先程もお話ししたとおり、親族のお葬式では痛い目にあっていますから、私も妻もお葬式についてはいろいろと検討していました。妻の希望としては、参列する親族が少なく、かつ高齢だからということで、それこそ「小さなお葬式」でいいと話していました。ただ、規模は小さくてもお坊さんの読経だけはしてほしいといっていたんですね。そこで選んだのが「小さな火葬式」です。妻の希望どおり、お坊さんの手配も依頼しました。
「小さなお葬式」はプランがシンプルでわかりやすく、そしてリーズナブルなところがいいですね。互助会ではお坊さんのお布施には80万円以上必要だといわれたのですが、「小さなお葬式」では5万5千円で済みます。
その他にも、必要のない葬儀当日の返礼品をなくすことで金銭的な負担を減らしてくれるなど、こちらに配慮した提案もしてくれました。どこに何が、いくら必要なのかもきちんと説明してくれたので、葬儀について何も知らない私でも、不安や疑問なく葬儀をあげることができましたね。

担当してくれた葬儀社さんは、手配も手慣れたもので、さすが地元で長く経営されているだけあるなという印象でした。火葬場での待ち時間に併設の喫茶室で待機することになったのですが、葬儀社さんと喫茶室の方の連携がバッチリだったので、参列者の方々も快適そうに過ごしていましたね。
また、葬儀の担当者の方だけでなく、当日来てくれたお坊さんもとても人徳のある方でした。見事な説法に、参列者一同感心してしまいましたよ。それに、とても素敵な戒名もつけていただいて…位牌の文字のレイアウトなどにも細かくアドバイスをくれるなど、とても親身になってくれたので、四十九日の法要も同じお坊さんに依頼しました。余計な心配をせずに済みますね。
あとは、永代供養の依頼もしました。自宅近くには永代供養できる場所がなかったので、今後「小さなお葬式」に期待することがあるとしたら、永代供養の選択肢をもっと多くしてほしいということでしょうか。でも、妻との思い出の場所である神楽坂でお願いすることができたので、結果的には満足しています。 今後、誰かにどこかおすすめの葬儀社はないかと聞かれたら、「小さなお葬式」だと答えると思います。この度はありがとうございました。