「元気なおばあちゃん」だった母なので、生前に葬儀のことなどまったく考えていませんでした。

4年前に父が亡くなってから、母は実家で一人暮らしをしていました。僕と姉で順番に買い物に連れ出したり、携帯電話を持たせて平日にも連絡を取ったりしながら、こまめに様子を見ていたんです。そのときは体調に問題はなく、近所の人から見ても「元気なおばあちゃん」という感じでしたね。血圧が高めで薬を飲んではいましたが、特に大病は患っておらず……
そんな母が、心筋梗塞で亡くなってしまったんです。本当に急なことだったので、生前に葬儀のことを考えるなんて、まったくしていませんでした。

父の葬儀と比べて、明瞭会計で丁寧な説明をしてくれる「小さなお葬式」を選びました。

担当の方の気配りのおかげで立派なお葬式になり、とても感謝しています。

そうして「小さなお葬式」に決めたものの、正直なところ、質素な葬儀になってしまうのではという不安もありましたよ。でも蓋を開けてみたら、そんな心配は無用でした。この値段でこんなに立派な家族葬ができるのか、と驚きましたね。
例えば、担当の方が「女性らしい飾りつけにしましょうね」と言って、遺影を飾る背景をピンクのグラデーションにしてくれて。お花もカラフルでかわいらしいものを選んでくれました。母は花が好きだったので、棺桶の中をきれいな花で飾ることができてよかったです。親戚の方にも「立派なお葬式をあげてくれてありがとう」と言ってもらえました。
その担当の方には、最初から最後まで助けられましたね。亡くなってからお通夜当日までこまめに連絡をくれて、「お忙しいと思いますが、これだけはちゃんとやらないとだめですよ」と、しっかりサポートしてくれたんです。当日も進行について手取り足取り教えてくれて、優しさを感じる声かけもしてくれて……とても感謝しています。

電話をすればいつでも遺族目線でアドバイスをしてくれます。

無事に葬儀を終えてからは、「お葬式の後に行なうこと。」というパンフレットを読んで、法要や仏壇についても相談することにしました。電話をすればいつでも、私たちがわからないことや先々のことを丁寧に教えてくれるので、本当に助かっています。
「仏壇の処分は簡単ですが、一周忌が終わるまでは手を合わせて、それから考えましょう」など、決して押し売りはせずに、私たち遺族の目線でアドバイスをしてくれるのがありがたいですね。

ちょっとした疑問や値段についてもきちんと説明してくれるので、これからも相談したいです。