15年の介護生活。母の手から伝わる「ありがとう」で報われました
主人の母は農家で、元気なころは草むしりなども日々こなす位動けていました。でも軽い脳梗塞を繰り返し発症し、15年程前から介護が必要になったんです。主人の姉や妹もいましたが、一番近くに住んでいたことから主に私が母の面倒を看ていて、一時自宅に呼び寄せて介護していたこともありました。母が4年前に地元・登米市の老人ホームに入所すると、姉や妹も定期的に会いにきて、たまに食事などで一緒に外出する機会も持てました。最期に良い思い出を作ることができましたね。
2021年2月ごろ、ホームから看取り介護に移行すると言われました。コロナで会いに行けない時期もありましたが、電話での面会などを続けていました。でも次第に弱っていって、亡くなる2週間程前には食事が喉を通らなくなり、亡くなる2・3日前には呼吸も浅く、意識をなくすこともある状態になりました。寝たままで喋ることもできませんでしたが、母は私の手を握って離さなかったんです。今までありがとうと伝えてくれたのかなと感じて、何も言わなくても報われたような気がしました。
「母を本当に思ってくれる人だけで葬儀を」姉や妹と話し合いました
看取り介護と言われた段階から、本格的に葬儀のことを考え始めました。約20年前に主人の父が亡くなったのですが、その際は隣組などの兼ね合いがあり、葬儀のことを自分達で決めることができませんでした。田舎なので、隣組はその家族まで、1週間毎晩故人の家に集まって食事を食べていったり、葬儀の際は火葬場まで行かないといけなかったりで、みんなが大変なんです。その経験もあり、私は「母のことを本当に思ってくれている人だけで葬儀を行いたい」と考えていて、姉や妹達と話し合いました。
妹の義父が亡くなった時、こぢんまりと葬儀を行ったんです。それを見てインターネットで調べて辿り着いたのが、小さなお葬式でした。コロナもありましたし最期は身内だけで送りたいとの思いから、いよいよ危ないかもしれないというタイミングで早割での利用を決めました。喪主は初めての経験だったのですが、申し込んだ段階から担当者が丁寧にやることを教えて下さり安心できました。
近隣斎場を迅速に手配。母の好きな花と共に、最期の時間をゆっくり過ごせました
母が亡くなってすぐ連絡を入れましたが、友引などが重なって登米市の斎場が全て埋まっていたんです。でも、断られてから15分位で、担当の方が隣の石巻市の斎場を見つけて下さいました。それに伴いプランを変更したのですが、料金や段取りなどをしっかりと説明し、不安がないよう対応してくれました。
母は花が好きだったことを担当の方に相談したところ、一般的な葬儀で使う種類ではない花を使って、斎場の祭壇をパステル調で華やかなものにして下さいました。また、祭壇に合わせて遺影のフレームをピンクにしましたが、身内だけですから気にせずできますよね。さらに、葬儀会場と控室が繋がっていて、参列者も控室で1日過ごすことができたため、祭壇と控室を行ったり来たりしながら母との最期の時間をゆっくり過ごせたのもありがたかったです。
きめ細かなアフターフォローも。価格以上の価値がある葬儀ができました
小さなお葬式は、段取りの説明からアフターフォローまで丁寧でした。「菩提寺さんの意向を聞かないと葬儀が進まない」と事前に教えていただけたことで対応できましたし、喪主としての振舞い方もイチから聞くことができました。また、花や香典などは受け付けないと決めましたが、それでもいただいてしまった際の香典返しも確保して下さったり、ハガキも全て手配してくれたりと、葬儀に関連するものについても先回りして動いて下さいました。さらに、葬儀の後も何度か電話をかけてきて下さったので、位牌や相続関係の手続きについても伺うことができたんです。自社のサービスを無理に押し付けるようなこともなかったので、安心してお話しできました。
小さなお葬式で行った葬儀には、価格以上の価値があったと感じています。思う存分悲しめるし話もできて、葬儀だけど笑顔でいられました。また、今回の葬儀が自分達の葬儀のあり方を考えるきっかけにもなりました。小さなお葬式に頼んだおかげで身内の希望も聞けたし、みんなが満足する葬儀ができたと思っています。
※一部式場ではプラン料金以外に式場利用料等が発生します。
小さな家族葬をご利用されたお客様インタビュー
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