温和で心優しかった義母
義母は本当に心優しい人でした。母子家庭で、妻が幼かった頃こそ、きちんとしつけられた記憶もあるようですが、私が結婚の挨拶に行った時からはずっと温厚・温和の一言。孫である私の息子に怒る姿は一度も見たことがありませんでした。私や妻が仕事に行っているときは、愛犬のミニーを預かって積極的に世話をしてくれて。ミニーのおやつを切らさないなど、まるで人間の女の子を育てるみたいに過保護でした。
私たちは同じマンションの別の階に暮らし、毎日のように顔を合わせていたので、亡くなった今でも、ふと玄関から義母が現れるような気がして、少し寂しさを感じることもあります。手先が器用で、マンション内のコミュニティで制作していた趣味の「つるし雛」は、仲間に作り方を教えることもあったようです。収納からは義母の力作がたくさん出てきて、亡くなった後も「あの作品を展示会で飾りたい」と、仲間の皆さんが飾ってくれました。愛情深く、周囲からも愛された人でしたね。
疑問の多かった葬儀のことも、クリアに
8年ほど前に他所で執り行った父の葬儀では母が受け取った請求書を見て、「そんなにかかるの？」と、懐疑的な気持ちになった記憶があります。自分はそういった葬儀はしたくないと思っていました。義母が少し体調を崩したことをきっかけに、葬儀について真剣に考え始め、「小さなお葬式」については、妻から聞きました。
実は、妻の親戚に利用者がいて、「リーズナブルかつ十分な葬儀ができた」と聞いたんです。まだまだ義母は元気でしたが、念のため事前資料をいただきました。葬儀社に事前登録をすると、それなりの手付金とか、縛りが発生して取り消せなくなるとか、そういった不安がありましたが、実際はそんなことはありませんでした。母も生前から「葬儀は慎ましくていいからね」と希望していたので、規模や金額をみて、「これでできるなら」と思いましたね。
脳梗塞で、突然に別れの時が
年末に体調を崩した祖母は、年明けに脳梗塞で倒れました。義母は「無理な延命はしたくない」と言っていたので、駆けつけた救急隊の方にはそのように伝えました。
葬儀については、連絡してからとてもスムーズに対応いただけました。担当者も一度の対面の打ち合わせで必要なことをしっかりまとめて説明してくれて、仕事でなかなか予定を調整するのが難しい中、大変ありがたかったです。プランに含まれるものや含まれないものをはっきりと説明してくれたので、後から金額が膨らむこともありませんでした。火葬場や葬儀場は待つことも多いと聞いていましたが、最小限の日程で葬儀を行うことができました。
愛犬との最後の別れにも理解いただき、感謝です
葬儀で思い出になったのは、義母とミニーのお別れです。晩年の祖母は愛犬ミニーと二人暮らし。とても可愛がっていましたので、きっと唯一の心残りはこの子を置いていくことだったと思います。どうしても最後にミニーと顔を合わせてやりたくて。でも、葬儀場は公共の施設で動物が入ることは不可だったんです。なんとか会わせることはできないかと、担当の方に相談したところ、施設の方に掛け合っていただき、特別な対応をしていただいて最後のお別れができました。ミニーがどこまで理解できたか分かりませんが、きっと義母も喜んでくれたと思います。
私たち家族の思いを理解してくれたスタッフのみなさんには本当に感謝しています。スマートで、リーズナブルで、望みも叶えていただき、親戚一同大変満足いく葬儀ができました。もしも葬儀に悩む人がいたら、私も今後は小さなお葬式を勧めたいと思います。
今回ご利用いただいた葬儀プラン
小さな一日葬をご利用されたお客様インタビュー
どんなことでもお気軽にご相談ください
お客様サポートダイヤル
通話料無料・24時間365日
