家族葬で花を贈るには?花の種類や選び方をご紹介します
葬儀マナー[参列者]

作成日:2019年08月29日  更新日:2022年07月25日

家族葬で花を贈るには?花の種類や選び方をご紹介します

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家族葬で花を贈ろうと考えていても、どのように贈っていいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。また、家族葬は一般葬とは異なりますので、そもそも花を贈っていいのかわからないという方もいるでしょう。

家族葬の中には、遺族が香典やお花の受け取りを遠慮するケースもあります。受け取りを遠慮している場合、本当に花を贈ってはだめなのでしょうか。

葬儀の際の正しい花の知識を身につければ、遺族の方に迷惑をかけることなく素敵な葬儀にすることができます。そこでこの記事では、家族葬の花についてご紹介します。また、どのような花を贈ればいいのか、どのような種類があるのか、贈る際のマナーなども解説をしていきます。

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【もくじ】
家族葬に贈れる花の種類
贈られる花として定番なのは?
宗教別で贈る花の種類
贈る花の費用相場
花を贈る際のマナー
花を贈る際の注意点
花ではなくお花代を贈るのはあり?
家族葬で花をいただいた場合のお礼は?
まとめ

家族葬に贈れる花の種類

家族葬の葬儀の際に祭壇に飾ったり、故人に供えたり、花は葬儀には欠かすことのできないものです。家族葬の際に贈られる花には、用途によっていくつかの種類があります。以下では、家族葬に用いられる花について、その種類と使用用途をご説明します。

供花

故人を供養すると共に、祭壇に飾る花を供花(きょうか、くげ)といいます。供花は、故人と親しい方や遠方で葬儀に参列できない方が贈る花です。香典不要の葬儀の際に、香典代わりに供花が贈られることもあります。

供花にはスタンド花が通常の葬儀では用いられますが、家族葬の場合には、ボックスフラワーや盛り花といったフラワーアレンジメントが用いられることがあります。届いた供花には芳名名札(ほうめいなふだ)をつけるので、並べる順番には注意しましょう。

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献花

献花は、葬儀で霊前や神前にお焼香の代わりに供えられる花です。花の色にこれといった決まりはありませんが、白い花が用いられることが一般的です。献花はすべての宗教でおこなわれるわけではなく、キリスト教や無宗教の葬儀でおこなわれます。

献花には、お焼香と同じように故人を弔うという意味があります。一般的に参列者が一輪ずつ花を持って祭壇に向かい、遺影の前のテーブルや棺の中へお供えします。

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枕花

枕花は通夜・葬儀で故人の霊を慰めるために、故人の枕元に飾る花です。故人と親しい方や、故人とゆかりの深い方が花を用意します。

花の種類や色に決まりはありませんが、白を基調とした落ち着いた色合いの花が無難です。棘のある花や派手な色の花は敬遠されます。葬儀後の忌明けまで飾るので、ボックスフラワーや盛り花などのフラワーアレンジメントが一般的です。

故人のすぐそばに飾る花なので、通夜の前に届くように手配することが大切です。あまりにも早く届きすぎると、悪い印象を与えることがあります。

花輪

花輪は、通夜や葬儀の際に会場の周りを飾る花です。「花環」と書かれることもあります。

故人や喪主と親しい関係者やゆかりのある方が葬儀に参列できないときに、香典の代わりとして贈られる花です。故人と関係の深い企業が贈ることもあります。大きな花輪を贈る際には、飾れるかどうか事前に式場へ確認をとることが大切です。

贈られる花として定番なのは?

贈られる花として定番なのは、「百合」や「菊」「カーネーション」「ディルフィニウム」「カラー」といった白く淡い色の花です。定番の花以外にも、故人が生前に好きだった花を贈ることもあります。

遺族の了承があれば明るい色の花を贈ってもマナー違反にはなりませんが、了承がなければ派手な色の花は避けたほうが無難です。バラのような棘のある花や毒性のある鈴蘭の花、アサガオも贈る花としては避けましょう

宗教別で贈る花の種類

宗教によって、贈る花の種類は変わります。日本で一般的な葬儀の種類は仏式ですが、他の宗教の葬儀では形式や贈る花、意味合いが仏式の葬儀とは大きく異なるので注意が必要です。以下では、宗教別の葬儀で贈られる花の種類についてご説明します。

仏式の場合

仏式の葬儀では、菊や百合、カーネーションが好まれます。注意点として、派手な色の花は避けたほうが無難です。白を基調に、淡いピンク色などの落ち着いた色合いの花を選びましょう。

生花のほかに、近年ではプリザーブドフラワーのような造花を贈る場合もあります。生花なのか造花なのかは地域によって異なってきますので、事前に確認することが大切です。

キリスト教の場合

キリスト教式の葬儀は、礼拝という形式になります。キリスト教式の場合には、仏式で使用されるフラワースタンドは用いられません。贈る花もスプレー菊、小菊、百合といった小ぶりの花が選ばれます。花の色に関しても、白だけでなく、色のある花も用いられます。

花は教会ではなく、喪主の自宅へ贈るようにしましょう。キリスト教式の葬儀における花の意味は、故人の霊を慰めるためのものではなく、遺族を慰めるためのものだからです。仏式と異なり、芳名名札も不要です。

神道の場合

神道では本来榊が贈られていたのですが、近年では喪主が榊を供えて参列者が花を供えるという形式に変わっています。神道の葬儀で贈る花は、仏式の場合と基本的に同じです。百合や白い菊が使われるケースが多く、胡蝶蘭などの高い花が使われるケースはほとんどありません。
葬儀に際し花を贈りたい場合には、葬儀を執りおこなう神社などに電話をかけて、事前に花を贈っていいのか確認をとりましょう。

贈る花の費用相場

葬儀の際に贈る花の費用相場は、盛り花やフラワーボックスの場合には5,000~30,000円程度が一般的です。スタンドタイプの花を贈る場合の費用相場は7,000円~20,000円程度ですが、二基一対のスタンドタイプの場合には14,000円~40,000円が費用相場になります。
生花を贈るときには香典は基本的に必要とされていませんが、親族一同にて生花を贈る場合には香典を別に用意しましょう。生花と香典の両方とも用意した場合、香典の金額が生花よりも低くならないよう注意が必要です。

花を贈る際のマナー

葬儀の際、花を贈るのにもマナーがあります。例えば、訃報を聞いてすぐに花を贈ってしまうと、「亡くなることを予想して、亡くなる前から準備をしていた」と遺族に思われる可能性があり、遺族が悲しむ結果になります。贈る花の種類などが完璧であっても、送るタイミングが悪ければすべて台無しになってしまうので注意が必要です。

適切なタイミングに贈る

花を用意する適切なタイミングは、通夜の前です。当日の夜に必要になるものですから、午前中までに届くように調整しましょう。また、葬儀に贈る場合には、前日に届くように手配する必要があります。

葬儀後に花を贈る場合には、葬儀が執りおこなわれて一週間が経過してから贈ることが大切です。そのため、葬儀に参列できなかった方は、一週間が経過してから花を贈りましょう。

花を持参するときは、「持参してよいか」「持参するのに最適な時間帯はいつか」を遺族に事前に確認を取る必要があります。

宛先と札名を用意する

供花を贈る際には、宛先と札名が必要になります。宛名は、喪主の方宛です。もしも喪主の方の名前がわからなければ、本家の名前を書きます。家族葬で供花を贈る場合には、葬儀会社へ連絡して手配するのが一般的です。

札名は贈り主の名前を書きますが、札名は故人との関係を表すものです。そのため、札名の書き方については贈り主によって異なります。例えば、親族・孫・兄弟の連名で贈る場合には、「一同」をつけて贈ります。会社から贈る場合には、会社名ではなく会社の代表者の名前で贈るので注意が必要です。

花を贈る際の注意点

花を贈る際の注意点ですが、家族葬に招待されていない場合には、花は贈らないようにしましょう。花を贈られてしまうと喪家は香典返しをしなければならないため、喪家の負担になります。

家族葬では、喪家が花を辞退するケースもあります。このような場合にも花を贈らないようにしましょう。辞退しているかどうかわからない場合には、葬儀社や遺族に確認することが大切です。

花ではなくお花代を贈るのはあり?

お花代は、香典とは別に包みます。香典は遺族に渡すものであり、お花代は花屋や葬儀社に支払うものです。

一般葬の場合は、香典とは別にお花代を渡すことがあります。家族葬の場合には遺族が香典を辞退することがあり、香典の代わりとしてお花代を渡します。ただし、香典とお花代を遺族が辞退した場合には、渡すことは控えましょう。遺族の負担にならないように注意することが大切です。

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家族葬で花をいただいた場合のお礼は?

家族葬で花が贈られた場合には、返礼は不要といわれていない限り、遺族はお礼をする必要があります。一般的には忌明けとなる四十九日の後に香典返しをするのと同じように、いただいた相当額の3割から半分ほどの金額の品を贈り主に渡します。

お返しの品としては、お茶や海苔、専用のカタログギフトといった使い切ることができるものを選びましょう。また、香典返しと花のお返しの品は、それぞれを合算した金額の範囲内で選びましょう。「香典返し用の品」「花のお返し用の品」というように、品物を分ける必要もありません。

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まとめ

家族葬で花を贈る際の、花の種類や選び方についてご紹介しました。家族葬に用いられる花の種類は、供花や献花などの使用用途や葬儀の宗教によって異なります。また、花の贈り方のマナーを守ることが大切です。

家族葬では遺族が花を遠慮する場合があるので、遺族の気持ちを考えずに無理に花を渡すことは控えましょう。遺族が葬儀の主役であるため、花を贈る際にも遺族の思い出に残る葬儀になるように、配慮することが大切です。

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【※2021年における葬儀受注件数に関する調査(2022年2月 TPCマーケティングリサーチ調べ)】

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