「いい写真を選ぶ余裕がなかった・・・」
人が亡くなった後、遺族は数々の手続きや手配を短期間に行わなければなりません。そんな状況の中で、遺影写真に使う写真を探して1枚を選び出すのは大変です。
その結果、あの写真で良かったのか、他にもっと故人らしい写真があったのではないか、と振り返る遺族は多いです。
そういった経験から、最近ではご自身で生前遺影を準備する方が増えています。
こんな人におすすめ
生前遺影を残したいとお考えの方
終活に興味がある方
生前遺影にかかる料金を知りたい方
生前に準備できることは多々あります。お墓を準備することはイメージしやすく、実際に準備している人も多いことでしょう。それに比べて、遺影写真を準備している人は少ないです。
2012年に経済産業省が発表している「安心と信頼のある『ライフエンディング・ステージ』の創出に向けた普及啓発に関する研究会報告書」によると、「遺影写真を撮影しておくこと」について「既に準備している」「現在準備中である」と回答したのは4.6%しかいません。
一方で、「準備すべきと感じるが、準備していない」と回答したのは46.8%にものぼりました。この調査結果からも、遺影写真の準備は後回しにする人が多く、遺影写真が必要になってしまったときには遺族が慌ただしい中で写真を探すケースが多いと想像できます。
生前遺影を準備するメリットは、2つあります。
1つ目は、葬儀の準備に追われる中でゆとりができることです。写真を探して、葬儀担当者に渡して、遺影加工についての打ち合わせをして・・という時間が短縮されるため、他の準備に充てられます。ひいては、家族に自分のことを偲ぶ時間の余裕を持ってもらうことができます。
2つ目は、自分自身で、自分が残したい姿を選べることです。火葬が終わり、納骨を済ませると、家族のもとに残るのは写真だけです。従来であれば、冒頭の方のように心残りになってしまうケースも少なくありません。生前に準備しておくことで、自分も家族も納得する写真を残すことができます。
生前遺影を準備するには、
・生前に遺影写真を撮影する(料金は15,000円~20,000円程度)
・写真から遺影写真の作成を依頼する(料金は6,000円~15,000円程度)
といった方法があります。額も従来の黒額だけでなく、柔らかくあたたかい印象のカラー額も取り扱っている場合が多くなってきました。遺影写真の用意の仕方についての記事もありますので参考にしてみてください。
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葬儀の喪主を選ぶとき、もっとも影響力を持つのは故人の遺言です。ホゥ。