JAによる葬儀の費用は?特徴や注意点、一般の葬儀費用との比較も解説

JAによる葬儀の費用は?特徴や注意点、一般の葬儀費用との比較も解説

「JAによる葬儀費用はいくらだろう」「JA葬祭は他の葬儀と比べて安いのだろうか」「どんな特徴や違いがあるのか知りたい」などの疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

JA葬祭は、JAによって行われている葬儀です。費用が安いことや全国の式場を利用できることなどが、特徴とされています。

実際に、平均的な葬儀費用と比べるとどれくらいの金額なのか、気になる方は多いでしょう。本記事では、JA葬祭の概要や平均的な葬儀費用との比較、特徴や注意点までご紹介します。

【※注意】小さなお葬式ではJA葬祭・互助会と提携したサービスはおこなっておりません。

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JA葬祭の概要

そもそもJA葬祭はどのようなものなのか、概要をご紹介します。

まず、JAは農業協同組合のことで、農協とも呼ばれる組合です。農業に関わる人がより豊かに暮らせるよう、様々なサービスを全国で展開しています。そのサービスのうちの一つがJA葬祭です。

JA葬祭は、組合員に向けてJAが運営していることから、一般的な葬儀よりも費用を抑えられる可能性があります。地域によってサービスや葬儀費用は変わるので、JA葬祭を行う際はあらかじめ内容の確認を行いましょう。

また、組合員でなくても利用できるので、費用を抑えたい方などにおすすめの葬儀です。

JA葬祭の葬儀費用

それでは、JA葬祭の葬儀費用についてご紹介していきます。JA葬祭で一般的な葬儀を行う際、費用が決まっているわけではありません。

葬儀社のようなプランや明確な費用があるわけではなく、地域によって受けられるサービスや値段が大きく変わります。また、JAの中でも地域によっては葬儀費用を公開していない場所もあるので注意が必要です。

葬儀費用は決まっていないものの、公開されている地域の価格についてご紹介します。

JA新みやぎ緑の葬祭では約56万円〜、JAライフサービス越後中央愛のプランは約45万円、JA新潟みらいグループ組合員用プランは約75万円で葬儀が行えます。

一般の葬儀費用との比較

基本的には、JA葬祭は一般的な葬儀に比べて、費用を抑えられる傾向にあります。しかし、一般的な葬儀をJAで行う際にかかる費用は、地域やプランによって大きく変わるので、一概に安くなるとは言えません。

平均的な葬儀費用と比べると実際にどれくらい変わるのかを比較するために、こちらでは4つの葬儀形式とそれぞれの費用についてご紹介します。

一般葬の費用【約100万円~200万円】

一般葬とは、通夜や葬儀、告別式などを行う、いわゆる一般的な葬式です。費用の目安は、合計で約100万円~200万円です。しかし、地域や葬儀規模の大きさや参列者の数によっても前後します。

食事や装飾品などにこだわると金額が高くなり、細かい部分を意識すると費用をコントロールできるでしょう。

一般葬では、親族のみならず、会社の方や知人・友人など、故人と関係のあった多くの人などが参列します。

豪華な葬儀にしたり、大きな会場を使用したりすると、費用はふくらみます。

家族葬の費用【約80万円~150万円】

家族葬とは、基本的に家族・親族のみを集めて行う葬式となります。

費用の目安は、合計で約80万円~150万円です。一般葬と同様に、葬儀の規模や参列者の数などによって、値段は変わります。

親族だけでなく、故人と親しかった友人・知人が参列する場合もありますが、参列者が少ない傾向にあるため、一般葬と比べると価格は抑えられるでしょう。

しかし、参列者が少ないからと言って、葬儀を豪華にして飲食物にこだわると、費用は高くなります。

家族葬を行うときの注意として、周囲の理解を得られない可能性があることを覚えておきましょう。故人と関係があった人が、葬式に参列できないことに不快感を示す場合もあります。

あらかじめ、理由や経緯を説明しておくと理解してもらえます。

一日葬の費用【約60万円~140万円】

一日葬とは、その名の通り一日で終わる葬儀のことで、内容としては葬儀と告別式のみを行います。

費用の目安は、約60万円~140万円です。一日葬では、葬儀と告別式のみの費用で済むので、費用を抑えられるのがメリットです。

また、遠方からくる遺族や高齢な参列者が多い場合は、時間的拘束が短い分負担を軽くできます。故人の知人・友人が高齢の方が多い場合は特に、安心して式を行えます。

他にも、遺族を含めた参列者が、日程調整をしやすいため、一日葬を行う方も増えているのです。

直葬・火葬の費用【約20万円~40万円】

直葬とは、火葬のみの葬式で葬儀や告別式なども行いません

費用の目安は、約20万円~40万円です。費用をもっとも安く抑えられる葬式で、経済的に厳しい方に選ばれます。また、参列者が少数の家族しかいない場合や、宗教観の変化などから、直葬を行う方も増えてきているのです。

しかし、通夜・告別式を行わないため、周囲から理解を得られない可能性もあります。また、故人が亡くなってから24時間は法律上火葬を行えません。自宅か遺体安置室など、遺体を安置する場所が必要です。

JA葬祭の特徴

一般葬や家族葬などを行う場合、JA葬祭は平均的な葬儀費用と比べると安く済む傾向にあります。

しかし、JA葬祭を行うメリットや特徴は、費用が安いだけではありません。他にも、様々な宗教に対応していることや、全国の式場を利用できるなど、JA葬祭ならではの特徴が存在します。

こちらでは、4つの特徴についてそれぞれご紹介していきます。

1. 通常の葬儀より安い可能性がある

一つ目の特徴は、通常の葬儀より安い可能性があることです。4つの葬儀形式の平均的な費用などをご紹介して比較をしましたが、JA葬祭は比較的安価に葬儀を行えます

JAが組合員のために奉仕的な活動の意味も踏まえて行っているため、費用が抑えやすいです。しかし、地域やプランによっては費用が変わり、他の葬儀社を利用した方が安い場合もあります。また、葬儀の形式を変えると余計な出費が抑えられ、費用が安くなる可能性もあるでしょう。

葬儀費用で悩んでいる方は、いくつもの葬儀社から見積りをもらうことで、費用を比較検討できます。

2. 様々な宗教の葬儀に対応している

二つ目の特徴は、様々な宗教と葬儀に対応していることです。葬儀は宗教や宗派によって、形式や必要なものなどが大きく変わります。

そのため、葬儀社によって葬儀が行える宗派に違いがあるため、トラブルが起こる場合も考えられます。

しかし、JA葬祭では、仏式・神式・キリスト教式・無宗教葬など、幅広い宗教や宗派に対応しているのが特徴です。

また、葬儀形式についても、一般葬だけではなく家族葬などを行える地域もあるので、自由度が高く遺族にとって最適な選択を行えます。

3. 全国の式場を利用できる

三つ目の特徴は、全国の式場を利用できることです。JAは、全国で様々なサービスを展開していて、日本全体にJA所有の店舗や会場などが存在します。

そのため、JA葬祭で利用する式場は、JAが所有している葬儀場であれば基本的にどこでも利用できるのが特徴です。全国にある葬儀場から、利用したい場所を選べるので、日程を決めやすいでしょう。

いきなり葬儀を行わないといけない場合に、葬儀場が空いていないとスムーズに行えません。また、安置所が確保できない場合があり、遺族に負担がかかる場合があります。

JA葬祭であれば、数多くの葬儀場から選べるので、会場が埋まっている心配はいりません

4. その他のJAによるサービスも利用できる

四つ目の特徴は、その他のJAによるサービスも利用できることです。JA葬祭を利用する場合は、それ以外のJAによるサービスと連携できる可能性もあります。他のJAによるサービスも同時に利用することで、より利便性を感じた葬儀を行える可能性があるでしょう。

具体的には、JAバンクを利用すると事前に葬儀費用を用意することも可能です。葬儀費用を定期的に貯金することで得られる特典などもあるので、費用を抑えたい方やあらかじめ準備しておきたい方におすすめです。

<関連記事>
JA共済で葬儀費用は出せる?JA葬祭の特徴も解説!

JA葬祭を行うときの注意点

JA葬祭には、葬儀費用が平均よりも安くなる可能性や様々な宗教・宗派に対応していること、全国の式場を利用できるなどの特徴があります。葬儀を行う上で多くのメリットがありますが、JA葬祭は良い部分だけではないので、注意が必要です。

こちらでは、地域によって費用が変わるなど、JA葬祭を行うときに注意したいポイントを3つご紹介します。

1. 地域によって費用や内容が違う

一つ目の注意点は、地域によって費用や内容が違うことです。JA葬祭は、地域によって費用や内容が変わるため、一概に全てのメリットが当てはまるわけではありません。

特に、費用に関しては形式や葬儀社によっては、JA葬祭の方が高い場合もあるので、あらかじめ金額を確認する必要があります。また、宗教や宗派についても対応していない場合もあるでしょう。

ホームページでは費用や葬儀についての情報を公開していない地域もあるので、気になる場合は直接問い合わせてみるのが確実です。

2. あらかじめプランの確認をする

二つ目の注意点は、あらかじめプランの確認をすることです。JA葬祭は、地域によって費用だけでなく葬儀プランも変わります。

基本的な葬儀費用は安くても、プランに充分な内容が含まれていない可能性も考えられます。

特に、葬儀形式を自分たちで考えたい場合や、宗派は宗教がある場合には、あらかじめプランの内容を確認することが大切です。

葬儀を行う前に、どんな葬儀形式を行えるのか、プランにはどのような内容が含まれているのかを確認して他の会社と比べると、最適なものを選べます。

3. 複数の葬儀社から見積りをもらう

三つ目の注意点は、複数の葬儀社から見積もりをもらうことです。前述の通り、JA葬祭は地域によって費用が違います。そのため、葬儀社によってはJA葬祭よりも安く抑えられる可能性もあるのです。

そのため、複数の葬儀社の見積りや地域ごとのJA葬祭のプランを比較することで、適切な価格の葬儀を行えます。

JA葬祭を行うときに限らず、葬儀費用を安く抑えたい場合や、自分に合ったプランを選びたいと考える場合には、複数の見積りを比較しましょう。

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まとめ

JA葬祭は平均的な葬儀費用よりも安く行える可能性や、全国の式場を利用できることなど、様々な特徴やメリットがあります。一般葬の平均的な費用と比べても、安い傾向にあるようです。

一方で、地域によって費用や内容が違うなど、あらかじめプランを確認しておかないと、思っていた葬儀が行えない可能性もあります。葬儀を行うときは、複数の会社から見積りをもらって、プランや費用を比較することが大切です。

葬儀について悩んでいる方や気になることがあれば、お気軽に小さなお葬式までご相談ください。

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監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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