友人のような存在だった母の突然の余命宣告
母はひとりで私と妹を育ててくれました。大人になってからは離れて暮らしていましたが、何かあると電話をしたりLINEでやりとりしたりと、まるで友達みたいな関係。離れて暮らしていても、心の距離は近かったと思います。
そんな母は、肺ガンで亡くなりました。治る見込みがないという連絡を受けたときは、なぜもっと早く気づいてあげられなかったのか、大きな病院で診てもらうよう言わなかったのかと深く後悔しました。将来は孫の顔を見せたり旅行に連れて行ったり、親孝行をしたいと考えていて、時間はたくさんあると思っていたのに、もうすぐいなくなってしまうなんて信じたくありませんでした。
何ができるかを考え、都内から思い切って母がいる宇都宮に引っ越したんです。ちょうど新型コロナの感染拡大で仕事がやりにくい時期だったこともあり、母を見送るまで1年半ほど宇都宮に住んでいました。大人になってからあんなに長くそばにいたのは初めてだったから母も喜んでくれましたね。
テレビCMで知っていたので、安心してパンフレットを取り寄せられた
そばにいることで、現実を少しずつ受け入れられるようになりました。残った時間を大切に過ごしたいと思うと同時に、母が亡くなったときには喪主として、きちんとできるよう備えておかなければという意識も生まれました。
「小さなお葬式」のパンフレットを取り寄せたのはその頃です。実家は岡山ということもあり、知り合いも少なく、小規模でシンプルな葬儀にしたいと思っていました。インターネットで小規模な葬儀について調べたところ、小さなお葬式を見つけました。検索で上のほうに出てきたことと、テレビCMでも見たことがあったので、安心して連絡できましたね。
届いたパンフレットには葬儀の内容や費用が丁寧に載っていて、とてもわかりやすかったです。喪主なんて初めてなので何をどうすれば良いのか、どう振る舞えば良いのか不安でしたがパンフレットに同封されていた「喪主が必ず読む本」という小さな冊子に流れが詳しく書いてあり、未知の世界だった葬儀のことをしっかり考えることができました。
料金が明確だったから付けられた「付き添い安置」のオプション
母が亡くなったのは8月、2年半ほど入退院を繰り返し、ホスピスの入所が目前の頃でした。もちろん悲しかったですが、喪主としてきちんとしなければと、小さなお葬式に電話をしたところ、すぐにお迎えにきてくれました。妹や親戚とも相談し「小さな一日葬」をお願いしました。
最も安心できた点は、葬儀費用が明確だったことです。パンフレット記載の金額以上はかからないということだったので計算がしやすく、安心してオプションを追加することもできました。私は保険の仕事をしていたことから、お葬式で予想以上のお金を請求されたなんてトラブルもよく耳にしていました。そのため、小さなお葬式のように、すべてが明確なのはとても安心できましたね。
お坊さんの手配と母と一晩いっしょに過ごせる付き添い安置をオプションで付けたのも、明確な料金掲示がされていたからです。
付き添い安置では、広くて快適なお部屋を用意していただきました。私と妹、姪っ子や叔母たちが横たわる母を取り囲んで思い出話をしたり、髪や手、顔をなでたりしながらゆっくりお別れができました。とても価値ある大切な時間だったと思います。
もやもやした気持ちで母を送りたくない。その気持ちに応えてくれた
翌日の納棺、葬儀、火葬場への搬送まで、スタッフの方たちは常に寄り添い、細やかにサポートしてくれました。何を用意すればいいか、次は何をするのかを事前に教えてくれるので、余計なストレスがなく心穏やかにいられました。もやもやした気持ちで母を見送りたくはなかったので、とてもありがたかったです。
母の看護や見送りを通し、人生には限りがあることを実感しました。同時に母がいたから、私も妹もこの世に生を受けて今があるのだと改めて気づきました。母に与えられた命、一生懸命生きていきたいと思います。
そう思えるのも、大切な母の見送りをしっかりやりきらせてくれた小さなお葬式のおかげです。細やかなサービスに心から感謝しています。
※一部式場ではプラン料金以外に式場利用料等が発生します。
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