心を癒すことに集中できる、居心地の良さが特徴

当式場は「自宅のリビングにいるかのような居心地の良さ」をコンセプトに、ほっとする和やかな空間づくりを心がけています。たとえば、落ち着く色調の壁紙、歩きやすく足腰に負担が少ない床材にするなど、一見すると気づかないような細かい部分にこだわっているんです。アットホームな雰囲気を大切にしているのは、故人様への想いや感謝を伝えるお葬式にしていただきたいから。お葬式は非日常の儀式のため、気を張ったまま過ごされる方が多いのですが、なるべくご自身の心を癒す時間にしていただきたいと思っています。

笑顔で送り出せるお別れもあれば、突然のことで受け入れられないお別れもあります。ただ、どのお葬式にも共通しているのは、参列される皆様が故人様を想い、きちんと悲しむことができれば、心が癒やされ、悔いが残らないということ。そのため、当式場はご遺族が心穏やかに過ごせることが第一だと考え、落ち着いた気持ちで故人様を見送っていただくための環境づくりを意識しています。

家族の一員のような存在のスタッフでありたい

当式場のもう一つの魅力は、「働くスタッフ」だと思っています。人と接すること、人の役に立つことが好きなスタッフばかり。「こんなことお願いしてもいいのかしら」と遠慮されるお客様が少なくありませんが、言葉だけではなく、視線や行動をよく見て、察することを意識しています。お通夜から葬儀まで数日ですが、お客様の中にはスタッフを家族のように信頼してくださり、時には「あなたはもう私にとって孫だから」とおっしゃってくださる方もいらっしゃいます。こうして生まれたご縁は大切にしたいと思っています。そのため、私たちは葬儀後のお気持ちの変化にも寄り添います。お困りごとがないか、お電話を差し上げることもございます。

喪失感から立ち直るには、3年はかかるとも言われています。大切な方を共に見送らせていただいた者として、ふと寂しくなったとき、心が塞ぎ込んでしまったときなどに頼れる存在でありたい。一期一会ではなく、一生の付き合いができれば本望です。

故人様らしさを感じる「お別れ式」も増えている

最近の傾向として、お葬式の参列者は20人くらいの規模が多いですが、100人を超えるケースもあります。また、お寺に頼まず、司会を立てたお別れ式を希望される方がとても増えています。

印象に残っているのは、ワインをテーマにお送りしたお別れ式です。赤ワインが大好きだった故人様ということで、棺の前に丸いテーブル置いて、皆様でワインを片手に想い出を語り合うというものでした。最後は、コットンフラワーにワインを浸して棺に納めました。「こんな風に送られて幸せだね」と皆様が笑顔になる素敵なお別れ式でした。お別れ式には、決まった形式がありません。そのため、故人様の人生に想いを馳せ、ご遺族と同じ立場でお話を聴くことで、オンリーワンの葬儀をつくり上げるお手伝いができるように心がけています。格式や伝統、華やかさよりも、故人様と真心で向き合い、温もりを感じるお葬式を重視されている方は、ぜひ当式場をご利用いただきたいと思います。