笑顔の絶えなかった義母。夫にとっても子供たちにとっても、良き母・良き祖母でした
義母は強く、明るく、笑顔の絶えない人でした。小さなことにこだわらない、さっぱりとした性格の持ち主。仕事に一生懸命である一方、家のことをしっかりと責任強く守っていたようです。がみがみ言われることも一切なく、嫁として苦労したこともありません。とても良いお姑さんで、今でも大好きです。
また義母は、夫の良き母、私の子供たちの良き祖母でもありました。まだ娘が小さいころ、義母から孫たちに昔話をすることがあったそうです。大人になった今でも覚えているようなので、娘にとっても良い時間だったのでしょう。
義母には感謝しかありませんが、もう少しいろんな話をしてみたかったな、とも思っています。2人で旅行なども行ってみたかったですね。しかしそれでも、「嫁としてかわいがってくれてありがとう」という言葉が1番です。
アクティブで家族想い。一緒に出かけた思い出がたくさんあります
義母は、長年洋服・着物レンタルのお店で勤め上げ、仕事にとてもやりがいを感じているようでした。たまたま私の実母も着物の仕事をしていたため、母の店に義母が仕事でくることもありました。そういった点も私と義母に強いつながりがあったのかもしれないな、と感じます。
仕事以外も非常にアクティブで、晩年は公民館の編み物教室で先生をしていました。公民館の文化祭で手編みのものを販売することなどもあり、とても熱心に取り組んでいたようです。家族にカーディガンを手作りしてくれたこともあり、とてもうれしかったですね。
家族で何度か出かけたことも思い出に残っています。一緒に食事やお正月の家族旅行などを楽しみました。特に印象に残っているのは、観光列車に乗って出かけたことですね。義母と私の実母を招待し、主人も合わせて4人で楽しんだことが大きな思い出です。
義母は義父が亡くなって10年ほどひとり暮らしをしていましたが、自分の時間を楽しむ、素敵な人生を歩んでいたと思います。
決め手は「安心感」。さまざまな葬儀社を検討した上での決定でした
義母は編み物教室である先生が辞められてから、認知症が少しずつ進行していきました。そんな中、令和5年の夏に体調を崩し、急にご飯を食べなくなったのです。加齢によるものだったので入院をしたのですが、その際に肺がんも見つかりました。これを機に、葬儀社を探し始めたんです。
大きな葬儀社なども考えましたが、私は10名程度の小さくまとまった葬儀を考えていました。数社ほどの見積もりや、場所や事前の見学を行い、最も良いと思ったのが「小さなお葬式」でした。
小さなお葬式に決めた理由は「安心感」です。葬儀は急なことでよく分からず、スタッフに言われるがまま決めてしまうことが多いと思います。しかし、小さなお葬式ではそういったことは一切なく、私たちの意見や要望、話を受け入れてくれました。その安心感から「ここにしよう」と決めました。
丁寧で頼れる、不満の一切ない葬儀でした
葬儀の感想を結論から申し上げますと「まったく不満はなく、大満足」でした。必要なもの一式はすべてそろっていましたし、無理に追加を進められることもありませんでした。
なによりスタッフの方の対応が丁寧で、知識の豊富な方が担当してくださったことが大変ありがたかったです。葬儀を決めて進めていくうえでのちょっとしたアドバイス(精進落としなど)もいただけて、とても助かりました。こちらの質問には常に即答で、とても頼もしい存在だったと思います。
湯灌の実施と花を選ぶことにはこだわりたかったのですが、この2点も希望が叶いましたし、遺影も大満足。生前の義母の素敵な笑顔がそのまま映し出されている良い写真でした。また最期の死に顔がすごくきれいだったことが印象的です。全うした人生だったことが分かる表情でした。
一連の対応すべてに安心感があり、葬儀を考える知人には絶対おすすめしようと思っています。事前の見学も参考になりましたので、行っておくのが良いですね。
心置きなく逝った義母なので、この世に未練はないと思います。そんな義母を、小さなお葬式のおかげで、晴れ晴れと見送ることができました。天国から私たちの幸せを見守っていてくれれば良いですね。
※一部式場ではプラン料金以外に式場利用料等が発生します。
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