長年苦しんでいた母、最期は眠るように穏やかに逝きました。
母は4年ほど前から体調を崩し、父とともに施設に入っていました。ここ数年は認知症の症状が出ていて、私が休みの合間を縫って訪ねても、だんだんと反応が薄くなっているような状況で……。とはいえ、まずまずの健康状態で過ごしてはいたので、こんなに早く別れの日が来るとは夢にも思っていませんでした。
施設の方によると、亡くなったその日、母は朝起きたときはいつも通りの反応で、朝食の時間に声をかけに行くと、既に冷たくなっていたそうです。私はたまたま仕事が休みだったのですぐ駆けつけることができたんですが、母の顔はまさに眠っているように穏やか。ここ数年苦しんでいる様子を見ていたので、「最期は苦しまずにいけたのだな」と少し安心する気持ちでしたね。
葬儀のことは何もわからず、一から調べて「小さなお葬式」を発見。インターネットからでも安心してお願いできました。
母が亡くなってからは、バタバタでしたね。施設からは早く出ないといけなかったのですが、いかんせん予想外の別れだったので、葬儀の準備は何もしていませんでした。しかも、父は病気がちで、兄は海外在住。次男の私が葬儀全般を取り仕切ることとなり、急遽インターネットで検索して「小さなお葬式」を知りました。
インターネット上での出会いでしたが、NHKで紹介されたということで安心感がありましたし、普段からインターネットを使って調べものをしているので特に不安はなかったですよ。電話で連絡を取り合う流れになっていたので、そのやりとりで信頼できるかどうか見極めようと思っていましたしね。
実際に電話してみて、スタッフの方の対応はとてもよかったです。私は少なからず動揺していましたし、さらに何もわからない中でしたが、こちらの言いたいことを汲み取って的確に説明してくれたと感じています。私の仕事柄、“接客”には目がいきやすいのですが、よく教育されているなという印象でした。
また、私の住まいの周辺に「小さなお葬式」と提携している葬儀会場が多かったことも決め手のひとつです。大勢の人が来るようなことになっても、少人数で行うことになっても、相応の場所があるだろうという安心感がありました。
我が家の事情に合ったアットホームな葬儀に。四十九日や仏壇も「小さなお葬式」にお願いしました。
母は77歳で専業主婦、これくらいの年齢になると、どうしても友人関係は希薄になっていました。海外在住の兄もすぐに来られるような状況ではなかったため、親族も私の家族と叔母、従姉妹くらい。そこで親族で話し合い、このあたりの主要駅に近い、小さな葬儀場で一日葬を行うことにしました。
葬儀はアットホームな雰囲気のとてもいいものになりました。来てくれた叔母が、「供花をすべて棺桶に入れられるなんてなかなかない」と言っていましたね。
昭和1桁生まれで遠慮なく物申す性格の父も、葬儀には文句を言っていなかったので、よかったと感じたのではないかと思います。母と一緒に過ごす時間も十分にとれたようで、私に「代わりにいろいろやってくれてありがとう」という言葉をかけてくれました。
その後、「小さなお葬式」で仏壇や位牌を購入し、四十九日の際のお坊さんも手配してもらいました。仏壇は父がサイズの小さいものを希望していましたし、設置を予定していた場所も広くはなかったのですが、ぴったり収まる大きさのものを購入できて満足しています。お坊さんもこれまで特にお付き合いのある方はいなかったので、手配していただけて助かりましたね。また、いずれの費用も妥当だったと感じています。 四十九日には海外在住の兄も帰ってきて、家族で大切な時間を過ごせました。
「小さなお葬式」は葬儀の経験があまりない世代に適していると思います。
実際に「小さなお葬式」を利用してみて、伝統ある分野において“不透明な葬儀費用を適正価格に見直す”という企業の理念が貫かれているな、という印象を受けました。価格も、それからもちろん説明もわかりやすくて、我々のように葬儀に関してあまり知識のない世代にはとても適したサービスだと感じています。
私からひとつ提案させてもらうとしたら、会場を検索する際、バリアフリーの施設かどうかわかるようなマークが検索結果に出るようにしてほしいですね。今回葬儀の一連の流れを経験する中で、トイレはバリアフリーの方がご年配の方も来やすくなるなと実感したので。
とはいえ、サービス全体をとおして大変満足していますよ。この度はありがとうございました。
※一部式場ではプラン料金以外に式場利用料等が発生します。
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