明るく快活だった父が一変。離婚、退職……10年以上の闘病生活でした
父との記憶を振り返って最初に思い出すのは、私が小学生のときの父の姿です。当時、父は長距離トラックの運転手をしており、平日は不在がちでした。でもその分、休日には私と1歳下の弟を公園に連れ出し、よく遊んでくれたんです。また、父はきれい好きな人だったので、掃除もお手のもの。家の中をテキパキと動く父、よく笑う父、誰とでも仲良くなってしまう父。私はそんな父が大好きでした。
結婚を機に20歳で家を出てからはほとんど連絡をとっていませんでしたが、私が22、23歳の頃、父が緊急搬送されたという一報が。聞けば、立てなくなるほどお酒を飲んで倒れたとのこと。そして、このとき初めて知ったのですが、父は母と離婚し、仕事も辞めていたのです。弟もすでに自活していたため、父は一人きりで暮らし、お酒ばかり飲んでいたようで……。
そこから、父の闘病生活がはじまりました。闘病期間は12年ほどになりますが、亡くなる一年半ほど前に咽頭ガンが見つかり、最期の3ヶ月前にガンが悪化。余命を意識せざるを得ない状況になりました。
あまり費用がかからずシンプルな葬儀を……そんな希望に応えてくれたのが「小さなお葬式」でした
父は10年以上入退院を繰り返し、最終的には看取りサポートのある高齢者住宅に入居していたため、晩年は蓄えがほとんどなく、金銭面のフォローは私がしている状態でした。そのため、お葬式はできる限りシンプルでお金がかからない方法をと考えていました。
「小さなお葬式」を知ったのは、スマホで検索したのがきっかけです。インターネット経由であることや低価格であることについて、特に不安を感じたことはありませんでしたね。ホームページに掲載されていた口コミが納得のいくものでしたし、私自身30代前半ということもあり、そもそも従来のお葬式がどういったものなのかをあまり知らなかったので。また、父は生前「骨は海にまいてほしい」と言っており、父自身が形式にとらわれない葬儀を希望していたことも大きかったですね。
父が息を引き取って「小さなお葬式」に電話をしたとき、わかりやすい言葉で簡潔に対応していただけたのは、本当にありがたかったです。
葬儀前夜、急遽お坊さんを呼ぶことに。突然のプラン変更にも気持ちよく対応してくれました
当初は、お坊さんを呼ばないスタイルのお葬式をお願いしていました。しかし、葬儀の前日に親族から「やはりお坊さんを呼んでお経を上げてもらったほうがいいのでは?」という声があがり、私はダメもとで「小さなお葬式」に電話しました。時間は23時近かったと思いますが、「大丈夫ですよ、お坊さんの手配はお任せください」と快く対応していただき、もう感謝の気持ちでいっぱいです。
また、私は喪服を持っていなかったため、黒い服でも問題ないかと聞いたとき、「喪服でなくても構いませんよ、そういったご葬儀もありますから。大切なのは弔うお気持ちです」と言ってくれたことが、とても嬉しくて。気持ちがすっと楽になりました。
「小さなお葬式」の方々は信頼できるプロフェッショナル。本当に出会えてよかったです
お電話で打ち合わせした方も、直接葬儀をサポートしてくださった方も、とても頼り甲斐がありました。料金もホームページに載っているとおりで、私たちの場合は追加の支払いも必要ありませんでしたよ。また、やりとりのなかで営業をかけられることもなく、その点についても信頼がおけましたね。
私のように、若い世代の人が葬儀を執り行うことは容易ではありません。そんなとき必要となるのが、信頼できるプロの人たち。「小さなお葬式」の方々は、知識が豊富なことはもちろん、的確なアドバイスのなかに、故人や家族の想いを大切にしてくれる心も感じられました。この方たちに任せてよかった、出会えてよかった……今改めてそう思っています。この度は、ありがとうございました。
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