想送庵カノン
- / 東京都・葛飾区
完全個室で故人との時間をゆったりと過ごせる滞在施設

今回、「想送庵カノン」をインタビューさせていただきました。葛飾区立石にある、故人様とご遺族のための滞在施設で、お客様に対するスタッフの想い(どういった気持ちで日々取り組まれているのか)や最近のお葬式のご利用傾向など、実際に葬儀をご検討の方が気になることについて現場のリアルな声を聞かせてもらいました。


面会時間の制限がなく、故人と同じ部屋での会食も可能
「想送庵カノン」は、ご遺族の「ずっと一緒にいたい」という気持ちに寄り添える環境を整えた、故人様とご遺族のための滞在施設です。午前9時から午後9時までの面会時間の中でゆったりとお過ごしいただくことができ、ご希望があれば宿泊も可能です。滞在日数の制限も設けていないので、中には3泊、4泊されるご遺族もいらっしゃいます。
最近は、コロナ禍で病院や介護施設での面会が叶わなかったというご遺族も多いので、時間を気にせず、心ゆくまで最期の時間を過ごしていただきたいです。
また、ご安置だけでなく当館でご葬儀をすることも可能です。当館では控え室等は設けず、ご葬儀前日から故人様と同じ部屋をご提供しております。ご葬儀での会食時も、故人様のそばでお過ごしいただけます。ご希望があればビュッフェ形式のお食事もご提供できます。


喪失経験のあるスタッフだからこその きめ細やかな心配り
私は以前、故人様の旅立ちの準備をする湯灌師として働いていました。たくさんのご葬儀、そしてご遺族と関わるごとに、「本当にご遺族が望むお別れの形とは何か」を考えるようになりました。当館でのご安置時に面会時間の制限を設けていないのも、ご葬儀時に故人様と同じ部屋で会食ができるのも「片時も離れたくない」というご遺族の思いを仕事を通して感じてきたからです。
また、時には一人で涙を流したいという方もいらっしゃいます。ご用意させていただく個室以外に、エレベーター前のホールにもソファーを設置していますし、気持ちを落ち着けていただくために別室にご案内することもあります。
当館のスタッフの全てが、パートナーや子ども、兄弟など、過去に大切な人を亡くした喪失を経験しています。遺された側の悲しみを知っているからこそ、ご遺族のご要望に深く寄り添えると考えています。

形式的なお見送りではなく、一人一人の希望やこだわりを叶えたい

葬儀社や介護施設からの紹介でご連絡をいただくことも多く、東京は葛飾区近郊だけでなく目黒区や中央区など他方面から、遠方ですと静岡からのご利用もあり、「ここで過ごすことができてよかった」という声をいただいています。
最近では家族葬が主流になり、「一緒に過ごす空間や祭壇の飾り方にこだわりたい」という方が多いです。当館では、全個室に高さを変えられる可動棚が設置されているので、従来の形式的な祭壇装飾に留まらず、故人様との思い出の品を飾るなどのご要望に柔軟に対応できます。また、社内には有名花材店での勤務経験を持つスタッフもいるので、供花のデザインや花材の品質についても安心してお任せいただけます。「今まで通りの形式的なお見送りの方法ではなく、最期の時間をゆっくり過ごししたい」そんな思いをお持ちの方にご利用いただければ嬉しいです。
インタビュアーからの感想

(小さなお葬式 取材担当)
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想送庵カノン
- 住所
- 〒1240012 東京都葛飾区立石8-41-8
- 駅からの距離
- 青砥駅から 徒歩約10分
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通話料無料
「故人との面会時間が10分」などの制限を設けている葬儀社もある中、「想送庵カノン」では、時間を気にせず個室でゆっくりと手厚いお見送りができます。17ある個室には、それぞれ基調とするカラーやデザインがあり、ご遺族の方々の好みに合う部屋を選ぶことができるのも嬉しいポイント。
今回お話を伺った運営会社のスタッフの方の言葉からは、従来の「葬儀」のイメージを一新するようなサービス内容とともに、「ご遺族の気持ちに寄り添いたい」という真心が伝わってきました。
2020/09/01