女性目線でつくった＂葬儀場らしくない＂式場

セルディア館の最大の特徴は、＂葬儀場らしくない式場＂であることです。従来の葬儀場は、靴の音がカツンカツンと冷たく響いたり、殺風景だったり、どこか寂しいイメージがあったと思います。しかし当式場は、白を基調にした明るい空間づくりを心がけました。一度お越しいただければ、きっと葬儀場の印象が変わるはずです。

また、女性目線のおもてなしに努めている点も、お客様から高く評価されています。式場の2階はご家族様が宿泊できるようになっているのですが、そこにはシャワーや洗面所を完備するのはもちろん、スキンケア用品などアメニティーも用意しております。葬儀にあたり、動揺していたりバタバタしていたりすると、なかなか自分の身支度まで気が行き届かないこともあるでしょう。そんなときも不便を感じないよう、できる限りの準備をしています。

気軽に相談できる親しみやすい雰囲気づくりを意識

葬儀をお手伝いするにあたって私たちが大切にしているのは、親しみやすい雰囲気づくりです。葬儀の仕事を長年やっていて常々不思議に感じているのは、「どうして同業者のみなさんは、そんなにも事務的なの？」ということです。私は、この仕事は接客業だと考えています。もちろん大きな声で笑う必要はないけれど、ご家族様が親しみや安心を感じられるような微笑みは意識するべきだと思います。葬儀場のスタッフが怖い顔をしていたら、ただでさえ不安なご家族様が、ますます相談しにくくなるかもしれません。そのようなことにならないよう、当式場のスタッフには柔らかい雰囲気をキープできるよう教育しています。

ご家族様の様子を見ながら、ご負担にならない範囲でなるべくお声がけするようにもしています。故人様のお人柄やご家族様の葬儀に対する希望は、何気ないコミュニケーションから汲み取れるものだと思っております。

常識や慣習にとらわれず、ご家族様が真に望む葬儀を

当式場は第三京浜道路の隣にあり、近隣の方はもちろん、少し遠いエリアのご家族様にもご利用いただいています。みなさんに共通するのは、「温かな葬儀にしたい」という想いでしょうか。

以前、ご結婚の直前で亡くなった男性の葬儀をお手伝いしたことがありました。その打ち合わせの際、奥様が「結婚式を挙げられなかった」と悔やんおられました。その様子を見て、私は葬儀中に結婚式をやることを提案いたしました。ピアノを弾き、キャンドルを灯し......最後は会場が大拍手に包まれ、私の提案は、常識的ではないかもしれません。でも、奥様から「あの葬儀のおかげで生きていける」とお手紙をいただけました。

今後も、ご家族様が前を向くための力になれるのなら、常識や慣習にとらわれずにサポートしたいと考えています。一般的な葬儀を考えられている方はもちろん、特別なご要望がある方や、無宗教式をご希望の方にも、ぜひご相談いただきたいです。