もしもの時は「小さなお葬式」をと考えていました。
母は約20年間、介護施設に入所していました。入所後10年経って、脳出血で倒れることが3回続き、心の準備はしていたんです。
亡くなる1週間くらい前に急に食欲が失せ、もう先は長くないと医師から告げられました。「小さなお葬式」のことを知っていたので、電話をして詳しく聞くことにしたんです。
父が亡くなった時は、まさに右往左往で大変でした。
母より前に亡くなった父の葬儀は、参列者が200人という大規模なものでした。父には知人が多く、来てくださるのはもちろんありがたいことなのですが、自分はまったくの初対面。お礼やお返しも、香典に書いてもらっている住所などの情報を頼りに、お付き合いの程度などを誰かに聞いて確認しながら行って……その他にも、お通夜の食事の手配など、裏方の対応に苦労しました。
まさに「葬儀屋さんに言われるがままこなした」という感じで満足のいくお別れができなかったので、今回は「家族や近しい親戚30人くらいで、家族葬のような形を」と考えていました。
お坊さんとのこともお任せできるのもポイントでした。
母がいた介護施設と実家とは地理的に離れていて、すでにご近所さんとも疎遠になっていました。ですので、お通夜をしてお客様に来ていただく必要は少ないと考え、1日で葬儀ができる「小さな一日葬」にしました。
お坊さんとの連絡やお布施のことも「小さなお葬式」に対応してもらえたので、とても助かりましたね。
細やかな心遣いに感激しました。
母が亡くなった夜に、私と妻と、普段は遠方に住む弟との3人で葬祭場に泊まりました。妻が母にお化粧をほどこしてあげたりして、ゆっくりと一夜を過ごすことができたのでよかったです。
翌朝、スタッフの方がいつでも飲めるようにと、ポットに温かいコーヒーを用意してくださいました。とても自然で優しい心遣いに感激しました。
「これが、本来あるべきお葬式の姿」と思いました。
祭壇の母の遺影は美しく加工してくれましたし、生花も白のカサブランカをあしらって、シンプルで上品に仕上げてくれてとても満足しています。
それに、出棺の時には、サプライズでスタッフの方が歌ってくださって、感動しました。
お葬儀ってどうしても事務的なことに追われてしまうものですが、こんな風に心づくしのプログラムを考えてくれて……お別れの場って本来はこうあるべきだなと、感謝の気持ちでいっぱいでした。
※一部式場ではプラン料金以外に式場利用料等が発生します。
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