東典礼ホール
- / 東京都・町田市
陽光降り注ぐ開放的な斎場で、笑顔のお別れをお手伝いします

今回、「東典礼ホール」をインタビューさせていただきました。火葬場のすぐ隣にある開放的で明るい雰囲気の式場で、お客様に対するスタッフの想い(どういった気持ちで日々取り組まれているのか)や最近のお葬式のご利用傾向など、実際に葬儀をご検討の方が気になることについて現場のリアルな声を聞かせてもらいました。


明るく「また会いましょう」とお別れできる開放的な空間
2002年に自社斎場を建て替え、自然光が降り注ぐ明るい会場にリニューアルしました。エントランスは天井が高く、開放的になっています。内装にはオレンジやベージュ、白などの暖色系の色調を使っていて“斎場っぽさ”がなく、映画の撮影にもたびたび使われるほどです。そんな明るい雰囲気にこだわったのは、「生まれ変わったらまた会いましょう」と、笑顔でお別れできる場所にしたいという想いがあったからです。
立地は、南多摩火葬場まで徒歩2分ほどで、移動が楽で渋滞の心配もありません。式場は、200人、100人、50人収容の3会場があり、それぞれに会食室、シャワー付き親族室、霊安室などを備えています。故人様をお預かりする場合は、できるだけ冷蔵室ではないお部屋に安置し、面会しやすいようにしています。


宗教や慣習にこだわらず、ご家族のニーズに応えていきたい
葬儀のご経験があまりないご家族様は、葬儀で何ができるのか、そもそもどんなことを検討すればいいかもわからないものです。そのため私たちは、お話をじっくり聞き、丁寧に説明することを大切にしています。そうやって不安を取り除きながら、細やかにニーズにお応えしたいと考えています。
例えば、あるお店の社長様が亡くなったとき。従業員の方がいつも連れてきていた愛犬が、社長様が亡くなったことを理解できず、忠犬ハチ公のようにお店の前で帰りを待っていたそうです。そこで飼い主の従業員の方から、「ぜひ社長に会わせたい」と相談を受けました。しかし、宗教的にも慣習的にも、斎場はペット禁止。しかし何とかできないものかと考え、式をやっていない、他のご家族様がいない時間に、ゲージに入れて連れてきていただきました。愛犬はのどの奥からゴロゴロと音を鳴らしながら、故人様のお顔を何度も見ていましたね。

火葬場隣接の斎場で、心労がたまる前に笑顔でお別れを

当式場のすぐ近くにある公営の南多摩斎場(火葬場)は混み合っていることが多く、10日間ほど待たされるケースも珍しくありません。そうして火葬までの時間が長くなると、ご家族様は弔問客の対応に追われるなど落ち着かない期間が続き、心労がたまることになります。
そこで私たちがご提案しているのが、火葬炉が混みあわない午前中に当斎場で家族葬を行い、火葬も済ませるというものです。火葬場に隣接する当斎場で家族葬を行うからこそ叶うプランです。もちろん、早いお別れには寂しさもあるでしょう。しかし、ご家族様が疲れきってしまう前に笑顔でお見送りできる、故人様のことだけを考えて過ごせるというメリットもあります。
最近では家族葬のニーズが高まり、当式場でも6割ほどのご家族様が選択されるようになりました。このエリアで家族葬をご検討の方々には、ぜひこういう方法があることを知っていただきたいですね。
インタビュアーからの感想

(小さなお葬式 取材担当)
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東典礼ホール
- 住所
- 〒1940215 東京都町田市小山ケ丘1-11-14
- 駅からの距離
- 多摩境駅から 車で約4分
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通話料無料
同斎場では、毎月フラワーアレンジメント教室を開催しているそうです。開始から12年、登録会員140人。社長様が顔を出すと、「あそこのお墓どうかしら?」など、よろず相談を受けることも多いそうです。そうやって地域の方が抵抗なく斎場を訪れる関係性ができているのは、本当に素敵だと思いました。
それから、預かり安置の面会者が多いことも特徴です。「理由はわからない」とのことでしたが、面会室で涙しても、廊下に出ると窓から降り注ぐ温かな陽光に包まれる斎場だから、“明日も会いに来よう”と思えるのではないかと想像しています。
2019/11/01