「その日」を落ち着いて迎えるために準備していました。

母は若い頃こそ体が弱かったのですが、年老いてからは入院や大きな病気もしませんでした。しかし、周囲には70〜80代で亡くなった方もいらっしゃいましたし、「90歳の壁」なんて言葉も聞いていましたから、母との別れについては徐々に考えるようになっていましたね。
私は計画的に物事を進めたい性格なものですから、「その日」に落ち着いて対応できるようにと思い、まだ母が元気なうちに小さなお葬式の「早割」に申込みました。保険のような安心感がありましたし、少し割引があったのもうれしかったです。

迅速・丁寧な対応や選択肢の多さが決め手となりました。

「小さなお葬式」は、私の考え方にも時代にも合ったサービスでした。

父が他界したのは29年前。葬儀の対応は、主に母と私の2人で行いました。職場関係や友人など参列者がとても多く、自分たちも若くて知らないことが多かったので、とにかく忙しかったと記憶しています。そのときの経験から、見送る側が心のバランスを崩さないようにすることが大切だと思っていまして……お別れは安らかにありたいものですもんね。その点「小さなお葬式」は、家族だけで見送るプランがあったり、先ほども触れた「早割」があったりして、見送る側の遺族に優しいサービスだと思いました。
また、最近では「終活」という言葉がメディアにもよく出るようになり、「存命のうちに死ぬことを考えるのは失礼」という考え方が変わりつつありますよね。そういった時代のニーズもうまく汲み取っていると思います。

信頼できる担当者に支えられて、着実に葬儀の準備を進めました。

最期の母の姿は本当にきれいで、きっと一生忘れられません。

母は生前、お花が大好きでしたので、お花のオプションを希望しました。胡蝶蘭やカサブランカ、ユリなどのお花をたくさん用意して、母を飾ってくれたんです。私自身もお花が好きなので、ご用意いただいたものが上質であることはすぐにわかりました。また、母をきれいにお化粧してくれるだけでなく、首にずっと気に入っていたスカーフを巻いてくれたんです。
そんな母の最期の姿は、本当にきれいでしたよ。参列者の皆さんからも「とてもきれいだね」と言ってもらえて、母もうれしかったことでしょう。
ちなみに、このときに巻いたスカーフは、私が18年前の母の誕生日にプレゼントしたもの。葬儀後、タンスからこのスカーフをもらった日のことが書いてあるメモが出てきたんです。本当に喜んでくれていたことがわかって、心が温まりましたね。

最後の親孝行……見送る側も見送られる側も心安らかにありたい。

人はいつ亡くなるかわかりませんし、火葬場の事情もその時々で異なります。実際に、うちの菩提寺には住職がお一人しかおらず、その方にお願いできなくてもおかしくない状況だったんです。しかし、何とか火葬場のスケジュールと合わせられて、父のときと同じ住職に母のお経もあげてもらえました。
旅立たせるのは子どものつとめ……自分ではコントロールできないこともありますが、できる限りのことはしてあげたいものです。なにしろ、最後にできる親孝行ですからね。「小さなお葬式」は、そんな私の思いを親身なサービスで叶えてくれました。見送る側も見送られる側も、最期のときを心安らかに過ごせたと思います。穏やかなお別れを希望される方には「小さなお葬式」をおすすめしたいですね。