お菓子とお喋りが大好きだった母。「ひょっとしたら娘より長生きするかも」
母は、明るくお喋り好きで、食べることが好きでした。健康上の理由から後年は施設で暮らしていましたが、すごくしっかりしていて、施設の方に「ひょっとしたら娘より長生きするかもしれない」と話していたんですよ。私も「娘の私より長生きするかもしれないから、そのときはお願いしますね」なんて冗談を言っていたくらいですから。ボランティアの方にも娘や孫のことを話していたみたいで、あとから「こういうこと話してくれるんです」って聞くこともありましたね。
施設に入ったときはもう車いすだったので、旅行などの遠出は難しかったのですが、お誕生日には一緒に施設を出て、お寿司を食べに行くこともありました。甘いものも大好きで、飴やチョコレート、おかきなどのお菓子を好んで食べていました。入院中も食べられないとわかりつつ、看護婦さんに「3時のおやつは、なにかな?」と質問していたようです。私も施設に行くときは、いつもたくさんのお菓子を袋に詰めて持って行っていました。
そんな母も最後は病院から施設に戻り、看取ることになったんです。施設に帰ってからも、水を数口飲んだり、ゼリーを食べたり。ほんの少しなんですが、しっかり口を開けて美味しそうに食べていたんですよ。食べることが好きな母にとっては、きっと嬉しかったんじゃないかと思います。
以前から家族葬をイメージ。焦らずに済んだ事前申し込み
「小さなお葬式」の存在は、以前から知っていたんです。私のところは、大きな葬儀を行う感じでもなく、檀家でもなかったですから、戒名をつけたり、お坊さんを呼んだりする必要もありません。だから、インターネットかなにかで小さなお葬式さんのことを知ったとき、「家族葬がいいなぁ」と思ったんです。それで、試しに資料を取り寄せて、費用も軽減される事前申込みを選ぶことにしたんです。そのころ母はまだ元気だったのですが、いざというとき焦らなくて済んで良かったと思いました。
迅速で丁寧な対応で、母とゆっくりお別れができました
お正月明けの葬儀場や火葬場は、とても混み合っていましたが、迅速に手配してくださいました。当初予定していた施設近くの火葬場がいっぱいで、別の場所を探さなければならなくなったのですが、葬儀屋の担当者の方がとても丁寧に対応してくださいました。低価格だからどうとか、そういうこともなく。「え?」と戸惑うような応対もなく、安心してお任せすることができました。
葬儀当日は、娘家族や妹家族も含め20人くらいが参列して、葬儀場で1時間お別れができるオプションをひとつだけ追加していただきました。棺の中に母の好物だったお菓子や甘いものを入れたり、孫やひ孫が母の頬に触れたり。顔を見ながらゆっくりお別れをできたことは、すごく良かったと思っています。いざ当日になるまでは「ゆっくり挨拶もできず、火葬場に連れて行って終わりになるのかもしれない…」と心配もありましたが、そんなこともなく充分に時間をとってお別れができました。
お葬式というと、なんだかんだいろいろな料金がプラスされると聞きますが、そういうことも本当になく、お安く予算内で希望通りのお葬式をあげることができました。サービスに不満もなく葬儀場の方も親切で、本当に良かったと感じています。
小さな火葬式をご利用されたお客様インタビュー
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