比較検討するといいながら、最初の電話ですぐに「小さなお葬式」に依頼することにしました。その理由は、担当者の方の対応が丁寧で的確だったから。当時の私は記憶が曖昧になるくらい気が動転していて、実は金額のことまでとても頭が回らなかったんですね。そんな状況で「小さなお葬式」の方がいろいろと教えてくださって、すごく助かったんです。父が連絡していた葬儀社に搬送された母を、「小さなお葬式」に迎えに行ってもらいました。
プランは一日葬にしました。選んだ決め手は、告別式があること。もともとは家族だけで葬儀をするつもりだったんですが、近所の方たちも参列してくださるということだったので、告別式だけはやろうと思ったんです。父の体調などを考慮して通夜はやらないにしても、できるだけ多くの方に参列していただこうということで。
葬儀場は、予想以上に広くてきれいでした。正直なところ、もっとこじんまりとしているのかなと思っていたんですが、大満足でしたね。母の交友関係が思ったより広くて、当日は近所の方が続々と参列してくださったので、式場が広くて助かりましたよ。
実は、参列者が予想以上の数だったことで、トラブルも起きたんです。用意していた香典返しが足りなくなってしまったんですね。しかし、スタッフの方に相談したらすぐに追加を用意してくれて、ホッとしましたね。

「小さなお葬式」には、葬儀だけでなく、お坊さんに仏壇、位牌などもお願いしました。お坊さんはとてもいい方で、仏壇などの宗派ごとの決まりについて質問すると、わかりやすく丁寧に教えてくださいましたよ。初盆はスケジュール的に厳しかったので、同じお坊さんには依頼できなかったのですが、四十九日には来てくれることになってうれしかったです。
私たち家族は「小さなお葬式」が何者かも知らない状態で依頼しましたが、電話対応や葬儀をサポートしてくれたスタッフの方々がきちんとフォローしてくれたので、式の最中も終わってからも、不安に思うようなことはありませんでした。こちらの気が動転していることを察して、親身に寄り添ってくれましたから。
もちろん不満はありませんよ。悲しみの中にいたこともあって“特にこの対応がすごかった”という部分を具体的に思い出すわけではないんですが、質問にはきちんと答えてくれるし、対応は常に迅速で臨機応変でしたから。葬儀後のアフターフォローもよくやってくれましたしね。
これからも「小さなお葬式」には今のままの対応を続けていってほしいと思います。そして、私のように突然の別れに戸惑っている方を、しっかりとサポートしてあげてくださいね。