葬儀で用意するもりかごとは?贈り方や注意点を徹底解説

葬儀で用意するもりかごとは?贈り方や注意点を徹底解説

葬儀では祭壇に飾られる「もりかご」という供物があります。そもそも、もりかごとはどんなものを指すのでしょうか。また、誰が用意するのでしょうか。この記事では、葬儀で用意するもりかごとは何か、用意するのにかかる費用、用意する方法やタイミングなどについて詳しく解説します。

こんな人におすすめ

宗教別に葬儀でもりかごに入れる物を知りたい人

葬儀でもりかごを送りたい人

葬儀でもりかごを受け取り、その後の扱いを知りたい人

このままWEBで調べたい方小さなお葬式についてもっと知る
喪主が必ず読む本プレゼント!無料でお届けいたします。資料請求する
事前準備をすすめたい方喪主が必ず読む本プレゼント!無料でお届けいたします。資料請求する
小さなお葬式LINE公式アカウント

葬儀のもりかご(盛籠)とはどんなお供え物?

葬儀で用意するもりかご(盛籠)は、供花や香典と同じく、参列者が遺族に弔意を示すために贈るお供え物のひとつです。

一般的には、かごの中に、食品飲料線香ろうそくなどを入れて造花で飾ります。生花ではなく造花を用いる理由としては、かごの中の供物が主役となるためです。

宗教別!葬儀でもりかごに入れる物

もりかごに入れる物は、宗教によって異なります。マナー違反にならないように、特に入れるべきではない物について理解しておきましょう。

仏教のもりかご

仏教において、もりかごに入れる物は下記の通りです。

・果物
・和菓子
・缶詰
・線香
・ろうそく など

仏教における供物としては、殺生を連想させてしまうので肉類魚類避けたほうがいいでしょう。また、お酒もふさわしくないとされています。

神道のもりかご

神道において、もりかごに入れる物は下記の通りです。

・果物
・和菓子
・海産物
・お酒 など

神道は仏教とは異なり、殺生を避けるという考え方はないため、肉類や魚類をお供えしてもかまいません。ただし、祭壇に飾っておく物であることを考慮し、生物は避けましょう。お酒も神聖なものとしてお供えできますが、仏教で用いられる線香ろうそくはふさわしくありません。

キリスト教のもりかご

キリスト教では、もともとお供え物を飾る習慣がないので、もりかごはお供えしません。ただし、供花として生花をお供えすることはあります。ユリや白いカーネーションなどを選ぶのが一般的です。

もりかごを用意するのにかかる費用

もりかごを用意するのにかかる費用の目安は、15,000円~20,000円程度です。ただし、もりかごの中に入れる物によって費用が異なります。

お菓子や缶詰ならば5,000円~10,000円程度となり、お酒などが入る場合は10,000円~15,000円程度、果物や高級菓子などを入れる場合は20,000円程度になるでしょう。

葬儀でもりかごを用意する方法

実際に葬儀でもりかごを用意するには、どこに依頼すればいいのでしょうか。ここでは、葬儀社、仏具店や果物店、ネットショップに注文する方法について解説します。

葬儀社に確認して依頼をする

葬儀が行われる葬儀社にもりかごを依頼するのが、確実な方法です。葬儀日程、会場、宗教についても把握していますので、ふさわしい内容のもりかごを適切なタイミングで準備してもらえます。支払いは葬儀当日か、後日請求となりますので、事前に確認しておきましょう。

仏具店や果物店に依頼をする

線香やろうそくの入ったもりかごは、仏具店でも注文できます。また、果物や果物の缶詰のもりかごは、果物店が取り扱っています。どちらも専門店なので、中身にこだわりたい場合に重宝するでしょう。

注文は店舗に来店または電話にて行います。もりかごへの並べ方は、お店に任せれば見栄えよく入れてもらえるでしょう。

ネットショップを利用して配送する

ネットショップに注文して配送してもらうこともできます。もりかごに入れる物の種類や価格の自由度が高いのも特徴です。

しかし、注意しなければならないのが配送日時です。ネットショップの場合は、葬儀場に直接配送してもらうケースが一般的ですが、時間指定などをしっかりと行い、葬儀に間に合うように手配する必要があります。

葬儀でもりかごを贈るタイミングは?

もりかごは通夜から葬儀まで飾ることが一般的です。通夜当日の午前中に届いているのが理想的ですが、遅くてもお通夜が始まる2時間程度前までには届くように手配しましょう。

遅い時間になってもりかごが届いてしまうと、喪主が葬儀場に並べる順番を変更する必要が生じるため注意が必要です。

葬儀でもりかごを贈る際に注意すべきこと

葬儀でもりかごを贈る際には、注意すべきポイントがあります。マナーを守り、失礼にあたらないように贈りましょう。

お供え物のルールを確認しておく

宗教や宗派によって、お供え物のルールは異なります。そのため、宗教や宗派、葬儀の内容などについて、前もって担当の葬儀社に確認を取り、何を贈るかについて相談しましょう。

ルールを知らずに勝手に進めてしまうと、せっかくもりかごを贈っても遺族を困らせてしまうことにもなりかねません。

香典も用意しておく

お供え物やもりかごを贈る場合でも、香典は用意しておくのがマナーです。ただし、遺族が香典を辞退している場合もありますので、事前に確認しておきましょう。香典を辞退している場合には、持参しないのがマナーです。

辞退された場合は贈らない

喪主や遺族が、葬儀でのお供え物を辞退するケースがあります。辞退の申し出があった場合には、もりかごは贈らないほうがいいでしょう。

喪主や遺族がお供え物を辞退する場合は、葬儀案内にその旨が記載されています。その場合は、香典のみを持参しましょう。

葬儀でもりかごを受け取ったら?飾る期間や扱い

葬儀においてもりかごを受け取った場合の対応は、どのようにすればいいのでしょうか。飾る期間や中身をどうするか、お返しについても解説します。

もりかごを飾る期間

もりかごは葬儀が終わった後に自宅に持ち帰り、位牌や遺骨を安置する後祭壇や仏壇の近くに飾ることがあります。

その場合に飾る期間は、3日間~1週間程度が目安です。初七日が過ぎたら、中身を取り出します。もりかごの台などは葬儀社に処分してもらうことも可能です。

もりかごの中身の扱い

もりかごに入っていたものは、もりかごを下げる際に、いくつかに分けて親族に配るのが一般的です。特に果物は生鮮食品ですので、早めに配ったほうがよいでしょう。

身内だけではなく、地域によっては葬儀の手伝いをしてくれた人や参列者などにも配ります。

もりかごのお返し

もりかごをいただいた方へお礼状を書く際には、葬儀が終わった段階で早めに送りましょう。もりかごへの感謝を述べ、無事に葬儀を終えられたことも書き添えます。

なお、お礼状を送ると同時に、高額にならない程度の菓子折りなどを添えるケースもあります。あまり高額なものを送ってしまうと、かえって相手の気持ちに負担をかけてしまうので注意しましょう。

「喪主が必ず読む本」無料プレゼント中

「小さなお葬式」では、無料の資料をご請求いただいた方全員に「喪主が必ず読む本」をプレゼントいたします。

喪主を務めるのが初めてという方に役立つ情報が満載です。いざというときの事前準備にぜひご活用ください。

\こんな内容が丸わかり/
・病院から危篤の連絡がきたときの対応方法
・親族が亡くなったときにやるべきこと
・葬儀でのあいさつ文例など

喪主が必ず読む本

全員に「喪主が必ず読む本」プレゼント 無料資料請求はこちら

資料請求で葬儀が最大5万円割引

「小さなお葬式」では、お電話・WEBから資料請求をいただくことで、葬儀を割引価格で行うことができます。お客様に、安価ながらも満足できるお葬式を心を込めてお届けいたします。
小さなお葬式の家族葬小さなお葬式の家族葬
無料資料請求で割引を受ける

「小さなお葬式」で葬儀場・斎場をさがす

小さなお葬式は全国4,000ヶ所以上の葬儀場と提携しており、葬儀の規模や施設の設備などお近くの地域でご希望に応じた葬儀場をお選びいただけます。

まとめ

葬儀で用意するもりかごは、供花や香典と同じく、参列者が遺族に弔意を示すために贈るお供え物のひとつです。もりかごの中身に何がふさわしいかは、宗教・宗派によって異なります。事前に参列する葬儀がどの宗教・宗派であるかを把握したうえで、もりかごを選ぶことが大切です。

小さなお葬式では、葬儀に精通したコールスタッフが、24時間365日、通話無料でご連絡をお待ちしております。もりかごについて知りたい方や、葬儀についての疑問をお持ちの方は、ぜひ小さなお葬式へご相談ください。

またお亡くなり後の手続き・直近の葬儀にお悩みの方は 0120-215-618 へお電話ください。
お急ぎの方はこちら小さなお葬式小さなお葬式

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
「小さなお葬式のコラム」では、合計2000記事以上を管理。
運営会社についてはこちら

このままWEBで調べたい方
小さなお葬式についてもっと知る
このままWEBで調べたい方小さなお葬式についてもっと知る
事前準備をすすめたい方 喪主が必ず読む本プレゼント 資料請求する(無料)
事前準備をすすめたい方喪主が必ず読む本プレゼント!無料でお届けいたします。資料請求する
小さなお葬式LINE公式アカウント
小さなお葬式LINE公式アカウント

この記事をシェアする

  • twitter
  • facebook
  • line
基礎知識・マナーを徹底的に解説 葬儀・葬式の流れ