かねてより病気がちだった母ですが、突然の別れに戸惑いました。

専業主婦だった母は、いつも家をきれいにして、家族に尽くしてくれた人でした。そんな母が乳がんを患ったのは、70代のとき。その後も肺がんも発症するなど、晩年は病気と無縁ではいられませんでした。病院の検査にも行かなくなったのは、85歳を超えたあたりでしょうか。私は離れて暮らしていたので弟に世話を任せており、母の体調管理をフォローしきれなかったのですが、恐らく年齢のこともあって、もう何があっても仕方ないと思っていたのかもしれません。
急な痛みに襲われて病院に運ばれたときは、すでに体のいたるところにがんが転移していることが発覚。医師からは「手の施しようがない」といわれました。入院することになりましたが、痛みを抑える緩和治療を受けるのみでしたね。
そんな状況だったので、入院の手続きや準備が落ち着いた頃、葬儀の手配も進めることに。加入している共済組合の福利厚生サービスに、葬儀社も複数加盟していたので、何社か資料を取り寄せることにしました。
ただ、入院してからはあっという間で、1ヶ月ほどで突然の別れが訪れました。そのとき、手元に届いていたのが「小さなお葬式」のパンフレットです。正直なところ、他社と検討する余裕がないタイミングだったので、すぐ「小さなお葬式」に連絡することにしました。

手配がとてもスピーディー。「小さな火葬式」で納得いく葬儀が実現できました。

お布施や戒名などの料金が明確で安心しました。

「小さなお葬式」は料金プランが非常に明確で、とても助かりましたね。とりわけ寺院手配サービスの「てらくる」は、とても素晴らしいプランだと思いました。うちは決まった宗教も宗派もなく、お付き合いしている寺院もありません。とはいえ、まったく供養をしないのもどうだろうかと悩み、小さなお葬式に相談。すると、いろいろな宗派の特徴を説明してくれて、それをふまえて浄土真宗を選びました。宗教にまつわる話はデリケートですけど、小さなお葬式は押しつけがましさがなく、どういうものが一般的かといったことを丁寧に教えていただけましたよ。おかげで客観的な判断ができたと思っています。
お坊さんへのお布施にしても、友人からは不満の声を聞くこともしばしば。「お気持ちだけで結構です」と言われても、結局は数百万円ほど支払ったという話も耳にしました。今回、お坊さん手配に掛かった費用は55,000円のみ。普段、寺院との付き合いがない私たちにとって、定額で読経や戒名をお任せできたのはとてもありがたかったです。
火葬式では、火葬場でお坊さんにお経をあげていただき、みんなで最後に棺に花を入れました。小さなお葬式の担当者が受付から火葬まで立ち会ってくれたので、滞りなくスムーズに式を終えることができましたし、戒名の内容も含めてとても満足しています。

四十九日の法要も依頼。父と叔父の早割も申し込みました。