逝去後に行うエンゼルケアとは|小さなお葬式のコラム

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作成日:2017.10.19  更新日:2017.10.19

逝去後に行うエンゼルケアとは

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逝去後に行うエンゼルケアとは

この記事は小さなお葬式が書いています

長い闘病の末に家族が亡くなった場合などに、外見を少しでも美しくし、きれいな姿で送ってあげたいと考える人は多いはず。それに伴い、死後の処置は遺族の気持ちを反映する形で発展し、エンゼルケアとして一般的になりつつあります。

エンゼルケアにはどんな意味があり、実際にどんなことをするのでしょうか。この記事では、エンゼルケアの基本についてご紹介します。

エンゼルケアとは

人が亡くなった後に行う死後処置と、死化粧などをまとめて「エンゼルケア」と呼びます。病院で亡くなった場合は、看護師や病院が提携している業者が行ってくれます。料金は病院により様々で、無料から数万円かかる場合まで幅が広いです。

死亡後の処置について

ご遺体をきれいにする作業は、昔から行われてきました。かつては人が亡くなったら、遺体を沐浴させる湯灌(ゆかん)が親族の手によって行われていました。

しかし、病院で最期を迎えることが多くなった今では、看護師によって、身体をアルコールに浸した脱脂綿で拭く清拭(せいしき)がなされるのが通常で、湯灌は行わないことが多くなっています。湯灌を希望する場合には、葬儀社など専門の業者に依頼することになり、費用は10万円前後必要となります。ご遺体を清めた後は、以前は納棺師が、ひげを剃ったり化粧をしたりしてきれいにしていました.。

エンゼルケアですること

海外では、死後処置についてマニュアル化されている国もありますが、現在の日本においては法整備がされているわけではありません。病院の方針や生前の患者の意思、ご家族の希望や宗教的な慣習などを考慮して処置が行われます。それゆえ、エンゼルケアの内容は、病院により多少差がありますが一般的には、

●医療器具を外した後の手当
●治療でできた傷の手当
●身体の清拭
●鼻・口・耳への脱脂綿詰め
●着替え
●死化粧


などが行われます。

エンゼルケアの意味

医療機関で行われるエンゼルケアには、大きく2つの意味があります。ひとつは、感染症予防、もうひとつは、闘病や死によって変化したご遺体の外観をきれいに整えることで、どちらも大切なことなのです。

衛生面の理由がひとつ

亡くなった人に施す死後処理は、遺族や搬送業者、葬儀社担当者などの安全管理上、重要なものです。臨終直後のご遺体からは、感染症のリスクもあるため、死後処置は専門知識を持った人の手で、適切に行われる必要があります。

よって、エンゼルケアの中でも医療器具の処理や衛生面に関する処置は、看護師や専門業者にお任せするようにしましょう。

故人の尊厳と遺族ケアのため

エンゼルケアには、感染予防対策だけでなく、故人を尊んで見送る準備の意味もあります。人生の最後の姿を美しく整えることは、故人の人格や尊厳を守ると同時に、遺される方の心のケアにも繋がるのです。

長い闘病の末に亡くなると、元気だった頃からは容貌が大きく変化していることも多く、そうした姿は家族には深い悲しみを与えます。元気なときとかけ離れた姿だと、遺族はなかなか死を受け入れることができないとも言われています。事件や事故で遺体が損傷してしまっていればなおさらです。

エンゼルケアで、その人らしく美しい外見に整えてあげることで、家族は「きちんと最後のケアをしてあげられた。きれいな姿で見送ってあげられた」という納得感や満足感を得ることができます。それが、大切な家族の死を受け入れ、悲しみから立ち直るプロセスになるのです。

エンゼルケアの流れについて

エンゼルケアは、医師による死亡確認が済み、人工呼吸器などの医療機器が外された後で行います。病院では臨終後、家族が故人と過ごす時間を少し設けてくれ、その間にエンゼルケアの準備をしてくれます。遺族は看護師などの指示にしたがいながら、遺体のケアをしてあげましょう。

看護師や遺族の手で行うエンゼルケア

病院でのエンゼルケアは、看護師が行うのが一般的です。病院によっては、死後処置のみを看護師が行い、着替えや化粧は病院の提携業者が行うこともあります。看取りを行っている介護施設などでは、介護士が行うこともあるようです。

病院では、遺族を病室から退出させて看護師だけで行う場合もあれば、遺族ケアの観点から、家族と看護師が一緒にエンゼルケアを施すケースもあります。

基本的に、処置に必要な器具、用具などは病院で用意されています。家族が一緒に行う場合も、感染予防のマスクや手袋、ガウンなどは貸してもらえることが多いです。希望する衣服や髪飾り、かつらなどを着用させてもらえる場合は、遺族側で準備しましょう。

最後はお化粧で自然な表情に

まずは看護師が口腔ケア、全身の清拭などを行ってくれます。処置が終わったら、着替えをさせ、外見を整えていきます。髪をとかし、爪を切り、男性はひげを剃ります。化粧の前には乳液などで保湿をして、お肌を整える場合もあります。

化粧はどんな感じが良いのか、家族や化粧をしてくれる人と相談して進めるのが良いでしょう。生前の好みのメイクや、元気だった頃の顔の感じに近付けてあげてください。男性でも顔色が悪い場合には化粧を施すと、自然な表情でお別れすることができるでしょう。

全てを整えたら、最後に胸の上で手を組ませて合掌させ、顔に白布をかけ、身体をシーツで覆って、エンゼルケアは終了です。

まとめ

大切な家族をきれいな姿で見送ってあげることは、それぞれが現実を受け入れ、前に進んでいくために、重要なことであると言えます。後悔を残さないためにも、故人に敬意を込め、最後まできちんとケアをしてあげるようにしましょう。

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