弔問時に線香をあげる際の手順と弔問マナー|小さなお葬式のコラム

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作成日:2015.02.12  更新日:2017.09.08

弔問時に線香をあげる際の手順と弔問マナー

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弔問時に線香をあげる際の手順と弔問マナー

この記事は小さなお葬式が書いています

通夜前や葬儀後の弔問の際には、故人を偲んで線香をあげます。このとき気になるのは、線香のあげ方は宗派によって異なるのではないか、何本あげるべきかなど、作法に関する事です。また、服装や挨拶、持ち物など、弔問の際のマナーも気になりますよね。
この記事では、線香の作法や弔問時の注意点など、線香をあげる際のマナーについてご紹介します。

線香をあげる意味

線香をあげるのは、故人を供養するためだといわれています。仏教経典のひとつである「倶舎論(くしゃろん)」には、「死後の人間が食べるのは匂いだけで、善行を積み重ねた死者は良い香りを食べる」とあります。このことから、線香は故人への供物としての役割があります。

また、倶舎論には悪行を重ねたものは悪臭しか食べないとも書かれているため、線香の香りによって悪霊を遠ざけるという意味もあります。

線香のあげ方と手順

弔問で遺族宅に訪れたら、まず挨拶をし、そのあと線香をあげさせてもらいます。地域によって異なることもありますが、概ね次の通りです。

①仏壇の前に座り、一礼
弔問で線香をあげる場合、遺影に一礼する前に遺族に一礼します。

②線香をもち、ロウソクで火をつける
ロウソクに火がついていればそのまま使い、ついていなければ自分でロウソクに火をつけます。直接線香に火をつけないようにしましょう。線香の本数は宗派によっても異なります。

③左手で線香をあおぎ、火を消す
線香に火をつけ、煙が出ていることを確認できたら、左手であおいで火を消します。この際、口で吹き消さないように気をつけましょう。口は悪業を積みやすいとされていて、吹き消すことはタブーとなっています。

④線香を立てる(寝かす場合も)
火を消した線香を香炉に立てます。線香を立てるか寝かすかは、宗派によっても異なります。

⑤合掌し、最後に再度一礼
遺影と遺族に対し再度一礼します。

宗派による線香の作法の違い

故人の信仰していた宗派に合わせたほうがより丁寧なので、できれば覚えておきましょう。

宗派による線香マナー比較表

このような違いがありますが、弔問の際には故人が信仰していた宗派がわからないということもあります。その場合は、ご自身が普段行っている作法で構いません。前項でご紹介した基本を覚えておけば、無作法になることはありません。

弔問のマナー

故人宅に連絡をとり、了解を得てから弔問します。弔問時には、服装や挨拶、持ち物などいくつか気をつけるべきことがあります。

服装

一般的に、焼香をあげるために弔問する場合は、喪服などを着る必要はなく、派手な服装やラフすぎる服装でない限りは普段着で大丈夫です。Tシャツにジーンズといった格好は控え、落ち着いた色合いの服装を選びましょう。

男性の場合はスーツまたはスラックスにジャケット、女性の場合はアンサンブルスーツなどが一般的です。アクセサリーなどの光り物は、結婚指輪以外は避けましょう。

挨拶

弔問時の挨拶は、長くなりすぎないようにしましょう。遺族の負担を考えて、できるだけ手短にすることを心がけます。遺族との関係性にもよりますが、2~3分程度が妥当です。これを念頭に置き、挨拶では「この度はご愁傷様です」などのお悔やみの言葉を述べ、その後に故人との関係や生前お世話になったことなどをお話しします。

帰る際に「お困りのことがあればなんでもお申し付けください」など、一言かけるとより丁寧です。

持ち物

手土産などは特に必要ありません。しかし、故人の供養のためにも供物を持参するのもいいでしょう。用意するものは、お菓子・果物・花などが一般的です。このほか、故人が生前好きだったものがわかっている場合には、それをお供えするのもいいでしょう。

また、通夜や葬儀に参列できない場合には、香典も持参することになります。葬儀後に弔問する場合、香典の表書きは四十九日前であれば御霊前、四十九日以降は御仏前となります。
香典の表書きについての記事がありますので参考にしてみてください。

正しい作法を覚えておきましょう

今回ご紹介したように、線香をあげる際には正しい作法があり、また宗派によって異なる部分もあります。線香を吹き消してはいけないなど宗教的なタブーもあるため、注意が必要です。線香の作法も、弔問時のマナーも、いざというとき失礼とならないように、この機会にしっかりと覚えておくと良いでしょう。

この記事は「小さなお葬式」が書いています

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