義妹に貰った、手書きのフォトブック
義妹(妻の妹)は三姉妹の末っ子でした。明るくて大らかで甘えん坊。三姉妹は一時期一緒に暮らしていたほど仲が良く、私たち夫婦が結婚することになったときも、とても喜んでくれて、大好きなお酒を飲みながら、「お姉ちゃんをよろしく!幸せにしてね」と繰り返し言っていたのが昨日のことのようです。
義妹は学生のころから、税理士になることを夢見て勉学に励んでいました。それも、体を壊しても勉強していたくらい熱心に。姉妹たちはそんな義妹の事を応援していて、義妹の夢は姉妹たちの夢になるほどでした。私も、年下ながら学生のころから夢に向かって頑張る姿を見て、義妹をとても尊敬していました。
義妹は税理士になる夢を叶えて独立。信頼も厚かったようで、顧客が途切れることはありませんでした。とても有難いことなのですが、義妹は「一人ひとりをきちんと見れなくなってしまうから、あまり会社を大きくしたくない」と言っていました。義妹はとても誠実で仕事に対しては厳しい一面もありました。その仕事に対する姿勢が、顧客が途切れない理由なのだと思います。
姪に当たる私の娘たちのことも、とてもかわいがってくれました。一緒に北海道旅行をしたときに、カメラを持ってきてくれたんです。いろんな観光名所に行って、私たちの家族写真をたくさん撮影してくれました。さらに義妹は、写真の一枚一枚に手書きでコメントを入れたフォトブックをプレゼントしてくれました。とても嬉しくて、今でも大切に保管しています。本当に家族の一員みたいで、今でも思い出すと涙が出てきます。
キャリアウーマンだった義妹との突然の別れ
そんな義妹が帰らぬ人になったのは、春のことでした。義妹は会社を経営しており、妻がその手伝いをしていました。亡くなる前日も、職場で顔を合わせて普段と変わりなく会話をしたそうです。
しかし翌朝、義妹は出社しませんでした。妻にも何の連絡もありません。不審に思った妻が様子を見に自宅に行くと、そこで倒れている妹の姿が。驚いて救急車を呼び、病院に運びましたが、その後目を覚ますことはありませんでした。仲の良かった姉妹、その姉が第一発見者となってしまいました。私はショックでどうして良いのかわからなかったです。
希望に沿った、納得できるプランを選べた
安置されている部屋に会いに行った時は、その場で涙が止まらずに時間がかかってしまうこともありましたが、その都度スタッフの方は後ろで待っていてくれました。出来る限りのお別れの時間をとってくださいました。心から感謝しています。
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