築約50年の古民家を自宅葬のような気兼ねのない空間へ

「きずな会館」は、家族葬を中心としたご葬儀に対応した式場です。古民家を改装したこの会館には、床の間や縁側、小さいながら日本庭園を模した庭があり、昔ながらのご自宅葬のように気兼ねなくお過ごしいただける空間です。特徴は、最初にご提示する価格がすべてであることです。ご葬儀を終えるまで、追加のご予算の心配をすることなくお過ごしいただけるよう、シンプルな料金体系を整えさせていただきました。

また、形式化された手順を優先しすぎることで、大切なお別れの時間が慌ただしくならないように、ご遺族さまが納得されるご葬儀はどのようなものかを最初にお聞きしています。宿泊用の部屋もございますが、式場の中で過ごしたいといったご要望が多く、柔軟に対応させていただいています。

形式化された葬儀より、お気持ちを優先したご葬儀に

最初から大切にしている思いは、ご予算が厳しい方にも安心してご葬儀を行っていただくことです。会場の改修を一度に行わず、メモリアルDVDなどのご提案や会館の宣伝も控えているのは、ご葬儀費用が高くならないようにと考えて出した結論です。ご葬儀の本質は、故人さまのご遺志やご家族さまのお見送りの気持ちを大切にすることです。ひとえに「お客様のための葬儀」を支える式場であるために、形式や手順より、お気持ちを優先した流れに重点を置いています。

当会館は、ご家族さまだけのお見送りが中心ですので、みなさまが素直な気持ちで過ごすことができるよう、私たちスタッフはあくまで脇役として最善を尽くします。時には、葬儀以外の手続きなどに関するご相談をいただくこともあります。ご不安を抱えたままのお見送りはお辛いでしょうから、私たちでお答えできる範囲でご相談に乗ることもございます。

親しい方々が思い出を語り合える、心ある式場づくり

そもそも通夜と葬儀が二日間に分けられた理由は、平日の葬儀に参列できないご会葬者さまのためでした。ご家族さまだけでお見送りをする場合、その必要性が高くないということで、当会館では一日葬や直葬にも対応しております。当会館は、徒歩でもお車でも便利なアクセスの良い地にあり、モノレール北方駅からは徒歩約7分、お車なら小倉南ICもしくは小倉北ICをご利用いただけます。顕教寺様を目印にお進みいただきますと、寺院様のすぐ左手に当会館がございます。

ご親族が集まれる機会が少なくなっている時代でもありますから、古民家の広間のような雰囲気の当会館で、故人さまのエピソードや思い出を語り合ってお過ごしいただけたら何よりです。お別れの時間を少しゆっくり持つことで、お気持ちが落ち着かれる方もいらっしゃるようです。私どもは、ご家族や親しい間柄の皆さまだけで静かにお見送りをなさりたい方、またご予算でお悩みの方が安心できるご葬儀のために、これからもお客さまに寄り添って参りたいと思います。