突然の訃報にパニック。すぐに葬儀社を決める必要がありました
父との思い出で印象に残っているのは、小6のとき、父に頼んで連れて行ってもらった釣り場での出来事です。私は木につまずいて大けがをしてしまいました。父はすぐに絆創膏で応急処置をして病院に連れて行ってくれたので、大事には至りませんでしたが、その日は釣果ゼロでそのまま帰宅…。それでも、私を一度も叱ることなく隣にいてくれた父のやさしさが身にしみたことを憶えています。私が友人と釣りに行くようになってからは、父はいつも「釣れなくてもいい。友達を大切にしろ」と言っていました。釣果よりも一緒に過ごす時間が大切という人でした。
そんな父が亡くなったという母からの突然の電話で、私はパニックに。父が入院していたことも知らなかったからです。父は腎臓に持病がありましたが、正月に会ったときはいつものように元気でした。1週間前に急に体調が悪化して入院し、子供たちに心配をかけまいと知らせていなかったというのです。しかも、タイミングが悪いことに、母も父が入院した数日後に緊急入院して手術を受けたばかり。入院中の母から、今日中に父を迎えに行き、葬儀の手配をするよう頼まれました。
決め手はスピード。10分で手配してくれました
父の訃報を受けたのが16時。私は動顛しながらも、まず、どうしたら今日中に父を迎えに行けるかを考えました。「葬儀社をすぐに決め、葬儀社に迎えに行ってもらうしかない。葬儀は連休中になりそうだから、親族が集まるのは困難。家族葬で見送るのが妥当」という考えに至りました。そこで、私はスマートフォンで「家族葬」と検索。1番上に「小さなお葬式」が出てきたので、まずは、フリーダイヤルに電話しました。「実家近くの葬儀社で、今日中に父を迎えに行けるところはありますか?」。オペレーターの女性が調べてくれることになり、一度電話を切りました。そのわずか10分後、折り返しの電話で見つかったことを知らせてくれました。この言葉とスピードがどれほど心強かったか。「お願いします」と即答しました。
嫌な顔ひとつせず、行政手続きまで対応してくれました
このとき、葬儀プランまでは決められなかったのですが、翌日以降に待ってくれた寛大さも決め手になりました。また、折り返しの電話を待つ10分間に口コミを調べたところ、「小さなお葬式」がNHKで紹介されていたことを知り、信頼できる葬儀サービスであることも確認していました。その6時間後、葬儀社が父のいる病院に到着。葬儀までの安置もお願いできることになり、ひと安心することができました。
とはいえ、私にとって、家族葬は参列するのも初めて。寂しい雰囲気にならないか不安がありました。葬儀社の担当者は、そんな私の気持ちに寄り添い、細かく要望を聞いてくれました。父は赤色が好きだったので赤い花をたくさん入れてもらうようリクエストし、オプションで供花を増量。棺には、父が好きだった釣り用品を入れたくて、あれはOKか、これはダメかと、思いつくたびに担当者に尋ねてしまいましたが、嫌な顔ひとつせずにひとつひとつ答えてくれました。また、実家がある八王子市で必要な行政手続きの手引書の用意や説明をしてくれたことも助かりました。地元の葬儀社を手配してもらえてよかったと思います。
祭壇を見た瞬間、良い葬儀だと確信
それでもやはり「規模の小さな葬儀は不安」という想いがありました。しかし、葬儀当日、祭壇を見た瞬間に不安は吹き飛びました。赤やピンクの花をふんだんに使った華やかな祭壇の真ん中に、父の大きな遺影。遺影は釣り場での1枚で、自然と父との釣りの思い出が蘇ってきました。色とりどりの花に囲まれた父の笑顔は、祭壇に実にマッチしていて、想像をはるかに超える出来栄えだったんです。父の教えや、父特製のスパイシーなビーフカレーの味を思い出しながら、ゆっくりと見送ることができました。
葬儀社の担当者が、退院後まもない母の隣にずっと付いていてくれた気遣いもありがたかったです。葬儀が終わると、身内が皆、私に「ありがとう」と言ってくれて、家族それぞれが満足のいく見送りができたようです。その後、49日の法要もお世話になりました。最初はパニックと不安だらけでしたが、「小さなお葬式」のおかげで乗り越えることができました。とても満足しています。
※一部式場ではプラン料金以外に式場利用料等が発生します。
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