周りの人に優しく接して大勢の方々に好かれ、良い友人関係にも恵まれた人生
根が優しくて年齢を問わずさまざまな人と仲良くでき、周りの方々に好かれるタイプの主人。日頃から家族への対応も温かく、良い友達にも恵まれました。亡くなる前日には、長年親しくしていた友人たちが忙しいなか、都内など遠方からも駆け付けてくれて、かけがえのない信頼関係を築いていたのだと実感しています。
主人は生前、1日おきに人工透析を受けなければならない日々が続いていました。異変が起きたのは亡くなる2週間前です。数日前から調子が悪かったものの、我慢強いためいつも通りに過ごしていました。しかし透析のための送迎車が自宅に来る数時間前に「息が苦しいから早く病院へ行きたい」と言い出し、急遽私が連れて行くことに。向かう途中の車内で意識が混濁してきて、病院の駐車場に着いた途端に意識を失ってしまいました。
病院での心臓マッサージと人工呼吸器でなんとか蘇生しましたが「うちではこれ以上は対応できないため転院してください」と言われ、紹介された病院でICUに入りました。検査をした結果、呼吸が約25分間止まっていたことで低酸素脳症に陥ったため、脳へのダメージが大きいことが判明。低体温治療をして徐々に体温を上げていくことになりました。
先生が手を尽くしてくれたものの、人工呼吸器が不可欠な状態となり、脳波のレントゲンを撮って脳死と診断されました。病院側では人工呼吸器を外せないため、延命治療を続けるか、私と義母が判断しなければなりません。2人で何度も相談したり先生や婦長さんに度々話を聞いたりしても正解がわからず、とにかく途方に暮れました。最終的には「この先ずっと心臓が動き続けても意識が戻る可能性はゼロ」と断言されたことで「2度と意思疎通できない状況でも延命治療し続けることは、主人にとって幸せなのだろうか?」と考え、義母と話し合って延命治療をやめる決断をしました。
利用経験のある方からおすすめされたので、迷わず申込みができました。
「小さなお葬式」のことは、利用経験があるという職場の方に教えてもらいました。電話で問い合わせてみると、対応してくれた方がプランなどについてわかりやすく説明してくれたので助かりました。家族会議を開いたり義母と相談したりして「主人をより良い方法で送るにはどうしたら良いか」話し合った末にプランに決定。生前から葬儀について考え始めたため、早割の会員になれたのがありがたいですね。
小さなお葬式は運営会社の拠点が大阪なので、私が住んでいる群馬県からだいぶ遠いという点では心配もありました。しかし、利用経験のある方から話を聞いていたため、お葬式の申込みをすること自体に不安はありませんでした。
1つ1つの金額が明瞭で、無理のない予算で葬儀ができ良心的です
主人が意識を失った時点で、私も義母もどん底に落とされました。葬儀のときも悲しみが深く気力を失っていたので、準備から当日のことまで細かいことは覚えていません。ただ担当スタッフの方がさまざまな場面でとても親身に対応してくれたことだけは強く印象に残っています。
例えば、葬儀に必要な用品を決めていく段階でのこと。何もわからない私にわかりやすく丁寧に説明してくださり、1つ1つ金額を明示してくれたので信頼できました。絶対に必要なもの以外はプラン外のものを強く勧められることはなく「これは必要ないですよね?」と、私たちには不要なものをできる限り省く提案もしてくれました。無理のない予算で葬儀ができるよう、料金を2~3回見直してくれるなど、とても良心的で感謝しています。
また、数年前に義父を送ったときは火葬のときに祭壇がなかったんです。でも今回は簡易ながら祭壇を設けてくれました。火葬が終わったあと「骨壺などを、せめて車まではお運びしますよ」とおっしゃってくれるなど、さまざまな場面で親切な言葉をかけていただいたのもありがたかったですね。
いつか子どもたちにも伝えたいと思えるお葬式
小さなお葬式は、親身になって相談に乗ってくれるだけでなく、スタッフの方との距離感がとても心地よかったです。家族だけで過ごしたいときなどにはベストなタイミングで退いてくれて、深く立ち入り過ぎず適度な距離感を保ってくれました。
リーズナブルな料金設定ながら、準備から火葬まで、一貫してきめ細かな気配りをしてもらえて、大満足な葬儀ができました。私がお葬式をしてもらうときにはどのような形になるかわかりませんが、子どもたちにはゆくゆく小さなお葬式のことを伝えたいと思っています。
小さな火葬式をご利用されたお客様インタビュー
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