正しいお悔やみの言葉を述べるための基礎知識と文例集|小さなお葬式のコラム

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作成日:2014.06.24  更新日:2014.06.24

正しいお悔やみの言葉を述べるための基礎知識と文例集

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正しいお悔やみの言葉を述べるための基礎知識と文例集

この記事は小さなお葬式が書いています

お悔やみの言葉は訃報の連絡を受けた時、通夜や葬儀の場などで使われるもので、
自分の弔意を示すために用いられます。

ただし、正しい知識を持っていなければ、故人の死を悼み、遺族をいたわる言葉のはずが、逆に失礼となってしまう可能性があります。

ここでは、きちんと弔意を示すために知っておきたい、お悔やみの言葉の注意点や文例についてご紹介します。

お悔やみの言葉は短く簡潔に

一般的にお悔やみの言葉は、短く簡潔にまとめることが大切とされています。
遺族は精神的にも時間的にも余裕がないため、長々としたお悔やみの言葉を煩わしく感じてしまうことがあるためです。

例としては、
・「お悔やみ申し上げます」

・「ご愁傷様です」

・「ご冥福をお祈りします」

・「哀悼の意を表します」

などが挙げられます。これらは全て弔意を簡潔に表している言葉で、文脈に合わせていずれかを選択して使用します。

お悔やみの言葉を述べる際に気をつけておきたい事

お悔やみの言葉を述べる際は、やってはいけない事や使ってはいけない言葉いくつかあるので、それらを以下にご紹介します。

■死因など詳しく尋ねない
傷心の遺族に対して、わざわざお悔やみの言葉と共に聞くことではありません 。
親しい人であれば、どうして亡くなったのか気になるかもしれませんが、親しい関係であれば後々知る機会があるはずです。
遺族の気持ちを考えて、お悔やみと同じタイミングで聞くのは控えましょう。

■忌み言葉を使わない
忌み言葉とは、その名の通り使うことが忌みはばかられる言葉を指します。
絶対に使ってはいけないとされている言葉です。
葬儀の忌み言葉として代表的なものには、重ね言葉があります。

たとえば、下記のようなものです。
・「重ね重ね」
・「たびたび」
・「いよいよ」
・「またまた」
・「ますます」

ひとつの言葉を2回重ねて使うものが重ね言葉に該当するものです。
他にも「再三」、「再び」、「なお」、「追って」のように、繰り返しや次を予感させるような言葉も含まれます。これらは不幸が繰り返すとして敬遠されています。

重ね言葉の他には、「死ぬ」、「死亡」、「生きる」、「生存」などの直接的な言葉も禁句です。

話の中で上記の言葉を使用する場合、
「死亡」であれば「ご逝去」、「生きている頃」であれば「お元気な頃」など、より柔らかな言葉に言い換えるようにしましょう。

■宗教・宗派によって相応しくない言葉
前述のように、お悔やみの言葉にはいくつか定型文がありますが、
なかには宗教・宗派によって使えないものもあります。
たとえば「冥福を祈る」という言葉ですが、冥福には死後の幸福という意味があります。
キリスト教の一部では死後に必ず天国へ行けるとされているため、
冥福を祈る必要性がありません。

また浄土真宗では、阿弥陀如来によって極楽浄土に導かれるため不要であり、
その教えに対する信心不足や迷いを表す言葉であるため不適切とまで言われます。
無用ないさかいを避けるために、他の言葉を選ぶほうが無難でしょう。

お悔やみの言葉文例集

一から自分でお悔やみの言葉を考えるのはなかなか大変なので、よく使われるお悔やみの言葉の文例をアレンジし、自分らしい言葉にして伝えるとよいでしょう。
そこで、状況に合わせたお悔やみの言葉の文例をいくつかご紹介したいと思います。

■訃報の連絡を受けた時
訃報の連絡を受けた時は、始めに「お辛い中、お知らせいただきありがとうございます」など感謝の言葉を含ませるのが望ましいでしょう。
また、これから伺ってもいいか、今後の日程はどうなっているかなどの確認も行う必要があります。

「お知らせいただきありがとうございます。ご訃報に接し、心より哀悼の意を表します」

「お辛い中、お電話いただきありがとうございます。ご迷惑でなければ、これからご自宅に伺ってもよろしいでしょうか」

「お電話いただきありがとうございます。突然のことで言葉も見つかりません。よろしければ生前お世話になっていた故人にお礼を述べたいのですが、今後の日程などはお決まりでしょうか」

■お葬式で受付をする時
声の調子や大きさを控えめにし、簡単に一言添えるだけで構いません。

「このたびはご愁傷様でした」

■お葬式の会場内で遺族に挨拶を行う時
通夜の会場では、遺族にお悔やみの言葉を述べることが多いです。前述の通り簡潔にまとめることを念頭におき、進行の妨げにならないようにしましょう。
葬儀の場合、基本的に会場内でお悔やみの言葉を述べることはありません。

「このたびは突然のことで、言葉もありません。心よりお悔やみ申し上げます」

「このたびはご愁傷様でした。ご遺族の皆様のお気持ちを思うと、言葉もありません。私にできることがあれば何でもおっしゃってください」

これらは通夜・葬儀の場合としていますが、弔問に駆けつけた際にも同様に利用することができます。

■キリスト教のお葬式の場合
キリスト教の場合、日本で一般的な仏教とは違って、人の死=神の元に召されるということになります。そのため、お悔やみの言葉も神への感謝や故人を懐かしむことに重点が置かれます。

「安らかなお眠りをお祈り申し上げます」

「突然の訃報に接し、哀悼の意を表します。安らかにご永眠されますよう、心よりお祈り申し上げます」

気遣いのある一言

お悔やみの言葉を述べる際、より丁寧かつ温かみのある言葉にしようとするなら、相手を気遣う言葉を付け足すといいでしょう。

たとえば、「お手伝いすることがあればお申し付けください」のように、何かあれば手伝うという意思を表明する言葉などもよいでしょう。

まとめ

最後にご紹介した文例は基本的なものであり、そのときどきの状況によって言葉は変わります。とはいえ、こういった言葉が使われているということを覚えておいた上で、故人や遺族を思いやればふさわしいお悔やみの言葉を作ることはそう難しくありません。

遺族に不快な思いをさせないため、今後もよい付き合いをしていくためにも、失礼とならない言葉を考えたうえで訪問しましょう。

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