「私のときは、こぢんまりでいいからね」と父の葬儀で呟いた母。その願いを叶えてくれたのが「小さなお葬式」でした。
父が興した会社を二人三脚で支え、80代半ばまで現役で過ごした働き者の母でした。しかし、徐々に認知症の症状が現れはじめ、ここ数年は施設で暮らしていたんですね。私のこともわからないほど認知症が進んでいましたが、体は元気。施設のみなさんと楽しく過ごしていたようです。
そんな母がある日嘔吐し、それがきっかけで体調を崩してしまいました。亡くなったのは、それから数日後のこと。私が母の見舞いに行った、その日の夜中に体調が急変し、そのまま息を引き取りました。
母は90歳と高齢でしたが元気だったので、葬儀について備えてはいませんでした。ただ母が生前、「私のときは、こぢんまりでいいからね」と呟いていたのは覚えていたんですよね。10年前に父を送ったときの葬儀が大変だったため、そう思うようになったみたいです。父のときは、近所の葬儀屋に頼んだのですが、相場はわからず時間もなくて。準備や費用、お寺さんの紹介など、なにもかも言われるがままでした。
そんな苦い思い出があり、また母自身が望んでいたこともあって、今回は小規模でもできるところにしてはどうかと考えました。そんなとき、以前NHKで見た「小さなお葬式」を思い出して、インターネットで調べて問い合わせたんです。
5分と待たずにあった折り返しの電話。その迅速で丁寧な対応のおかげで不安がなくなりました。
「小さなお葬式」をNHKで知ったとき「こんな小規模な葬儀ができるのだな」というのがとても印象深くて。それまで、父の葬儀も含めて“お葬式=お通夜があって、100人以上が集まるようなもの”というイメージでしたからね。母は90歳と高齢だったので、兄弟も半分くらいしか生きていません。それなら、母の希望どおり、私の家族や親族だけでこぢんまりと送ろうと決めたんです。
母が亡くなった当日は、母を引き取る時間も決まっていたので、会場だけは早く決めたくて。早朝でしたがコールセンターに連絡しました。「担当者から折り返します」の返事の後、なんと5分も経たないうちに連絡をもらったんですよ。しかも、その担当の方の対応が本当に素晴らしかった。言葉遣いは丁寧だし、こちらの希望をしっかりと聞いてくれて。ものの10分ほどで、条件に合う会場を紹介してくれました。
今思うと、折り返しの連絡が早かったこと、これがなによりの安心材料でしたね。10分、20分とかかっていたら、不安になって他を探したかもしれません。直接会うことがないインターネットのサービスだからこそ、こういった対応の一つひとつがとても大切ですよね。
遠方から参列する高齢者に配慮して選んだ、お通夜なしの「小さな一日葬」。 故人を偲ぶ、思い出深い葬儀になりました。
「小さな一日葬」を選んだのは、遠方から参列する高齢の親戚への配慮も理由の一つです。母の故郷は、広島市内から車で1時間以上かかる場所にあります。そのため、親戚はお通夜、本葬と2度も往復しなければならず……それは気の毒だなと。そこでお通夜はせず、本葬のみの一日葬を選択。お付き合いのあったお寺さんが廃業したこともあり、お坊さんの手配もせず、みんなで母の思い出を語って送る式にすることにしました。
当日は私が司会をして、孫、母の兄弟と交代で思い出を語り、親戚からも懐かしいエピソードが披露されたりして。私の仕事関係など、母を知らない人にも、その人となりを知ってもらうことができたと思います。参列者全員が母を思いながら送れるいい式になりましたね。
このような我が家らしい式を支えてくれた会館の担当者も、気配りや心遣いが素晴らしい方でした。今回の式は、本当に人に恵まれたと思っています。 インターネットで葬儀を申し込むことには、まだ不安という方もいらっしゃるでしょう。でも、「小さなお葬式」ならきっと大丈夫。私も友人に自信をもって勧めています。それくらい満足できるいいサービスだったので、ぜひもっと多くの方に知ってほしいですね。
※一部式場ではプラン料金以外に式場利用料等が発生します。
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