入退院を繰り返し、何度も転院……母を支えながら、少しずつ覚悟しました。
母はもともと、スイミングスクールに通ったり、料理教室に行ったりと、とてもアクティブな人でした。裁縫も得意で、私が子どもの頃はよく洋服を作ってくれたものです。
そんな母が、5年ほど前にガンを患いまして。入退院を繰り返すようになり、徐々に足腰も弱っていって、杖や車椅子が手放せない生活になりました。最後の2〜3年は、1人では歩けなかったほどです。2017年3月には容体が悪くなって救急搬送され、そのまま入院生活に。それから5回も転院を繰り返し、体力も心も目に見えて弱っていったんです。ついに病院の先生からも「死」を思わせる言葉を聞くようになり……やるせない気持ちを抱えつつも、さすがに少しずつ別れのことが頭をよぎるようになりましたね。
「金額の分かりやすさ」と「信頼できる対応」が決め手でした。
15年前、父が他界した際の葬儀は、とても大掛かりなものでした。そのときは葬儀に対する知識もなく、インターネットでの葬儀も普及していませんでしたから、病院に紹介されるがままに葬儀社を決めたんです。結果的に、家族は準備や弔問客の対応に追われ、落ち着かないままに父とお別れすることに。そのときに母が、「私のときは慎ましいものでいいから」と話していたので、今回は家族葬にしようと思いました。
母が息を引き取ってから数件の葬儀業者に問い合わせましたが、その中に「小さなお葬式」があったんです。金額が分かりやすいのも選んだ理由の1つですが、夜間の問い合わせにもかかわらず、オペレーターの方が迅速かつ丁寧に対応してくれたことがとても好印象で。こちらの意向を最優先した対応が一番の決め手になりましたね。
急な要望にも臨機応変に対応しながら進めてくれました。
「小さなお葬式」のオペレーターのアドバイスを参考にしてプランを決めると、問い合わせてから1時間ほどで、手配していただいたお迎えの車が来ました。病院と自宅が少し離れていたことを気にかけてくださったのでしょう、私たち家族の車まで手配してくださって、細やかな心配りがとてもうれしかったです。
その後は担当スタッフの方がてきぱきと対応してくれました。その間、私たち家族は今後のことを相談する時間を取れたので、とても感謝しています。
それから、急遽お花や香典返しが必要になる場面があったんですが、すぐに用意してもらえて助かりました。一般的に香典返しは50個単位などで注文することが多いようなのですが、「小さなお葬式」では1個単位で使用した分だけ買い取れて、その点もありがたかったです。
家族のお別れの時間を大切にしていただき、ゆっくり過ごすことができました。
火葬場の事情もあって、母の遺体を4日ほど葬儀場に安置させてもらったため、ゆっくりとお別れの時間を過ごすことができました。私たち親族が仕事などで離れざるを得ないときも、お線香の火を絶やさずにいてくれて……母を大切にしていただけて、感謝しています。
告別式も参列者は身内がほとんどで、人数も多くありませんでしたから、親戚同士で母の思い出話に花を咲かせることができました。そうやって、じっくりと母を偲ぶ時間をとれたのが本当によかったです。
葬儀に見栄はいらない。送る側の心がいちばん大切です。
母の遺影に使った写真は、少し前に行った北海道旅行のものです。父が「いつか北海道に行こう」と言ったまま先立ってしまったので、母にとって北海道は思い入れのある特別な場所でした。そんな場所で楽しい時間を過ごせたので、とてもいい笑顔で写っているんですよ。さらに、遺影用の背景には数種類のバリエーションがあり、私たちは明るい桜のものを選びました。きれいな桜に囲まれて、より母の笑顔が素敵になったと思います。
「小さなお葬式」を選んで改めて実感したのは、葬儀に見栄はいらないということ。何よりも大切なのは、送る側の気持ちです。「小さなお葬式」は、常に私たち家族の思いを大切にしつつ、サービスの内容やデメリットまでをわかりやすく教えてくれました。以前に嫌な思いをした、葬儀後のしつこい営業もなく、葬儀の後に必要なことをまとめてあるパンフレットを貰えたというのも好印象でしたね。「残される人に優しいサービス」で、本当に感謝しています。
※一部式場ではプラン料金以外に式場利用料等が発生します。
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