闘病しながらもアクティブに やれることは全てやりきりました
夫は大手ゼネコンで土木関係の仕事をしていました。転勤族で、役職定年を迎えてからもバリバリ働く程仕事が大好きな人でした。退職してようやく、30年前に建てた自宅に戻って暮らすようになったのですが、その直後に舌ガンが見つかったんです。そこから前立腺ガンや胃ガンも患いましたが、闘病しながらも、夫の趣味のゴルフをしに遠出したり、私が主導して2人で海外旅行へ行ったりして楽しんでいました。
夫は胃ガンの手術で胃を全摘出したのですが、その後も胃があったあたりが痛いと話すので検査したところ、胆管ガンがわかりました。最期は歩けず会話も食事もできない状態でしたが、病院ではなく自宅に戻ってその時を迎えることができました。自宅は和風の一軒家で、夫が好きだったリビングからは私がデザイン・夫が手入れをしていた庭が見える、こだわりの家なんです。約10年にわたる闘病生活でしたが、やれることは全てやりきったのではないかと思っています。
「葬儀は自宅でひっそりと」夫と生前から話し合っていました
うちは子どもがいないので、最初のガンがわかった時から自分たちの葬儀について話し合っていました。夫は「自分の葬儀には無駄なお金をかけず、ひっそりと去っていきたい」と話していましたが、10年前にはまだ希望が叶えられるサービスはありませんでした。ある時テレビで「小さなお葬式」のことを知り、夫の考え方に合っているなと感じたんです。
また、家を建てた時から、自宅で葬儀を執り行いたいと考えていました。インターネットでいくつか葬儀会社を調べて問い合わせをしたところ、小さなお葬式なら自宅での葬儀にも対応してくれるとのことだったので、私がここにしようと話して決めました。
夫が亡くなった時期がコロナ禍で、親族も皆高齢なことを考慮し、親族には落ち着いたら改めて偲ぶ会を開こうと話をして、私1人だけで夫を見送りました。
価格を明確に提示。細かい要望にも誠心誠意応えてくれました
小さなお葬式は、サービスと対価がハッキリしていてわかりやすいですよね。プランもある程度決まっているので一から悩む必要がなく、担当の方ともスムーズにやりとりすることができました。また、例えば「花を追加するなら何円かかります」など、1つ1つ丁寧に教えてくれて、どうするかをこちらに委ねてくれたんです。私は花の追加はしなかったのですが、無理をせず断ることができる雰囲気を作ってくれていたので安心できました。
さらに、細かいお願いにも誠意を持って対応して下さったんです。パンフレットに載っていた祭壇のお花がとても良かったので、写真の通りにできるか問い合わせたところ、花の種類は多少異なりますが色合いを同じように作って下さいました。また、夫の宗派はうちの地域では珍しく、ご住職の手配が難しいと思っていたのですが、隣の山形県のお寺からご住職を呼んで下さいました。きっと苦労して探して下さったんだと思います。大変ありがたかったです。
参列者は自分だけ。寄り添ってくれるスタッフが心の拠り所になりました
私の実家のある地域で行われていた葬儀を見る限り、喪主は打ち合わせなどで忙しそうな印象でした。しかし、小さなお葬式では内容もスムーズに決まり、あとは決められた時間に合わせての対応だったので、夫との最期の時間をゆっくり過ごすことができました。火葬場へ向かう際も少し時間があったことから、自宅の近所をゆっくりと回ってくれたんです。
小さなお葬式は価格が安いだけではなく、それ以上のサービスや心遣いがあるのが魅力です。最期は家から送ってあげたいと考えているご家族の、1つの選択肢になるのではないでしょうか。とても丁寧に自宅葬が執り行えるので、特に一戸建てに住んでいる方にぜひオススメしたいです。
※一部式場ではプラン料金以外に式場利用料等が発生します。
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