多摩地域の公共火葬場、南多摩斎場とは?特徴や料金、アクセスについて

多摩地域の公共火葬場、南多摩斎場とは?特徴や料金、アクセスについて

大都市の近郊都市では、いくつかの自治体が共同で公営の斎場を運営しているケースがあります。南多摩地域もそのひとつで、近隣5市で運営している斎場を持っています。

この記事では、八王子市にある南多摩地区の公営斎場「南多摩斎場」についてご紹介します。

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南多摩斎場の特徴

南多摩斎場は、南多摩地区の5市で組織された組合が運営する、火葬場が併設された公営斎場です。組織市住民の方であれば、比較的安価に葬儀から火葬まで行うことができます。

南多摩斎場を運営・管理するのは、多摩市・八王子市・町田市・稲城市・日野市の5市から組織された、南多摩斎場組合です。もともとは、日野市を除く4市で、昭和50年10月に設立され、翌月の11月に業務が開始されました。その後、昭和60年3月に日野市が加わり、現在の形となっています。

設立当初は火葬場だけでしたが、段階を追って火葬炉や待合室が増設され、平成8年には式場が作られました。さらに、平成21年に式場棟が増設され、霊安室から式場、火葬場までが完備された、大規模式場となりました。

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南多摩斎場の施設概要

施設は大きく、火葬棟、待合棟と式場棟が一緒になった2つに分かれています。駐車場は待合棟の前にある第1駐車場の他、道を挟んで第2、第3駐車場まで用意されています。

火葬棟

火葬炉は12基が稼働しており、午前9時から30分おきに火葬が行われています。霊安室には6体分の安置スペースもあるので、遺体を自宅に連れて帰れない場合には、病院等から直接搬送することができます。

待合棟・式場棟

式場棟には、規模の異なる3つの式場があり、入口がそれぞれ分かれています。式場は第一式場から順に、椅子席で104名、35名、80名の収容が可能になっています。すべての式場に、寺院関係者控え室と和室8畳の遺族控え室が完備されています。

第一式場と第二式場には祭壇が常設されています。また、ユニットシャワーも備え付けらえていて利用することができます。式場棟には更衣室も2部屋あるので、参列者に、式場に来てから着替えてもらうことも可能です。

待合室は、和室2室、洋室11室の計13室となっています。待合室の収容人数は40名です。湯茶のセットが用意されており、お酒やジュース類は売店で購入することができます。持ち込みも可能です。

この他、式場棟には授乳室とコインロッカー、待合棟にはタバコの自動販売機が設置されています。

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南多摩斎場の利用について

施設は決して新しいわけではありませんが、管理が行き届いていて清潔感があり、何より市民は安価で利用できるので、近隣の住民にひろく利用されています。

告別式の時間は午前10時から、火葬の時間は午前11時からと決められているので、時間を厳守して利用します。

南多摩斎場への交通アクセス

南多摩斎場は、八王子市にある南大沢物流センターの向かいにあります。最寄り駅は、京王相模原線「南大沢」駅となっていますが、そこからもタクシーで5分程度かかるので、歩くと少し距離があります。JR横浜線を利用する場合は、「相模原」駅からタクシーで15分ほどになります。

カーナビを設定して向かう場合は、斎場入口の交差点住所を入力して検索するとスムーズです。

駐車場は、約100台分の駐車スペースが用意されており、大型バスやマイクロバスと、一般車両とで分けられているので、参列者も利用しやすくなっています。

使用料・申込み等について

使用料は、組織市住民とそれ以外の方で大きく異なります。組織市住民の場合は、火葬、火葬の時の待合室使用、霊安室の使用1日分が無料となっています。組織市住民以外の方はそれぞれ所定の料金がかかります。

式場の利用は、組織市住民であれば、第一式場が14万円、第二・第三式場は5万円の使用料となっています。組織市住民以外は、それぞれ料金が倍になっています。

通夜の時の待合室利用に関しては、組織市民住民であってもなくても、1万円の使用料がかかります。

南多摩斎場の受付時間は、朝8時半から夜22時までとなっています。施設の使用申請については、使用当日に役所で交付を受けた死体埋火葬許可証と申請者の印鑑を持参し、別途手続きが必要です。

ちなみに組織市住民とは、亡くなられた方が、八王子・町田・多摩・稲城・日野の各市に住民登録があった方だった場合を指します。故人が胎児だった場合は、父または母の住民登録地が該当の市にあることが条件となっています。

宿泊時の注意点

通夜の日は、ご遺族控え室に宿泊することも可能ですが、寝具や料理などの用意はないので手配が必要です。これらに関しては、葬儀社と打ち合わせをして進めましょう。

売店で飲食物の購入ができたり、持ち込みも可能だったりするので、参列者の数などに合わせて、臨機応変に対応することができます。

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南多摩斎場は宗教・宗派の制限なく利用可能

南多摩斎場では、仏式や神式だけでなく、キリスト教式友人葬にも対応してもらえるので、組織市に在住している幅広い方に利用されています。利用にあたっては葬儀社の協力を仰ぎながら段取りを進めていきましょう。

南多摩斎場は、アクセス条件が良いというわけではありませんが、その分静かで広々とした環境の良い斎場となっており、式場から火葬場への移動もスムーズにできるので、自然に近いところでゆっくり故人とお別れをしたい方にお勧めです。

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公営斎場は、整った設備を安価で利用できる点が魅力です。火葬場が併設された斎場は、葬儀当日の参列者の負担を考えても利用しやすくなっています。

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まとめ

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監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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