女手一つで働きながらも、季節の行事や誕生日は欠かさず祝ってくれました
私が小学生のときに両親が離婚し、それからは母が一人で私たち姉妹を育ててくれました。食べていくために、とにかく働かなければいけませんから、私たちはいわゆる「鍵っ子」。姉と留守番していることが多かったですね。
忙しく働きながらもお月見のときはお団子、お彼岸にはおはぎを作ってくれたことをよく覚えています。おはぎのあんこは甘さ控えめで美味しく、いくつでも食べられました。レシピを知りたかったのですが、いつも「今度ね」と言われ、結局最後まで聞けずじまいでした。
決して裕福ではなかったものの、誕生日とクリスマスにはケーキを用意してくれて、お正月はお寿司屋さんに頼む代わりにかっぱ巻きと鉄火巻きを作ってくれましたね。運動会でもかっぱ巻きと鉄火巻きを作ってもらいました。
認知症になってもお金の計算はよくできたんです
93歳くらいから認知症が進んで一人で暮らすのが難しくなったため施設に入りましたが、それまでは何でも一人でこなしていました。80歳を過ぎても自転車に乗って通院して私たちをヒヤヒヤさせたり、庭に出て花を植えたり。「花屋に連れて行って」と言われて連れて行くと、苗をいろいろ買っていましたね。手先も器用で、和裁も洋裁もレース編みもできたんです。晩年は小物をたくさん作っていました。
認知症の症状が出てきてデイサービスに通ったり、施設に入ったりするようになると、「施設ではお風呂に入りたくない」「習字ができるところがいい」と希望をいろいろ伝えられて、施設探しは結構大変だったんです。症状が進行してもお金の計算だけはよくできて「ここのデイサービスはお菓子代が高い。別のところのほうが安い」と言われ、通う施設を変えたいと言われたこともあります。しっかり者の母でした。
資料請求のきっかけは「自分のため」でした。明朗会計で良心的な対応がありがたかったです
「小さなお葬式」はCMを見て資料を取り寄せてみました。でもそれは母ではなく自分のため。というのも、私が癌を患っていて、抗がん剤治療中なんです。余命2~3年と言われましたが、そこから5年経ちました。
そうしているうちに母が施設に入るようになったものですから「母の分も資料を取り寄せよう」と。それで割引していただきましたので、資料請求しておいてよかったです。母は花が好きだったので、棺に花を入れたいと希望を伝えて、全身を花でいっぱいにして送りました。
小さなお葬式さんは明朗会計ですし、スタッフの皆様も良心的。母の火葬が終わって自宅に戻った後、祭壇が組み立てられず、電話で伝えたらすぐにスタッフさんが来て手伝ってくれました。ありがたかったですね。
自分の葬儀もお願いすると決めています
夫を見送った14年前は別の葬儀社さんにお願いしたのですが、母の葬儀をしてみて、小さなお葬式さんのほうがずっと良かったなと思いました。小さな火葬式プランでも位牌がついて、遺影の背景合成もしてもらえて、十分な内容に満足しています。自分の葬儀もお願いする考えは変わっていませんので、子どもたちにそう伝えています。
姉にも紹介しましたし、義母も特養で暮らしており、いつ何があるか分かりませんので、資料請求して義姉に渡しました。身内は皆資料を取り寄せていると思いますよ。
小さな火葬式をご利用されたお客様インタビュー
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