すでに「小さなお葬式」に依頼したことがあったので、事前に不安を感じることはありませんでしたね。以前のお葬式で、対応のよさに感心していましたから。
今回の妻のお葬式に関しても、参列者の方々から口々に「いいお葬式だったね」といってもらえましたよ。私の妻は、30歳という若さで亡くなってしまいました。30歳のお葬式というと、どうしてもすごく悲しいものになってしまうじゃないですか。それでも「いいお葬式」といってもらえたのは、心あるスタッフの方たちが担当してくれたからだと思います。
スタッフのみなさんは、こちらの希望すること以上の対応をしてくれましたね。通夜の後も妻に付き添っていたいといったら、それができる斎場を探してくれたんです。あれをやりたい、これはやりたくないという希望はすべて叶えてくれました。アフターフォローも完璧で、即日返しの残りを引き取ってほしいと言ったら、その日のうちに引き取りに来てくれましたよ。
お金に関しても、何回も見積もりをつくり直してくれて、納得がいくまで説明してくれました。人数によって料金が変わってしまう食事や即日返し、プランに含まれないものについての説明は、特にしっかりしてくれましたね。何より、こちらの負担を減らすための提案もしてくれたことがうれしかったですね。

お坊さんの手配も依頼したのですが、本当に素晴らしい方でした。生前タバコを吸っていた妻のために、線香の代わりにタバコを立ててくれるなど、いろいろな心配りをしてくれたんです。
それから、絶対に忘れられないエピソードがあります。告別式の前、お坊さんは妻の友人たちと妻が大好きだったテーマパークのジャズのショーの話をされていたんです。このときは何気ない会話だと思っていたのですが……なんと告別式と繰り上げ初七日の間、12時20分になるとお坊さんが「奥さまが好きだったテーマパークのショーが始まる時間です。この世で最後に、ショーの音楽を聞いてもらいましょう」と自分のスマートフォンで音楽を流してくれたんです。もう参列者みんな号泣でしたよ。
戒名も妻にぴったりの素敵なものをいただいて、本当に満足しています。四十九日も同じお坊さんに依頼し、機会があれば、そのお坊さんのお寺のお墓を見に行く約束までしました。本当にご縁あってこそのことだと思います。 お葬式って、どうしても一般の人にはよくわからない部分が多いじゃないですか。正直にいうと、疑っちゃう部分があると思うんです。でも「小さなお葬式」は、お金やプランについてきちんと説明をしてくれるので、そういった疑念はまったくもちませんでしたね。
参列者の方々からも不満の声は一切なくて、本当に懐の深い、いいお葬式をしてもらいました。お世辞でなく、パーフェクトだったと思っています。