コロナ禍で面会できない中、テレビカードの差し入れに喜んだ父
医師から父について「そろそろ覚悟をなさってください」と言われたのは、8月中頃のことです。コロナ禍で思うように面会もできず、気をもんでいましたが、父は病院で一進一退ながらも何とか普通に過ごしていたようです。
病院からの電話にはいつもドキドキしていました。でも、特に悪い知らせでもなく「お父様がテレビを観たいとおっしゃっていて、テレビカードを持ってきていただけませんか?」と言われて、よくテレビカードを差し入れていました。家族としては、好きなテレビを観ながら穏やかに過ごしてほしいと願うしかありませんでした。10月に入ってからもテレビカードを差し入れたので、「まだまだ持ちこたえてくれそう」と思っていたら、その1週間後に帰らぬ人となってしまいました。
電気工事の仕事をしていた父には子どもがたくさんいましたが、みな一般企業に就職しました。今は私だけが、電気工事の仕事をしています。ときどき仕事の話をしたことも思い出しますね。
母のときも利用した小さなお葬式。今回もお願いしたいと思った
小さなお葬式は、母の葬儀のときに知りました。母のときに葬儀を依頼したんです。きっかけは、私が個人で加入していた全国福利厚生共済会でもらったパンフレット。主人も会社で共済会に入っていましたが、そこには規模の大きな葬儀の案内しかありませんでした。身内だけで小規模な葬儀にしたいと思っていたので、リーズナブルでシンプルな小さなお葬式にお願いすることに決めました。
母のときも父と同じ「小さな火葬式」のプランでお願いしたんです。セットプランにこだわらず、ドライアイスを自宅に運んでいただくなど臨機応変な対応をしていただけたおかげで、母と2晩ゆっくりお別れすることができました。そのときの応対がとても良かったことから、兄弟たちとも相談して、父の葬儀も同じプランで行うことに決めました。
希望したことにスピーディーに丁寧に対応してくれたことに感謝
父は病院で亡くなりましたので、安置所に移されましたが、希望通りの安置所に安置していただくことができました。安置されている間も、身内が連絡を入れたら会いにいけるようにしてくださって。葬儀も10人ほどの身内が集まり、穏やかに見送ることができて、良い葬儀だったと思います。
プランの内容や予算の面でも、最初のお話と異なることはなく、安心できましたね。今回は小規模なプランでしたので、打ち合わせ回数も少なかったのですが、こちらが希望したことにはスピーディーに丁寧にご対応いただきました。
母のときとは違う箇所もありましたが、どういったことができるのかをご提案いただけたので、こちらの希望に添った葬儀ができたと感じています。
葬儀後も助かったアドバイス
葬儀後もまめに連絡をくださって、相続や供養のことなども、親切に教えていただけて本当に助かりました。これからの時代、こうしたシンプルでリーズナブルなお葬式は、ますますニーズがあると感じています。もし、シンプルな見送りをしたい人が友人や知り合いにいたら、迷わず小さなお葬式を紹介したいと思っています。
小さな火葬式をご利用されたお客様インタビュー
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