入退院を繰り返しながらも豊かに過ごした日々でした。
現役時代はバリバリの営業マンだった主人でしたが、ここ8年くらいは、年に2~3回入退院を繰り返すようになりました。最終的には多臓器不全となったため、ゆっくり自宅で療養し、私も介護生活を送ってきたんです。
ところが「あと数年は頑張ろうね」と話していたある日の夕方、私がお風呂の準備をしていた時に急に声が聞こえなくなって……。
「妻に迷惑をかけたくないから、延命治療はしないでほしい」という主人の意向を病院から聞かされ、そのまま帰らぬ人となったのです。
テレビで知って以来、「小さなお葬式」のことは気になっていました。
心の準備もお金の準備もできてないのに……と思いましたが、ふと以前テレビで紹介されていた「小さなお葬式」を思い出したんです。
そこで、長男に「小さなお葬式」を調べて電話してもらいました。正直なところ、入院費用などの負担があって経済的にはあまり余裕がありませんでしたし、子育て世代の娘や息子に現金の負担をしてもらうのも申し訳なくて。でも、「小さなお葬式」にお願いすることで、自分の通帳の中に入っている金額でお別れができたんです。これは本当にありがたかったですね。
家族だけで静かにお別れの時間を過ごせる「小さな火葬式」を選びました。
最初は火葬式だけだと寂しいかな、お通夜もしてあげたいなという思いはありましたが、家族だけで静かに過ごせたのはとてもよかったです。
無理をして大きなお葬式をするよりも、まずは家族が静かに故人をしのび、一周忌など気持ちと生活が落ち着いたタイミングでお客様を集めて思い出話をする……というのもいいと思います。大切なのは、今、無理なくできる形を選ぶことかなと思いますね。
一般的なお葬式と比べてまったくそん色なく、丁寧に対応してくれました。
金額が従来よりもお得なので、何かチープなところがあるかもと覚悟はしていましたが、そのようなことはまったくありませんでした。スタッフの方の対応にも、大変満足しています。
お通夜はしないので、遺体は葬祭場専用の安置所にお願いして、遠方から来た子どもたちと自宅で思い出話をしながらゆっくり過ごすことができました。
形式やしきたりよりも、自分たちの思いを優先してくれたところがよかったです。
以前義母が亡くなった時の葬儀は、貯金をすべて使うほど大きなものだったんです。昔ながらの形式を重んじなければならず、お悔みの場というよりも、とにかく大変だったという感じでした。
その点今回は、最小限のこぢんまりとした形だったものの、来客に気を取られたりすることなくゆっくりと家族で送ることができました。
これからは宗教や宗派など関係なく、自分たちに合う自由な形で葬儀ができる時代なんだなと実感すると同時に、「小さなお葬式」には感謝の気持ちでいっぱいです。
小さな火葬式をご利用されたお客様インタビュー
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