を抜けている場合があれば、除籍謄本を利用します。

必要なもの

役所の窓口で請求する方法と、郵便で請求する方法があります。窓口の場合は本人確認ができれば良いので、郵送の場合を説明します。
・戸籍謄抄本請求書
請求先の役所ホームページから印刷できます。

・交付手数料(戸籍謄本450円、除籍謄本750円)
交付手数料に見合う金額の定額小為替を同封します。

・返信用封筒
返信先の住所や氏名を記入し、切手を貼っておきます。

・本人確認書類
免許証など顔が確認できるもののコピーします。

・請求者とのつながりを示す資料
請求する人物の直系であることを証明するための資料です。
例)祖父の戸籍謄本の場合、祖父と自分が記載されている父の戸籍謄本

取得の際の注意点

戸籍謄本は誰でも取得できるものではない

戸籍を請求して交付を受けることができるのは、戸籍に記載されている人、配偶者、直系尊属、直系卑属だけです。それ以外の場合は該当者の委任状が必要となります。

一か所の役所では完結しないこともある

ひとつの地域で代々生活している一族なら問題ありませんが、生活地域を変えている場合はその地域の役所だけでは全ての戸籍謄本を揃えることができません。そのため戸籍をたどる場合には、複数の役所で請求を行わなければいけないことが多いです。

遠方であれば出向くことは難しいため、郵便請求も活用しましょう。

手早く請求するために

作業の手間を省くには、ひとつの戸籍について可能な限りさかのぼってもらう方法があります。窓口で請求する場合には直接お願いしましょう。郵便で申請する場合には請求書の通信欄に記載しておけば大丈夫です。

他の役所に請求しなければいけない場合でも、筆頭者名(戸主の名前)と役所の場所を教えてもらえるようにしておけば、次にさかのぼるのが容易になります。

過去帳を利用する

戸籍謄本では江戸後期頃までさかのぼることができますが、それ以前となると調べるのが難しくなります。そのため、本家や菩提寺で管理されている過去帳(かこちょう)を調べます。

過去帳とは
過去帳は仏具のひとつで、故人の戒名や俗名、死亡年月日、享年などが記載されている帳簿です。寺院用と在家用の2種類があり、それぞれ材質や製本の仕方などが異なります。

在家用の過去帳は仏壇の引き出しの奥に保管されていることが多いです。自宅に仏壇や過去帳がない場合、両親の実家などを訪ねてみましょう。

在家用の過去帳が無ければ、菩提寺に連絡をとって寺院用の過去帳を見せてもらいましょう。現在は、個人情報保護の観点から不用意な閲覧が禁止されている場合もあるため、事前の連絡と身元の証明が必要です。

過去帳があれば、江戸中期以前までさかのぼれる可能性があります。しかし、先祖の身分や居住地域などによっては十分な情報を得られないこともあります。

家系図作成を依頼する

「時間がない」、「自分で行うのは難しそう」という方は、行政書士に家系調査を依頼する方法があります。家系調査だけではなく、家系図の作成を依頼することもできるため、きちんとした形で家系図を残すことができます。

行政書士に依頼する場合、1系統の家系調査の価格はおよそ3万円~7万円程度が相場です。2系統(父方、母方の両方)であれば5万円~710万円程度です。

家系図作成は筆耕や表装によっても変わりますが、「毛筆」+「上質な表装」の場合で15万円~40万円程度、「印字」+「簡易表装」の場合で5万円~12万円程度であることが多いです。

また、民間の代行サービスもありますが、高額な上に戸籍取得は行政書士が行うので、依頼するのであれば十分にサービス内容を確かめましょう。

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まとめ

家系図があれば、自分がどのようにして生まれてきたのかを知ることができる楽しさがあります。また、還暦や長寿のお祝いに喜ばれることもあります。

記事内で感じたささいな疑問は小さなお葬式にご相談ください。専門のスタッフが丁寧にご対応いたします。

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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