亡くなる数ヶ月前まで元気だった祖母。 生前契約をしたのは“安心”のためでした。
祖母は私たち子どもにとても優しい人でした。私が小学生だった頃には、寝る前に一緒にドラマを見ていたのをよく覚えています。また、長く呉服屋を営んでいて、とても商売熱心でしたね。あとは旅行が好きで、今から50年ほど前、海外旅行があまり普及していなかった時代から、アメリカや中国などによく出かけていました。
そんな祖母が亡くなったのは105歳のとき。高齢だったのですが、亡くなる数ヶ月前に認知症が発症するまでは、昔のこともはっきりと覚えているくらい、はつらつとして精力的でした。
ただ、年齢を考えるといつもしものことが起きるかわからないということで、安心の意味も込めて生前契約をすることにしたんです。また、私の地域では、誰かが亡くなると近隣の人たちで葬儀の受付や司会を持ち回りで手伝うという風習が残っていて。必要に応じて、施主が役割分担を決めてお願いしなくてはならなかったんですね。あらかじめ葬儀の内容を決めて生前契約をすることで、近隣の方々はもちろん、私たちの負担も減らすことができました。いざというときに慌てなくて済むというのは心強かったですね。
明瞭なプランを見て、「信頼してお任せできる」と思いました。
「小さなお葬式」は、インターネットで葬儀社を探していて見つけました。選んだ最大の決め手は、プランの明瞭さ。実は5年前に別の葬儀社で父の葬儀をあげたときに、本当に必要なのかわからないオプションがいくつも付くことになり、困惑してしまった経験があるんです。肉親を亡くして憔悴しているなか、役所での手続きなどと同時進行でプランを吟味しなければならないのは難しいもの。その点「小さなお葬式」は、用意されているプランの中から選ぶだけで、必要なサービスだけを提供してもらえるのが魅力的でした。NHKで紹介されている実績も含めて、安心してお任せできると思いましたね。
家族と相談したところ、家族だけで静かに送り出すのがいいのではないかということで、今回は「小さな火葬式」を選びました。
お別れの当日は、火葬場での部屋の手配といった必要なことは私たちも気付かないうちに済ませていただけました。正直なところ、そのときはそこまで気が回らなかったので、とても助かりましたね。結果的に、非常に満足のいくかたちで祖母を送り出せたと感じています。
私たちが理想とする“残された家族が納得できる葬儀”を実現できました。
葬儀をあげるうえで重要視するものはご家庭によって違うと思いますが、私と家族にとって一番大切なのは、私たちが納得できることでした。「葬儀とはこうあるべきだ」「こうしなければならない」という形式的な部分よりも、送り出す人々の気持ちが重要だと思ったんです。
5年前の葬儀では費用が多くかかったのもそうですが、気持ちの面でも、もやもやとしたものが残ってしまいました。お金のことを気にしすぎると準備が進まないけれど、本来なら払わないでもいいお金を払っているのではないかと、どうしても気になってしまう。そんなジレンマがあったんですね。状況が状況だけに、「あまりこんなことを気にしすぎるのは不謹慎なのではないか」と悩んだのも事実です。
今回の葬儀ではそういったこともなく、例えば搬送の料金なども納得のいくものでした。口に出すのがはばかられるお金の話だからこそ、気にせずに済んだのはありがたかったです。おかげで、祖母を送り出すことだけに集中できましたね。また葬儀をあげる際には、ぜひもう一度「小さなお葬式」を利用したいです。
小さな火葬式をご利用されたお客様インタビュー
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