怪我をしてから10日あまり。思いもよらない旅立ちの日は元日でした。
義父は土木関係の仕事をしており、亡くなる直前まで現役で元気に働いていました。しかし12月22日の仕事中に屋根から落下してしまい、全身に重傷を負ってしまったんです。
当初は命に別状はないとの診断だったのですが、持病の糖尿病との兼ね合いで治療が難しく、大晦日に容態が急変。1月1日の午前2時、急に旅立ってしまいました。 ケガをしてからお別れまで、わずか10日ほど。ケガがつきものの職業ではありましたが、親族一同まさか亡くなるとは思っていませんでしたし、もちろん葬儀の準備などは一切考えていませんでした。
費用を見据えて家族葬に。お葬式の準備中には何度もご縁を感じました。
あまりにも急なことで予算が限られていたため、話し合いの結果、家族葬にすることに。大手葬儀会社にお願いすると多額の費用がかかることは知っていたので、妹の夫がインターネットでもっと私たちの希望に合うところはないかと検索してくれて、探し当てたのが「小さなお葬式」でした。普段からインターネットはよく利用するので、インターネットだから不安などということは特にありませんでしたね。
そうして「小さなお葬式」で葬儀会場を探し始めたのですが、本当にご縁に恵まれていたんですよ。ある葬儀会場に問い合わせてみたんですが、なんと経営者の方が父の知り合いだったんです!そして会場が決まると、次は病院から会場へ義父を運んでくれた車の運転手さんまで、義父の知り合い。「小さなお葬式」を選んで正解だったなと思いました。
昔ながらの慣例は大切にしつつ、私たち家族に合う形の葬儀にできました。
義父は1月1日に亡くなったので、葬儀会場や火葬場が開いているのか心配だったのですが、会場や火葬場、菩提寺のご住職の都合も無事につき……2日に通夜、3日が葬儀というスケジュールを組めました。実は実家の周辺は“近江商人”の地域で、昔ながらのお葬式の慣例が色濃く残っているんです。お墓や仏壇もとても大切にしていて、正月3が日に亡くなっても密葬の風習はありません。そんな地域にも「小さなお葬式」が対応していたとは、驚きましたね。
葬儀には遠方から叔父も来てくれて、伯母、妹、私と親族4人で、昔のお葬式を思い出しながら役割分担しました。久しぶりに親族が一体になった機会だったと思います。とはいえ予算の都合もあるので、「小さなお葬式」の担当の方に、今主流になっているお葬式のやり方を丁寧に教えてもらいつつ、私たち家族にとってベストな方法を選んでいきました。義父も祖母の葬儀のときには、昔ながらのお葬式の慣例を踏襲しながらも、時代にそぐわない風習は行わない選択をしていましたからね。
今回の葬儀を経て、伝統文化を大切にしつつも、現代の事情を踏まえた上でお葬式や供養のあり方を考える必要性を改めて感じました。その意味で「小さなお葬式」は、私にひとつの選択肢を与えてくれたと思っています。
葬儀は追加料金もなく無事に終了。不測の事態に備え、早割に申し込みました。
葬儀には結果的に50名ほどの方々が参列してくださいました。「小さな家族葬」の定員を超えており、費用面が気になったのですが、元々香典をお断りしていたので追加費用は発生せず、「小さな家族葬」から別のプランに変更する必要もありませんでした。総額はちゃんとWEBサイトの記載の通りでしたよ。
今回義父との別れを経験して、不測の事態はいつ起こるかわからないということを思い知りました。そして何ごとにも早めの準備が大切と思い至り、さっそく「小さなお葬式」の早割を2口申し込んでいます。大切な人との別れはなるべく遠くあってほしいものですが、もしその日がきてしまったときは、また「小さなお葬式」にお願いしたいですね。
※一部式場ではプラン料金以外に式場利用料等が発生します。
小さな家族葬をご利用されたお客様インタビュー
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