心身ともに究極にリラックスできる写経とは

心身ともに究極にリラックスできる写経とは

仏教において、経を読めば功徳を積むことができ、書き写すことでさらに功徳があると言われています。そのため、写経(しゃきょう)は古くから徳を積むために行われてきました。もともとは、僧侶のための行為でしたが、最近では一般の方の間でも広まっており、密かなブームとなっています。多くの人に写経が広まったのには、どのような理由があるのでしょうか。

こんな人におすすめ

写経に興味がある方

写経の歴史を知りたい方

写経の効能について知りたい方

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写経とは…徳を積むための行為

写経とは、仏教の経文を書き写すことで、もともとは中国より持ち帰った経文を広めるために書き写していたと言われています。写経する文章にも種類があり、よく用いられるのは般若心経(はんにゃしんきょう)です。比較的短いことと、心穏やかに生きていくことを説かれていることから選ばれているようです。

般若心経を例とした写経のルール

・紙の右端を1行空け、経題を1行に収めるように書く。本文は次の行から書く。
・経文の本文は17文字で1行とする。
・本文が終わった次の行に「般若心経」と書く。これを奥題という。
・奥題のあとに1行空け、小さい字で日付を入れる。
・次の行に名前を書き、最後に「謹写」と入れる。


「字が下手だから」「仏教を信仰しているわけではないから」という理由で、写経を始めるのをためらう人もいます。しかし、字の上手い下手や、信仰心の有無によって、功徳や効能を左右されるようなものではないので、心配せず始めてみましょう。

写経にはまる理由。5つの目的や効能

1. 心を清められる

写経を行うことで、心を清めることができます。本来、写経は仏教での修行として行われてきたものです。経文を一文字書くたびに、一仏が現前するとも言われていて、書き進めるにつれて心が清らかになり、癒やされるとされます。この効能を得るには、一文字一文字心を込めて書く必要があり、すべてを書き終えるにはそれなりの時間がかかります。

2. 願望の成就祈願

写経本来の意味合いとは異なりますが、願望の成就というものも、写経の目的のひとつです。写経をするとき、日付と名前の間に「先祖供養」や「家内安全」などの願文を書くことができます。これは祈願としての写経を行う場合で、修養や書道としての写経であれば書く必要はありません。
ご自身の願いを込めながら写経することで、心をクリアにしながら成就への思いを高めることができ、意志や方針を固めるきっかけとしても有用です。

3. 自然治癒力が向上する

写経を行うとき、人は書き写すというひとつの行為に集中することになります。意識が集中されると、人間の臓器は活発に働くようになり、神経系統、特に大脳の動きは平時よりも大きく活発化します。その結果として、体のバランスが適度に保たれ、自然治癒力が向上するとも言われています。

4. 集中力・忍耐力が向上する

写経はスラスラと書くものではなく、一字一字を丁寧に書くように心がけます。しっかりとした字が書けるのであれば、時間がかかっても構わないものです。そのため写経を行うことで、集中力や忍耐力の向上が期待できます。

5. 字が上手くなる

写経は集中して一字一字を書くもので、常に文字の形をきっちり認識した上で書くことになります。字が上手くなるには、その文字の構成を理解することが大切で、集中して文字を書くことで、その文字の構成が理解できます。程度は人によりますが、写経で字が上手くなるのは間違いないといえます。

写経に必要なのは筆・墨・硯・写経用紙

写経は細かい字を書くため、細くてある程度の硬さがある筆が向いています。使い慣れているものがあればなお良いでしょう。

墨・硯

書道では墨汁を使うことが多いですが、写経では墨と硯を使う方が良いでしょう。墨汁は長時間置いておくと粘りが出るため、時間のかかる写経には不向きです。また、墨を磨ることで、精神を落ち着けることができます。

紙は罫線が入っていれば何でもいいですが、墨のにじまないものを選びます。専用の写経用紙があるので、利用すると良いでしょう。

必要な道具は、文具店で個別に用意するのもいいですが、仏具店などでは「写経セット」として売られていることもありますので、始めはこういったものを利用するのも良いでしょう。

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まとめ

写経はなかなか手を出しにくいイメージを持たれているかもしれませんが、実際に始めてしまえば、一心に書き写すという行為に魅力を感じ、継続する方が多くいらっしゃいます。

精神的にも肉体的にも良いことがある「写経」を、だまされたと思って一度試してみてはいかがでしょうか。

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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