危篤状態の方へのお見舞いに行く際守るべきマナー

危篤状態の方へのお見舞いに行く際守るべきマナー

危篤状態の方へお見舞いをする際、どのようなことに配慮すれば良いのでしょうか。

生きている時の最後のお別れになるかもしれないですし、親しい人の死の間際、いわゆる危篤状態にはできれば立ち会いたいもの。しかし、危篤に立ち会う際には色々と気をつけなければならないこともあります。この記事では、危篤状態の方のお見舞いに行く際に知っておきたいマナーをご紹介します。

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こんな人におすすめ

危篤の知らせを受けた方

危篤の方のお見舞いに行く方

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危篤の知らせを受けたら…

危篤の知らせを受けた場合、何においてもまずは駆けつけることを考えましょう。「危篤」はいよいよ危ないというときに使う言葉で、何時亡くなるともわからない状態のことです。危篤の知らせを受けたら、詳しい病状などは聞かず、場所の確認だけに留めてすぐに向かうのが最善です。

また、例えば入院している高齢者、あるいは重病の患者の知り合いなどがいる場合、いつ危篤の知らせが入っても動けるよう、その可能性を意識しておくことも必要です。

お見舞いには何を持っていくべきか

お見舞いの品は持参するべきか気になるところですが、何も持っていく必要はありません。持っていくと、はばかられることになります。

危篤状態の場合、早く駆けつけることが大切です。そんなときに、お見舞いの品を用意していると時間を取られますし、前々から準備をしていたとも受け取れるため、印象が悪くなってしまいかねません。

どうしても何かしたい、ということであれば、お見舞金を渡すのが良いでしょう。会社関係・知人であれば3,000円、親しい友人であれば5,000円、親族であれば1万円程度が目安ですが、基本的には必要がありません。

かける言葉

危篤の知らせを受けていざ病室へと駆けつけたとき、どのような言葉をかければいいでしょうか。ご自身の親族であれば問題はありませんが、そうでない場合ではかける言葉に悩むでしょう。そこで、一般的に良いとされている言葉、注意すべき言葉についてご紹介します。

■良い言葉
「皆さんのお体もお大事に」
「何かできることがあれば連絡ください」

相手の事情を推し量り、手短に済ませることが大切です。
患者だけではなく、その親族を気遣うような言葉が好まれます。

■注意すべき言葉
「気落ちしないように」
「しっかり」
「頑張って」

一見温かい言葉に思われますが、危篤患者の親族は繊細な心境であるため、無責任な励ましは追い詰める言葉にとられることもあります。本人との対面を済ませたあとは、容態など詳しい話はしないで、すぐに失礼することが望ましいでしょう。長々と話をするのは迷惑になる可能性があります。色々と知りたいという気持ちを表に出すのは良いことではありません。

危篤状態になった際に行うこと

ここでは、連絡を受けたときに行っておくべきことを4つ紹介します。病院へのアクセスを調べておいたり、仕事先に報告をしたりと、やるべきことを知っておくことで、いざというときにすぐに行動できるでしょう。

病院の場所を把握

はじめにチェックしておきたいのは「病院の場所」です。本人がどこに入院をしているのか事前に聞いておきましょう。

場所だけではなく、アクセス方法を把握しておくことも大切です。スムーズに早く着くためにはどのような交通手段を用いればよいのか調べておきましょう。病院の場所やアクセス方法をあらかじめ確認しておけば、もしものときも、すぐに目的の場所に向かうことができます。

仕事先に休暇の手続きを行うこと

危篤状態の本人に会いにいったときに、どれほど病院に居続けるかは予想ができません。そのため、事前に仕事を休む手続きを行っておきましょう。

「突然のお休みをもらうのは会社が困るのではないか」と考える人もいますが、近しい人が危険な状態であることを伝えれば、会社側もすぐに対応してくれるケースが多いでしょう。

状況によっては泊まり込みになる可能性もあるので、「もしかしたら長期の休みをとるかもしれません」という旨を伝えておくとベターです。

泊まり込みの準備をすること

場合によっては、病院や近くのホテルに泊まることになる可能性もあります。病院に行く前に、あらかじめ泊まり込みの準備をしておくことが大切です。数日は泊まれるように、着替えや生活グッズなど最低限の準備をしておきましょう。とくに病院が遠い場所にある場合は、十分な準備をしておくと安心です。

ただし、一刻も早く本人に会いに行くべき状況ではあるので、準備に時間はかけすぎず、サッと終わらせるようにしましょう。

家族や親戚に連絡

家族や親戚に連絡をしていないと、なにかあったときにトラブルが起こる可能性もあります。病院に行く前に、なるべく連絡をしておきましょう。仮に、家族や親戚とは関わりのない相手であっても、「友人が危篤のため病院に向かいます」といったように一報を入れると安心です。

急な報せを受けたときは連絡を忘れがちになるので、緊急のときには誰に連絡を入れるべきか、普段から考えておくとよいでしょう。

危篤状態が長い期間になった場合にチェックしたいもの

予断を許さない状況になってからは、数時間で亡くなってしまうケースもあります。一方で、そのまま危険な状態が長く続くことも少なくありません。ここでは、危篤状態が長い期間続いた際にチェックしておきたい4つの項目を紹介します。

意識があるかどうか

はじめにチェックしておきたいことは、「本人に意識があるかどうか」です。意識があるときは、こちらからの呼びかけに返事をしたり、目を開いてこちらを見てくれたりといった相手からの反応があります。

意識があるからといって、危険な状態を抜け出したというわけではありませんが、意識があれば回復する可能性も出てくるでしょう。

有給がどれだけ残っているか

相手の状況を長く見守りたい場合は、有給のチェックも欠かしてはいけません。会社を休んで会いにいっている場合は、今後もしばらく会社を休めるかどうかを確認しておきましょう。

有給の日数に余裕があれば、落ち着いた気持ちで泊まり込むことが可能です。状況を伝えれば、会社側も柔軟に対応してくれることが多いでしょう。会社への配慮も忘れずに、事前にしっかりと連絡しておくことが大切です。

家族や親戚の連絡先

なにかあったときのために、相手の身内の連絡先を把握しておきましょう。本人からあなたに連絡することは難しいため、実際に状況を知っている方から連絡をもらうことになります。

1人だけではなく複数人の連絡先を知っていると、こちらからなにか連絡をしたいときもスムーズに用件を伝えることができるでしょう。

葬儀場の場所

もしものときのために、葬儀場の場所を確認しておきましょう。本人がまだ生きている間は、なかなか別れを意識することは難しいかもしれません。しかし、「亡くなるかもしれない」という覚悟はしておくべきでしょう。最悪のケースも考えて、近くにある葬儀場の場所やアクセスは、あらかじめチェックしておきます。

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まとめ

危篤状態のときに知っておきたいマナーや基本知識を紹介してきました。頻繁に遭遇するシチュエーションではないため、どう対応するのがベストか考えるのは難しいかもしれません。しかし、あらかじめ頭の中で準備をしておくと、トラブルを避けてスムーズに対応できる可能性が高まります。

また、辛いかもしれませんが、亡くなったあとの手続きや葬式についても事前に考えておきましょう。「小さなお葬式」では、葬儀に関する相談もお電話で承っています。24時間365日対応しておりますので、これからの手続きについて疑問がある方は、お気軽にご相談ください。

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監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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よくある質問

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  • 危篤状態の人を不用意な言葉で傷つけてしまった場合どうすればいいの?

  • 危篤状態から回復する可能性はあるの?

  • 身内が危篤状態で休むのは非常識なの?

  • 身内と疎遠だけど会いに行くべき?

  • 欠礼が許される場合は?

  • 危篤状態で延命すべき?

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