緊急事態宣言に伴う葬儀のニーズ変化と感染拡大防止策に関するアンケート結果(2020年4月15日時点)
雑学

作成日:2020年04月14日  更新日:2020年09月01日

緊急事態宣言に伴う葬儀のニーズ変化と感染拡大防止策に関するアンケート結果(2020年4月15日時点)

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新型コロナウイルス感染が急速に拡大している中、2020年4月7日から東京都や大阪府など特定の都道府県に緊急事態宣言が発令され、愛知や北海道などでも独自の緊急宣言を出していましたが、2020年4月16日に、政府は全国へ緊急事態宣言を拡大することを正式に発表しました。これまでよりさらに「3つの密」を避けた行動を促し、消費者の行動範囲を制限する動きが広がっています。

その流れを受けて、人が多く集まる葬儀においても、葬儀規模の縮小やオンラインでの参列、ライブ配信サービスが始まるなどさまざまな対応が進んでいます。

そこで、今回「小さなお葬式」と提携している86社に、現在の葬儀におけるニーズの変化と葬儀現場での感染拡大防止策に関するアンケートを実施し、現場の声をまとめました。

【もくじ】
葬儀のニーズ変化と感染拡大防止に関するアンケート結果
 ┗ 葬儀を行われるお客様のニーズ変化について
 ┗ 葬儀社の対応について
 ┗ お客様へのご対応について
まとめ
よくある質問

葬儀のニーズ変化と感染拡大防止に関するアンケート結果

【アンケート概要】
調査実施期間 2020年4月6日(月)~2020年4月13日(月)
回答数 「小さなお葬式」と提携している葬儀社86社
調査方法 WEB上でアンケートを実施

葬儀を行われるお客様のニーズ変化について

アンケートの結果、9割の葬儀社が葬儀の規模や内容について変化があると回答しています(Q1-1)。葬儀形式については5割の葬儀社で直葬を行うケースが増えており、1日以上かかる葬儀を選ぶケースは減少しているという結果になりました(Q1-2)。新型コロナウイルスの感染を気にされるお客様も増えてきている(Q1-3)ということもあり、規模を縮小した葬儀のニーズが増えてきているということがうかがえます。

最近ではオンラインで葬儀に参列できるサービスを提供する葬儀社が出てきていますが、現時点ではオンラインで葬儀を行いたいというニーズの高まりはみられないようです。(Q1-4)。

Q1-1昨今の新型コロナウイルス感染拡大の状況下において、葬儀の規模や内容の変化はありますか?
Q1-2小規模な葬儀形式を選ぶお客様の割合は増えていますか?
Q1-3葬儀を行う上で、コロナウイルス感染を気にしているお客様の割合は増えていますか?
Q1-4葬儀の参列をオンラインで行うなど、ライブ中継のニーズは高まっていますか?

葬儀社の対応について

新型コロナウイルスに感染したご遺体の受け入れについては、すでに受け入れを開始している葬儀社は全体の8.2%と少ないものの、49.4%の葬儀社では受け入れ準備を進めていると回答しています(Q2-1)。

実際に受け入れを行っている、または進めている葬儀社について受け入れ時に実施していることとしては、防護服の着用や保健所・行政などとの連携を徹底している他、1日単位で受け入れ制限を行ったり火葬場への入場制限を行っているといった声もありました。また、ご遺族に対しては安置中の面会を禁止しているところや、場合によっては安置自体も禁止、基本的には病院から火葬場へそのまま移動させ、直葬を行う対応をとるという回答もありました(Q2-1-1)。

新型コロナウイルス感染の有無に関わらず、感染症対策を実施している葬儀社は約7割、その中で、寝台車や霊柩車などの搬送車両に遺族の乗車を制限するといった回答もあり、受け入れ側へも感染が広がらないような対策をとっているということがわかりました(Q2-2,Q2-2-1)。

Q2-1コロナウイルス感染者のご遺体の受け入れは行っていますか?
Q2-1-1受け入れ時の具体的な対応内容について

■その他の回答
・行政、病院、保健所と連携をとっている
・基本的に専門病院から火葬場への直葬のみの対応
・会館にて安置不可 など

Q2-2コロナウイルス感染の有無に関わらず、遺体搬送時の感染症対策は実施されていますか?
Q2-2-1遺体搬送時における感染症対策内容について

■その他の回答
・遺体保全や処置の専門家を呼んでの講習開催
・寝台車、霊柩車には、遺族を乗せないようにしている
・感染症の内容によって適切な処置と遺族への情報提供を実施する など

お客様へのご対応について

お客様と接するスタッフへの指導について、手洗いうがいやマスク着用、アルコール消毒などは約7割の葬儀社が義務化、約3割の葬儀社が推奨しており、お客様へのお声かけについても9割の葬儀社が義務化または推奨しているという結果でした(Q3-2)。

その他、館内の消毒や空気清浄の徹底、「3つの密」を避けるために席の間隔を空けたり会食を自粛していただくなどの提案を行っている他、お客様へ対応方針をまとめたリーフレットを配布したり、全てを考慮した上で後悔しないようにとアドバイスをするなど、感染拡大防止に努めつつも、お客様に対しての細やかな対応をしているという回答もありました。

Q3-1感染拡大防止のための除菌活動は行っていますか?
Q3-2お客様と接する際、どのような配慮をしていますか?

■その他お客様への配慮
・マスクをしていない方へのマスクの配布、エタノール液・ハンドソープ等の設置
・空気清浄機の設置及び定期的な施設内の消毒、車両の消毒
・考えられるすべての答えのマニュアルの準備やリーフレットの配布
・参列者数を制限し、式場内の座席間隔を大幅に空けて葬儀を実施
・出来るだけ式への参加を御遠慮頂き式の前後にお参りを進めている
・通夜振舞いなどの会食自粛のお願い
・お焼香の列の間隔を空ける
・寺院様には読経、法話中はマスク装着推奨
・全てを考慮して後悔をしないように送る事を第一に考えて下さい。と、アドバイスをしています。

まとめ

今回実施したアンケートは86社の葬儀社から回答をいただきました。
葬儀の規模はより小さく、少ない人数で行われることが多くなっており、新型コロナウイルスに感染したご遺体の受け入れについては、約半数の葬儀社が検討しているという結果になりました。ご遺体との面会については制限をかけている葬儀社が多く、最期の時間を十分に過ごせずに別れを告げないといけない状況になっています。また、葬儀社側でも感染拡大防止の対応を徹底しているのはもちろんのこと、ご遺族に寄り添った対応を心がけているという回答もありました。

小さなお葬式」でも、ご遺族様および参列者様の安全を考慮した、家族・親族だけで行う少人数の家族葬を推奨しております。全国4,000ヶ所以上の葬儀場と提携しており、新型コロナウイルスに感染し、お亡くなりになられた方の受け入れが可能な葬儀場を可能な限りお近くでご案内いたします。

最期に別れを告げられない状況になってしまうのは本当に悲しいことです。まずは一人ひとりが自覚を持ち、正しい情報を収集して感染拡大防止に努めることが大切です。

小さなお葬式の火葬式

よくある質問

Q:新型コロナウイルス感染によって亡くなった方の遺体は、24時間以内に火葬しなければいけないの?

A:通常、死亡後24時間以内に火葬を行うことはできませんが、新型コロナウイルス感染の疑いがある遺体に関しては、24時間以内に火葬ができるとされています。ただし、必須ではなく、十分な感染対策を実施していれば、ご遺族の意向に沿って通常の葬儀を行うことが可能です。

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第30条第3項
新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令第3条(PDFが開きます)


Q:遺族は最期に故人の顔も見れないって本当?

A:ガイドラインには、指定感染症で亡くなった場合、遺体からの感染を防ぐために、納体袋という特殊な袋で遺体を収容・密閉し、極力そのままの状態で火葬するよう努めるよう記載があります。

ご遺体との対面を禁じる文面は今のところありませんが、ガイドラインに沿って安置中の面会禁止や火葬場への入場制限を行っている葬儀社もあります。後悔のないお見送りをするためにも、葬儀社に事前に相談しておくことが大切です。

厚生省 新型コロナウイルスに関するQ&A


Q:感染者を受け入れてくれる葬儀社が見つからない

A:アンケート結果にもある通り、すでに受け入れを行っている葬儀社はまだまだ少ない状況です。お近くの葬儀社をあたっても見つからない場合、一度「小さなお葬式」にご相談ください(0120-173-113)。全国4,000ヶ所以上の葬儀場と提携しており、感染者の受け入れが可能な葬儀場を可能な限りお近くでご案内いたします。


Q:「3つの密」って何ですか?

A:感染を広げる原因になる「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集空間」「間近で会話や発声をする密接場面」という3つの条件のことを、「3つの密」といいます。この条件が重なると、集団感染のリスクが高まるとされており、厚生労働省も注意喚起を行っています。

「3つの密」ポスター『出典:首相官邸HPより』


葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。


最後に

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