自宅のリビングのように気を遣わず過ごせる空間

当式場は、東急目黒線不動前駅から10分、目黒駅からも徒歩圏内の場所にあります。さらに火葬場までは車で約5分と、非常に便利な立地です。式場はコンパクトなつくりで、10名ほどが参列する小規模な葬儀にお使いいただけます。広めのリビングのような空間になので、ご家族様やごく親しい方が自宅に集まり、気を遣わずに故人様を見送るような葬儀を行えます。

また最近は、火葬式の前に1時間ほどお別れの時間を過ごすためにお使いいただくこともございます。東京23区内では、新型コロナウイルスの影響で、火葬のみの式が選ばれるケースが増えています。ただ、火葬式はお別れの時間がどうしても短くなってしまうものです。そこで、皆様に納得のいくお別れを提供できるよう、火葬場に向かう前に当式場で故人様とゆっくりお過ごしいただけるようにしています。

故人様への想いを汲み取り、形にするのが私たちの仕事

当式場のスタッフが大切にしているのが、ご家族様の“想い”を汲み取ることです。例えば、長い人生のなかですれ違い、親子の関係が悪くなってしまった方もいらっしゃるでしょう。そんな場合、喪主様は最初のうち「あんな親なんてどうでもいい、葬儀はできるだけ安く済ませたい」などとおっしゃることもあります。しかし、やはりほとんどの方が最期のお別れの際には目頭を熱くされるものです。すべてを許すことはできなくても、幼い頃の楽しかった記憶、自分を産んでくれた感謝がこみ上げてくるのではないかと思います。

このように、どんな境遇にある方でも、故人様に対する何らかの“想い”があるはずです。私たちの仕事は、その想いにきちんと気づき、故人様に伝えられるようサポートすることです。打ち合わせをはじめ、葬儀までの間にできるだけご家族様とコミュニケーションを重ね、“想いが形になる葬儀”をつくれるよう努めたいと考えています。

葬儀が多様化する今、生前からの準備を積極的にお手伝い

当式場のご利用者様の多くは、近隣にお住まいの方々です。式場がある商店街の方の葬儀も数多くお手伝いしてきました。この商店街に並ぶ建物の多くは、構造上故人様を運ぶのが難しく......そこで当式場を“家”のようにご利用いただいています。入浴を済ませてから式場に泊まったり、必要なものがあれば気軽に取りに帰ったりと、まさに自宅の延長線といった感じでご利用いただいております。

また、近年力を入れてお手伝いしているのが、生前に葬儀の準備をしたいと望まれる方です。現代は葬儀のあり方が多様化し、業者もサービスも選択肢は豊富になっています。さまざまな形が考えられるからこそ、自分の最期を自身で選び、その意志をご家族様に共有しておくことは、皆様が満足できる葬儀にするうえで重要だと思うのです。葬儀について考えてみようと思ったら、ぜひ私たちにご相談ください。一人でも多くの方が理想の葬儀を叶えられるよう、そして私たちがその力になれるよう願っています。