祖母をどんな風に見送りたいかを家族で話し合い、「小さなお葬式」に出会いました。
今から2年ほど前、闘病中の母が急逝しました。事前にまったく準備をしていなかったので、葬儀の流れ、費用などについて何もわからず……とても困ったんですね。そのため、近隣の方に地元の葬儀社を紹介していただき、すべてお任せする形で葬儀を行うことに。その葬儀社からは、明確な費用は教えてもらえず、家族の希望を聞かれることもありませんでした。
終わってふたを開けてみると、後悔だらけ。何となく断れない雰囲気の中「大した費用はかからないから」と言われて承諾した複数のオプションが、想像していたよりはるかに高額だったことには驚きましたね。そして何よりも“本当に必要なこと、不要なこと”がわからない不安の中でさまざまな手配に追われ、母を心から悼むゆとりのない葬儀だったことが悔やまれました。
母の葬儀当時、祖母はすでに90才を越えていたので、こうした反省をふまえて親族で祖母の最期について話し合ったんです。どんな葬儀にして、何をしてあげたいのかを明確にし、その考えをふまえて「小さなお葬式」に資料請求しました。
事前に準備をしていた安心感があったからこそ、心から祖母を悼むことができました。
当時祖母はまだ元気でしたから、葬儀について事前に手配をするのは、亡くなる前から構えて待つようで心苦しく感じた部分もありました。でも今では、事前に準備をしていて本当によかったと思っています。
祖母が亡くなったのは1月1日の夜のこと。元旦だったにも関わらず、落ち着いて祖母を見送ることができたのは、事前に「小さなお葬式」の「早割」に登録していたからです。何かあったときには電話1本でかけつけてもらえるという大きな安心感が、“心のおまもり”になっていたと思います。
祖母の最期は、あっぱれなものでしたよ。80代後半までは自宅で元気に過ごし、最後まで記憶もしっかりしていました。周囲の人にいつも感謝ができる優しいおばあちゃんで、みんなに愛された人でしたね。
体調を崩して介護施設から病院に搬送された後も一命を取り留め、亡くなる30分前まで看護師さんと談笑していたそうです。たわいもない話の後に「ハァ、お世話になりました」と唐突に言うので、看護師さんは不思議に思いつつも「他の病室を巡回してくるね」と言って病室を出て、30分後に戻った時には眠るように息を引き取っていたそうです。
誠実で心あるプランナーさんに支えられ、納得のいく葬儀ができました。
「小さなお葬式」では、何にどれだけお金がかかるかが事前に明確になっているので、余計な心配をすることなく安心してお任せができました。ちなみにかかった費用の総額は、母の葬儀費用の1/3程度でしたね。 担当してくれたプランナーさんは本当にいい方で、私たち家族の気持ちに寄り添ってくれたんです。家族の意向が最優先で、オプションを無理に勧められることもありませんでした。そして、プランナーさんも泣いてくださったんですね。私たちと一緒に涙を流してくださったこと、本当にうれしかったです。
また、祖母のためにメロンを用意してくれたのには感激しました。祖母はメロンが好物だったのでお供えしてあげたかったのですが、何しろ正月なので、手に入れられなくて……。残念だったね、まあ仕方ないね、と家族で言い合っていました。そうしたら、なんとプランナーさんがメロンを持ってきてくださったんです!父がプランナーさんとの雑談のなかで、何気なく祖母がメロン好きだったという話をしていたらしいんですね。用意するのはきっと大変だったろうと思います。
お葬式を終えた今、振り返って思うことは、仏さまの体のあるうちにゆっくりとしたお別れのときを共に過ごすことの大切さです。母の葬儀では悲しむ暇もなく、ゆっくり顔を見てお別れする心の余裕もなかったですが、今回は心のゆとりをもって祖母を見送ることができました。親戚にも「いいお葬式だったね」と言ってもらえて、本当に頼んでよかったなと思っています。
そのためには、やはり事前の準備が重要です。前もってできることをしておくことで、「こういうことはやってあげたい」という希望を叶えられる。悔いのない、その人らしいお葬式で見送ってあげることができると思います。
※一部式場ではプラン料金以外に式場利用料等が発生します。
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