福祉の専門家の意見を取り入れた完全バリアフリー対応の葬儀場

セレモニーpeaceシオンは、2022年8月に建設された葬儀場です。この地域はご高齢の方やお体が不自由な方が多く、「利用しやすい地域密着型の会場にしていくためには？」ということを考え、一から設計しました。

大きな特徴として、福祉の専門家の意見を反映させた完全バリアフリー対応の式場ということです。トイレの手すりの位置や式場から祭壇への段差をなくすなど、プロの目線からこだわり抜いた設計となっております。また、移動の負担を軽減できるように各部屋の導線設計や食事スペースなども配慮しており、できる限り故人様のお近くで過ごせるように設計しています。

私自身の祖母の葬儀をした際に、ご高齢で葬儀の参列自体を諦める方や参列をされてお困りの様子を見て「こんな式場だったらいいな」と思い、利用者側の目線とプロの目線からこの式場ができました。小さな式場だからこそ、『ご家族様が何も気にすることなく、車いすでも簡単に移動ができる、そして安心して過ごせる式場』という想いがございます。

心が温かくなる、おうちにいるかのように感じるサービスの提供

当式場は、亡くされたご家族様のお気持ちに寄り添うことを一番に、ご葬儀を提供させていただいております。葬儀のご準備から当日にかけて、どうしても辛いお気持ちや悲しいお気持ちがあると思います。式場に来られた際に“なんだかお家にいるような気持ち”になっていただけるように、会場の色味から私たちのサービスまで細部にこだわっております。

葬儀に関わるスタッフも、福祉に関わる仕事をしている者、音楽に関りがある者だったりと多分野に精通しているスタッフばかりです。葬儀のスタッフという観点だけでなく、福祉の目線、音楽やヒーリングの目線からなど色々な視点からお客様のサポートとサービスに力を入れることができるので、SIONらしい心温かなサービスを実現しています。

なによりも、私自身の祖母の葬儀を経験した際に「残された家族としてこうしたかった、こうだったら......」と感じたことを反映させたサービスを提供しており、ご家族様にとことん寄り添う心温かいご葬儀をおこなうことができます。

地域の日常の中に溶け込む、繋がりを大切にした葬儀社であるために

私たちはご葬儀後もしっかりとコミュニケーションを取るように意識しています。例えば、「以前葬儀をあげたからまた相談しよう」「あのスタッフさん話しやすかったな、また会いに行こう」など、ご家族様のその後の人生にも寄り添っていける存在でありたいと考えています。小さな会館なので、ご利用いただいたお客様やお近くにお住まいの方の日常に寄り添うこと、会社としてではなく人として繋がる“身内”かのように接していただけるようになりたいと思っています。

ご家族様によってご葬儀に対する想いは様々です。私たちはお客様の想いを引き出していけるように、またお金の面のご相談も気軽にできるような雰囲気作りと無理な提案はしないということを徹底しています。金銭的に大きなご葬儀が難しい方や、ご家族の中にご高齢の方が多い場合、ご葬儀に対して不安がある方はぜひご相談いただけると嬉しいです。