がんと闘病中でも笑顔を絶やさない気丈な父でした。

父は怒ったところを見たことがないくらい、いつも笑顔で穏やかな人でした。そんな父が虫垂ガンを患ったのは、1年前ほど前のこと。最初は盲腸だと診断されたのですが、大腸にも転移して、半年前には入退院を繰り返すようになりました。私たち家族がお見舞いに行くと、笑みを絶やさなかった父。その気丈な姿が今でも思い出されます。
医師から「覚悟してください」と告げられたのは、亡くなる3か月くらい前のこと。そこから葬儀についても考えるようになりましたが、何とか長く生きてほしいという思いが強く、積極的に探す気持ちにはなれませんでした。そんな中でも少しだけ検索したところ、「小さなお葬式」を見つけたんです。ホームページがとてもわかりやすかったので、印象に残りましたね。「お願いするならここかな」と漠然と思っていました。

他社の不明瞭な価格表示に対して、「小さなお葬式」だけは明快でした。

お坊さんの手配についても親身に相談に乗ってくれました。

お葬式に際しては、そもそも何が必要なのかわからず、コールセンターに何度か問い合わせました。例えば、父がどの宗派に属しているのか生前に話すことがなくわからなかったので、「お坊さんが本当に必要なのでしょうか？」という質問もしたと思います。お坊さんを呼んだ方がいい理由や、宗派がわからない場合の調べ方など、丁寧に詳しく教えてくれましたよ。
色々調べたら曹洞宗だったことが判明しましたが、わかったところでどこのお寺に頼むべきか判断できず……「小さなお葬式」ではお坊さん手配のサービスが用意されているということだったので、お任せすることにしました。すごく丁寧で親切なお坊さんを手配してくださったので感謝しています。

葬儀当日は予想を超える参列者数に焦るも、スピーディーに対応してくれました。

父が若い頃から望んでいた「海洋散骨」も叶えることができて満足です。

ちょうど四十九日法要を終えたところですが、現在「小さなお葬式」に依頼した「海洋散骨」を進めています。父は鎌倉生まれで釣りが趣味、海がとても好きだったんです。母と結婚してすぐの頃から、「お墓ではなくて海に遺骨を撒いてほしい」と伝えていたそうで。
「小さなお葬式」のパンフレットを取り寄せたとき、海洋散骨のプランの存在を知って申し込むことにしました。海洋の範囲もとても広くて、父が大好きだった湘南の海も含まれていたので大満足です。海洋散骨も総額5万5000円とはっきりしているので、安心してお願いできました。
「小さなお葬式」の幅広いサービスのおかげで、納骨方法についても父の意思を叶えることができて本当によかったと思っています。