すい臓がんで余命8ヶ月。突然の宣告に動揺しましたが、家族の時間を大切に過ごしました。
父は常に周囲をよく見ていて、さりげない気遣いをしてくれる人でした。普段は決して口数が多いわけではないのですが、大好きなお酒が入ると芸人さんも顔負けというくらいおもしろいことを言っては私たちを笑わせてくれて、ムードメーカーのような存在でしたね。私の娘もそんなおじいちゃんが大好き。そのあたたかい人柄とユニークな発想で、家族のみんなに愛されていました。
そんな父の死因は、すい臓がん。体の不調を訴えていたものの、病院に行くのが遅れてしまい、受診したときには余命8ヶ月ほどと言われてしまったんです。余命宣告の場には私も立ち会ったのですが、あまりの衝撃に言葉が出なかったですね。
それから父が亡くなるまでは、私も妹もできる限り実家に帰って、家族で過ごす時間をつくりました。父が好きな食事を用意して、みんなで食卓を囲んで、たわいもない話をして……。短い時間ではありましたが、できるだけのことをしてあげられたかなと思っています。
ベテラン担当者の細やかなサポートに助けられ、無駄なくスムーズに葬儀を進められました。
「小さなお葬式」のことは、私が入会している共済会の会報誌で知りました。余命宣告されたこともあり、葬儀については嫌でも意識しますから、目に留まりましたね。父が生前に「葬儀は派手なものじゃなくていい」と言っていたので、これはぴったりだなと思って見当をつけていたんです。
そして父が亡くなった日、すぐに「小さなお葬式」に電話しました。夜中のことだったのですが、電話すると1時間も経たないうちに担当の方が来てくれましたよ。
この担当の方が、本当にいい方だったんです。わからないことは丁寧に説明してくれましたし、ベテランの方で、アドバイスが本当に的確でした。例えば食事を何人分用意するか悩んだ際も、私たちの話を聞いた上で具体的に数を提案してくれたんですが、それがちょうどよくて。予定より多くの方に来ていただいたのですが、足りないこともなく、余りすぎることもなく、これには感心しましたね。その他にも、全体をとおして細やかな部分にまで配慮が行き届いていて、感謝しかありません。
お坊さんも納棺師の方も素敵な方。“人”に恵まれた葬儀になりました。
それから、寺院手配も「小さなお葬式」にお願いしたのですが、お坊さんもとてもいい方でしたよ。穏やかで優しい人柄で、法話も長すぎず短すぎず、素敵なお話を聞かせていただきました。
あと、なんといっても驚いたのが納棺師の方です。納棺の際、父が気に入っていた服を渡して着せてほしいとお願いしたんですね。そうして着替えが終わったとき、納棺師の方が私たち家族に「お父様はいつもシャツをズボンの中に入れて着ているようですが、この服は出して着た方がおしゃれなので、そのようにしました」とおっしゃったんです。確かに父はシャツをきちんとズボンにインして着るタイプだったんですが、家族の誰もそのことはお伝えしていなくて……。きっと、父と対話してくれたのだなと思いましたね。着替えからお化粧までとても丁寧に対応してくれましたし、何より父の意志が反映される形になった気がして、とてもうれしかったです。(※納棺師とラストメイクはプラン外のオプションですが、お客様のご希望でご依頼頂きました)
すべてをお任せできる安心感こそ、「小さなお葬式」の最大の魅力だと思います。
今回、葬儀について知らないことが多い中で父との別れを迎えましたが、「小さなお葬式」が何でもやってくれたので、始終安心して事を進められました。私たちのように葬儀の運営に慣れない方は多いと思いますが、そんな方たちにこそぜひ「小さなお葬式」を勧めたいですね。料金体系が明朗だったり、金額がリーズナブルだったりするのはもちろん、何より充実したサービスが魅力ですから。
担当者の方、お坊さん、納棺師の方……素敵な方たちにサポートしていただいたおかげで、満足のいくとてもいい葬儀になりました。この度は、ありがとうございました。
※一部式場ではプラン料金以外に式場利用料等が発生します。
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