父との急な別れ。積み立てをしていた大手葬儀会社に葬儀を依頼するものと思っていました。
父は5月には家族で花見をしていたほど元気だったのですが、その後、急に体調が悪くなりました。検査の結果、肝臓がんであることが発覚しました。亡くなる前日は、ひ孫や看護師さんと共にスーパーへ買い物に行くなどしていたのに、次の日には容態が急変、帰らぬ人となりました。病気発覚から亡くなるまで4か月ほどで、とにかくあっという間に逝ってしまったというのが本当のところです。
家族は大々的な葬儀を望んでおらず、家族や親族だけで見送ることになりました。父は生前、大手葬儀会社の互助会で積み立てをしていました。当然、葬儀もそこでお願いするものと思っていたのです。
大手葬儀会社の対応に疑問が……親族会議に発展
父の遺体を大手葬儀会社の会場に運んでいただきました。ところが、その後の担当者の態度が、お世辞にもよいとは言い難いものでした。
私たちにプランを見せ、「30万円なら祭壇だけです」などとまくし立てて決めていくという、冷淡な対応だったのです。亡くなった父への敬意を感じられない物言いでした。葬儀にかかる費用は不明瞭で、積み立てた金額では足りなかったほか、花などの持ち込み不可といったことをはじめ、多くの規制もありました。
これには親族一同「ちょっとおかしい」と疑問を持ち、親族会議に発展しました。親族からは「よその方がいいのでは」という意見ばかりが出ます。ただ私は喪主という立場で、今さら会場を変え、すでに安置されている父を移動させてもよいものなのか迷っていました。
すると私の娘がスマートフォンで検索して「小さなお葬式」を見つけ、「こちらがいいんじゃないか」とすぐに確認の電話をしたのです。「小さなお葬式」の担当の方から、その場で「まだ変更できます。ご担当者様と交渉しましょうか?」という旨のお返事をいただきました。
大手葬儀会社から「小さなお葬式」の葬儀会場へ変更
再度の話し合いを経て、「小さなお葬式」にお世話になることに決めました。葬儀にかかる費用や、疑問に対する回答はすべて「小さなお葬式」のウェブサイトに記載されていたのも決め手になりました。
父は「小さなお葬式」が提携する会館へ運んでいただきました。会館の方の対応はあたたかく、遺族のことを考えていただいていると感じましたね。
あと、会館の方の好意で、祭壇に飾る花は妻の知り合いの花屋さんにお願いすることができました。良心的なお値段なのに、祭壇がぐっと華やかになったんですよ。
こんなに自由にさせていただけるなんて……親戚も感謝していました
通夜を行わず葬儀だけの予定でしたが、会館の方に「葬儀までこの部屋は自由に使っていただいて大丈夫ですよ」と言っていただき、父と過ごす時間を多く取ることができました。
驚かれるかもしれませんが、父のそばで鍋をしたんですよ。安置されている父と共に、親族一同で思い出話をしながら鍋をつつくなんて、ほかの場所ではできなかったと思います。
当初は喪主としてどうすべきか悩みましたが、無事に葬儀が済み、結果的に「小さなお葬式」にお願いしたことには大変満足しています。遠方から来てくれた親族も、「よかった」と言っていました。何よりも、私たちの望むことをできる限り叶えてくれるという、皆さんのお心遣いがうれしかったです。
知り合いに一連の出来事を話すと驚かれます
私は知り合いに、この一連の出来事についてよく話すのですが、皆「そんなことがあるなんて」「今の積み立てを見直すべきかもしれない」と驚きます。葬儀とは、何をどう行えばいいのか、相場がいくらかなど、私たちにはわからないことがたくさんある世界だと実感しますね。
我が家の事情を細やかに汲んでくれた「小さなお葬式」は、これからの時代に合っていると思います。私自身のときも、状況が許せば、ぜひ「小さなお葬式」でお願いしたいと思います。
※一部式場ではプラン料金以外に式場利用料等が発生します。
小さな一日葬をご利用されたお客様インタビュー
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