義母が大好きだった義父。余命宣告後も頑張った家族思いの人
義父は、とにかく義母のことが大好きな人。私の子供が幼稚園になったころに、義両親と同居を始めたのですが、そのころから認知症を患っていた義母の面倒を、私と一緒に診てくれました。
そのうち義父にも認知症の症状が出始めて、自宅での義母の介護が困難になったので、義母が施設に入ることになりました。それでも、義母のことは愛していたんだと思います。感染症が流行して、施設に入所した義母に会えなくなると「なんで会えないんだ」と無理やり会いに行くこともあって……。もちろん施設の人には怒られていましたけど、それだけ義母に会いたかったんだろうなと。
義父が施設に入居することになったときも、義母と会えなくなるのを嫌がったので、義母に施設を移ってもらって、同じ施設に入りました。施設では食事も義母と一緒にしていましたので、義父にとっては良い環境だったんだろうなと思います。
義父はもともと膀胱がんを患っており、人工膀胱で生活していましたが、2022年の1月に余命いくばくもないと医師より宣告を受けました。義父には子供が3人いて、1番上の義姉が海外生活をしています。仕事もあって、すぐには会いに行けないという状況でした。そんな中、義父は姉が落ち着いて帰国できるようになるまで、2ヶ月間、頑張って生きてくれたんです。
私の子供はフィギュアスケートをやっているのですが、元気なころは送迎もしてくれました。さすがに車を傷だらけにするようになってからは、説得して免許を返上してもらいましたが、とても家族思いの人だったと思います。
事前の準備が「まさか」の事態で予定変更。それでも困ることなく滞りなく進んだお葬式
もともと義両親自身も葬儀のことを考えていたようで、同居を始めた当初から、自分たちの葬儀のことを考えておくように言われていたんです。なので、かねてより様々な葬儀会社の資料請求はしていました。
その中で「小さなお葬式」にした理由は「気軽さ」でした。葬儀に参列してもらうにも、父の知り合いは皆高齢の方ですし、若い方もお仕事があります。感染症のこともあって、一日で終わり、価格も気軽な小さなお葬式にしようと思ったんです。
当初は「母にも葬儀に参加してもらいたい」と、施設で葬儀をしたいと思っていました。しかし義両親が入居している施設は高齢者向けの有料マンションで、義父の遺体の搬送なども含め、さまざまな状況を想定すると施設での葬儀は難しいことが分かりました。
義母の状態を考えると、環境の劇的な変化や刺激はあまり望ましくない、でも施設での葬儀はできない……。もう、義母の参加は諦めるしかないのかと悩んでいたら、小さなお葬式のスタッフさんが、自宅からそれほど離れていない葬儀場を紹介してくださったんです。
急な事態にも嫌な顔ひとつせず柔軟に対応してくださり、本当に助かりました。初めて電話をしたときから、安心させてくれる雰囲気で、相談して良かったと思います
料金の安さ、サービスの質、柔軟な対応など全てが期待以上
葬儀前は正直なところ、料金の安さも相まって「祭壇の見栄え」や「サービスの質」に懸念を抱えていたのも事実です。ですが実際は、祭壇も想像以上の見栄え。正直なところ「このお値段でこんなにいいの?」と思うほどでした。
私の出身地でもある地方の葬儀では、バタバタしている中で気が付かぬうちにいろいろと付加してしまって料金が膨らんでしまうのはよくあることなのですが、小さなお葬式には全くそれがない。提示されている料金以上の請求はありませんでした。私たちは四十九日までの繰り上げ法要もしたのですが、それでも料金が同じなのには驚きましたね。
葬儀の主体はあくまでも私たち。自分たちの希望で取捨選択ができました
葬儀中も「あれどうしよう?」「困ったな…」というときには、担当者の方が対処方法の提案をしてくれました。だけど選ぶのは私たち。押し付けることなく、選択肢があくまでもこちらにあるのは良かったですね。
例えばですが、斎場などではお弁当などをふるまうのが通例ですが、最近ではレストラン付きの斎場もあり、そこで参列者の方にお好きな料理を選んでもらうふるまい方もあるとご提案いただきました。
私の習慣にはなかったので驚きましたが、これが参列者の方には大好評。若い方は特に、決まった内容のお弁当よりも自分で好きなものを選びたいですよね。今風のスタイルのやり方に驚きつつも喜ばれたので、すごく良い選択肢になりました。
料金の部分も含めてすべて自分たちで決められるというのは、小さなお葬式だからこそだと思います。今後何かあっても、私は迷わず小さなお葬式を選択しますね。
※一部式場ではプラン料金以外に式場利用料等が発生します。
小さな一日葬をご利用されたお客様インタビュー
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