気持ちも体も強かった母。老衰で亡くなる直前、家族で一緒に過ごせてよかったです。
母は自分の意見をしっかりもっている、芯のある女性でした。私たち家族はその意志の強さに少々困らされることもありましたが、いつも“世間的にどうか”ではなく“自分の考え”を大切にしていたので、私のこともわりと自由に育ててくれたんですよ。うるさく言わず、やりたいことをのびのびとやらせてくれる母親でしたね。趣味もアクティブで、山歩きやサイクリングが好きだったんです。おかげで年を重ねても足腰はしっかりしていたほうだと思います。
そんな強い母が施設に入ることになった原因は、認知症でした。発症してすぐは母を引き取って一緒に暮らしたんですが、どんなに気をつけても家を抜け出して徘徊してしまうため、母の安全や家族の負担などを考えて、やむなく地元である福島の施設にお世話になることにしたんです。そうして6年ほど施設で生活し、先日老衰のために亡くなりました。亡くなる10日ほど前、主人や子どもたちも連れて母に会いに行ったんですが、あのとき家族で一緒に時間を過ごせたのは本当によかったと思っています。
NHKの番組で知った「小さなお葬式」。火葬だけのプランがあるのが魅力的でした。
「小さなお葬式」との出会いは、母が亡くなる約1年前です。NHKのテレビ番組で紹介されているのを見て、そろそろ母の葬儀のことを考えなくてはと思っていたので、まずは資料を請求しました。
金額がリーズナブルということでしたが、そのときは一般的な葬儀にかかる費用の相場がわからなかったので、金額についてはあまりピンときていなかったんですね。
それよりも、火葬だけのプランがあることに魅力を感じました。四十九日などの法要は私たちが暮らす東京で行おうと思っていたのですが、母は福島にいましたから、火葬だけは向こうで済ませなければならないなと思っていたので。パンフレットを見ると、「早割」の制度があるとのことだったので、すぐにそちらに申し込みました。
スピーディーな対応と段取りのよさに感動。安心してお任せできました。
母が亡くなって「小さなお葬式」に電話すると、「早割」を申し込んでいたこともあってか、すぐに母がいた施設の近くの葬儀場を手配してくれました。実はこのとき私は気が動転して涙が止まらず、葬儀の準備は主に娘に任せていたんですが、やはり少しでも事前に手配していてよかったと思いましたね。
電話をして間もなくスタッフの方が2人迎えに来てくれたんですが、若い方なのにとてもしっかりしていて、安心感がありましたよ。これはサービスに一貫して言えることですが、スタッフの方の段取りがよかったので、初めて喪主として身内の葬儀を行う私にとってはとてもありがたかったですね。
葬儀の内容を詰めていくにあたってはオプションの提案もありましたが、しつこく勧められることはなかったです。あくまで選択肢を提示してくれて、最終的にはこちらの意向を尊重してくれました。
想像以上のサービス内容に満足。自身の葬儀もお任せしたいくらいです。
サービス全体をとおして満足度は高いんですが、中でも印象的だったことを挙げるとすれば、“遺影”と“安置室”でしょうか。遺影は、オプションで背景をやわらかいピンクのお花にしてもらったんですが、これがとても気に入っています。それから安置室は、想像していたよりもずっと広くて立派でした。殺風景で冷たい部屋をイメージしていたので、安心しましたね。私たちが一度東京に戻っている間も、お線香を絶やさずあげてくれていて、その心遣いには本当に感謝しています。
強いて注文をつけるとすれば、一般的な葬儀の内容や相場についてもう少し説明してほしかったですね。そうすればもっとオプションも検討しやすくなったかなと。
とはいえ「小さなお葬式」に任せてよかったですし、父や自分自身の早割申し込みも前向きに検討したいと思っています。今回はありがとうございました。
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